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スピリチュアルカウンセラーの力を手に入れると天狗になってしまうナゼ

魅力的なスピリチュアルの世界だけど・・・

スピリチュアルの世界を批判しているわけではないんです。

でも、その力を過信すぎるあまり、人としての大切な何かを失っているスピリチュアルカウンセラーさんも多く見られます。

スピリチュアルな力や目に見えない世界は、多くの人々にとって魅力的なものであり、その中で得た経験や知識を共有することは、人々との繋がりや自己認識を深める素晴らしい手段となることが多いですが、なぜこのような現象が起こるのでしょうか。

自分に自信がなく生きている人ほど、スピリチュアルの力を手に入れて天狗になりやすい

まず、スピリチュアルな力や経験は、日常の生活の中では目に見えない部分に関するものであるため、それを持つと感じることで、他の人々とは異なる、特別な存在であると感じることができます。この「特別感」は、自分に自信がなく生きている人にとっては、非常に大きな魅力となります。なぜなら、彼らは日常の中で自分を特別と感じる機会が少ないからです。

自分に自信が持てない人は、常に他人と自分を比較し、自己評価が低くなりがちです。しかし、スピリチュアルな力を持つことで、自分が特別であると感じることができ、その結果として自分の価値を高めることができます。

このような状態は、一時的に自分の自信を取り戻す助けとなるかもしれませんが、その背景にある自己評価の低さは根本的には解消されていません。

このような状態で、自分のスピリチュアルな力を強調し始めると、次第に他人との比較や競争心が強くなり、人として大切なこと、たとえば他人との繋がりや共感、思いやりなどを見失ってしまう可能性が高まります。このような傲慢な態度が「天狗になる」ともなり、スピリチュアルな力を誤解した結果として生じる現象と言えるでしょう。

特別な力とは、あなたの自信を支えるためのものじゃない。人のためになるもの。

本当に自分に自信があり、本当に力がありふれ、分けることができる人が本物です。幸せとは、自分自身が満たされ、幸せが溢れているからこそ幸せのお裾分けができる余裕があるものだし、特別な力も同じです。余裕があるからこそ他人に力をお裾分けできる、結果的にお客様に喜んでいただけることが本質です。

中途半端なカウンセラーほど、ちょっとした自分の力とお客様さえも、自分の自信を保つため、自分が気持ち良くなるための道具にしてしまい、短慮な思考で人の人生を振り回してしまい、こういった方々には注意が必要です。

特に、自分に対して気持ち良くなる言葉だけを並べ、現実から逃げるようなアドバイスをするカウンセラーには気をつけたほうがいいかもしれません。

まとめ

結論として、スピリチュアルな力や経験は、人々との繋がりや自己認識を深める素晴らしい手段である一方、それを誤解し、自己評価のための手段として使ってしまうと、天狗のような傲慢な態度になってしまう可能性があります。

自分の内面と向き合い、真の自己評価を高めることが、スピリチュアルな力を正しく理解し、人としての価値を深める鍵となるでしょう。

本物と言われるカウンセラーさんは自分の長所も短所もよく理解し、さまざまな困難、苦労を乗り越えてきています。上からものを言うこともないし、他人を小馬鹿にすることもない、そして、人として生きる上で感謝を忘れず、とても穏やかで全てを包み込む人間としての器、幅も大きい方です。

中途半端なカウンセラーさんに引っ掛かり、依存することのないように気をつけていきたいですね。

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