味噌の威力
手作り味噌仕込み、息子と共に仕込んだ。
仕込みのバックミュージックはラップが一番。
DABABYから始まり、様々なラップソングに合わせて、私達は大豆と米麹と塩を混ぜていた。
高校生の息子は、私の手作り味噌が大の苦手。だからこそ、自分で仕込んでもらった。今後、愛着もできてきそうなもの。
今年は2回目の仕込み。
なぜ2度も??
それは、手作り味噌の威力を知ったから。
私は、毎食毎、味噌汁を食するようになってから、体調が激変したのだ。
第一はお通じ。第二はお菓子が必要でなくなり、好みが変わった。第三は睡眠が深くなった。
これは明らかに、スリム化に近づいている。
私は2018年の冬に
手作り味噌教室
に初めて行き、初めて味噌を仕込んだ。
それ以降、味噌が出来ているのか、初めての私は見るのが怖く、ワンシーズン越冬。
今年こそ!と思い、でも一人では怖く、
味噌に詳しい友人に手伝ってもらい、やっと
お味噌、開封の儀。
えー?!っていうくらい!
綺麗な赤味噌になっていた。2年寝かせたおかげで。熟成が進み、メイラード反応がよく出ていて、それはそれは見事なお味噌が出来上がっていたのだ。
食するとこれがまた、めちゃくちゃ美味しい。
以降、毎日飽きもせず、毎食味噌汁を作り続ける。のに、飽きもせず美味しい。
手作り味噌教室の先生が教えてくださった
秋月辰一郎氏という長崎県の医師の話
彼は著書 "食物と体質" の中で
"栄養学の疑問符は西洋人と日本人の食文化と風土、気候、身体の違いがあり、そして、動物実験によって、人間の栄養学が決定されているのが事実で、栄養学をそのまま鵜呑みにするのは危険で、虚弱体質の人びとには、栄養学信者が多い"と。
先生は虚弱体質だった幼少期から青年期、肉、卵、牛乳を摂っても一向によくならず、
それ以降、食を変え、結局体質を変えたのが、味噌汁だったそうである。
とても元気になられたそうだ。
この先生、実際には何をされた方かというと、
長崎に原子力爆弾が投下されたときに、爆心地から1.4キロ離れたご自身の病院で、被爆者さん達を診察された方。
原爆病に不思議と秋月先生はじめ、妻や病院で働く看護師の方はかからなかったそうで、その原因の一つに「わかめの味噌汁」があると著書にも書かれている。
秋月先生は、その頃、看護師達全てに、玄米、わかめの味噌汁、玄米食を指示されたようだ。ご自身と奥様も、この和食で乗り切ったとの事である。
ああ!なぜ知らなかった!
日本の誇るべき、保存食、味噌。
大事にします!!もっと。
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