鋭かったり鈍かったりする感覚
こんばんは。
突然ですが、「感覚過敏」「感覚鈍麻」という言葉をご存知でしょうか?
国立障害者リハビリテーションセンター研究所の研究員で、自閉スペクトラム症者の感覚過敏の脳内神経基盤に関する研究を行ってきた井手先生によると、
ふいに目に飛び込む教室の照明、大勢の声やスピーカーから流れるチャイムの音、体操服が肌にこすれる感触・・・こうした刺激から耐え難い不快感や痛みのような感覚さえ経験する特徴を“感覚過敏”と呼ぶ
そうです。
わたしは、昨年参加した井手先生登壇のこちらのイベントをきっかけに知りました。
そもそも、このイベントで井手先生を知りまして。温かみある声で心地よい語り口、そしてわかりやすい説明で、井手先生の講演はあっという間でした。
その後、感覚過敏・鈍麻について調べると、大人の事例で言うと、蛍光灯がチカチカした時にいち早く気付いて気になって仕方ないとか、香りに敏感で香水が苦手とか、暑い寒いの感覚が鈍くて暖かい日にコートを着てくるなどなど。
その他の事例については、こちらのサイトがわかりやすかったです。
そんな感覚の鋭さ・鈍さについて、発達障がいである方々が描いた絵画を通して、専門家がパネルディスカッションをするイベントが4/3(土)午後にオンラインで開催されるそうです。
このイベントには、井手先生の他、人間理解に関する専門家が集うそうで、とてもとても楽しみです。
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