マガジンのカバー画像

回想散文

9
個人の記憶や家族のこと 記憶を辿る事に回復のヒントがあるんじゃないかと思ってやってみてます
運営しているクリエイター

#うつ

回想散文1-8 正義感の強いこども

大学は農学部に進学した。理由は地球環境問題の解決に貢献できるような研究・就職をしようと思…

yuko
3年前
2

回想散文1-7 家に大きなクモがいて入れない

率直に言って鍵っ子はわたしには向いていなかった。7歳のわたしは誰もいない家に帰るのがこわ…

yuko
3年前
1

回想散文1-6 いつも緊張しているこども

はっきりとした時期は覚えてないがこれも小2かそこらだったと思う。 手指に水泡のようなもの…

yuko
3年前

回想散文1-5 算数ができないこども

小2までのわたしは勉強ができない子供だった。 勉強ができないというか、「概念が理解できな…

yuko
3年前

回想散文1-4 空想創造あそびが好きなこども

人見知りとはいえ、転校生のわたしにも徐々に友達ができていた。 この頃はコミュ力は無いもの…

yuko
3年前

回想散文1-3 ひとり遊びルーティーン

自然や動物が昔から好きだった。 転校先の小学校は、団地というコンクリートジャングルの中に…

yuko
3年前

回想散文1-2 団地から団地

引っ越した先はそれまで住んでいた団地のほんの隣の団地の分譲マンションだった。 色々物件を探す中でそのマンションが条件的に悪くなかったのと、親なりの子供を今までの環境から引き離すのが可哀想という気遣いあってのことだった。 母親に『前のお友達から近い方がいいよね?』的な確認をされた気がする。正直友達と離れるのは悲しかったのでうんと言った気がする。 しかし学区は変わってしまうので転校はやむなしだった。私の地元は高度成長期に団地が乱立し、開発当初は子供が沢山いたので、その狭い地域に

回想散文1-1 団地生まれ団地育ち

小2の時転校した。 引っ越して学区が変わったためだった。もともと県営住宅に住んでいたので…

yuko
3年前