特性によって困っている方へ①
こんばんは。桜が8部咲きくらいになりましたね。近所に桜スポットがありまして、夜はライトアップされてるのですが、儚げで美しいですね。幸せな気分になります。
さて、昨日は、綾屋紗月さん著「発達障害当事者研究」についてご紹介しました。綾屋さんがご専門としているのは「自閉スペクトラム症の当事者研究」だそうです。
この当事者研究とは
障がいや病気などの困難を抱えた本人が、似た困難をもつ仲間の力を借りながら、症状や日常生活上の苦労など、自らの困りごとについて研究する、日本固有のユニークな実践である。
ほうほう。興味深い分野ですね。
研究には及びませんが、このnoteでは、特性によって困っている方に向けて、わたしの経験談(失敗談を含めて)やオススメ情報を発信していくつもりです。あなたが楽になるための何かヒントになったら嬉しいです。
その前に、この特性や障がいについて、今のところのわたしなりの解釈を記しておこうと思います。
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【特性】
辞書→そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。
解釈→生まれ持ったもの。親(または天)から授かったもの。(ADHDやASDは脳の特性)
【性格】
辞書→ 行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。
解釈→これまでの経験によって育まれた、その人の考え方や行動のパターンや癖。
【発達障がい】
辞書→子供の発達途上において、生体の機能の一部が成熟しないでとどまっている状態
解釈→脳の特性によって、本人が困っている状態
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困ったことを起こした時、自分の特性によるものなのか、性格によるものなのか、はたまた、気分(メンタル)が落ちていて引き起こしたのか、見極める力をつけたら楽なんじゃないかな?と個人的に思っていて、こちらを書きました。
わたし自身、困りごとを起こした時に、特性によるもの(特性を誤った方向に使った感じ)だとわかった時に、楽になった覚えがあります。
見極め力があれば、特性によるものであったら対策を考えればいいし、性格だったら治せるかもしれないし(治したかったら)、気分だったら落ちているんだなと思って落ちたままでいたいか上げたいか決めればいいんじゃないかなと。
1番困るのは、他者との関係性で何かを起こした時、ただモヤモヤしているだけで(時にはオロオロしたりイライラしたりして)事態が悪化することや、同じような困り事を繰り返して嫌なループに入ることなんじゃないかなと思います。
これから、その他者との関係性で困ったことについて書いていこうと考えています。
お付き合いいただけると嬉しいです。
今日の1曲:森山直太朗さんで「さくら(独唱)」
6年前に放送したラジオの特別番組でOAした1曲。大切な方々と丁寧に作り上げたとても思い入れのある番組で、そのご縁は今も続いています。