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ハッピーマンデーって曜日固定の仕事にはつらい

3連休ですね。

しかし,私の職場は明日は平常どおりです。

ハッピーマンデーが導入されたのは,私が大学生のときで,平日に散らばっていた祝日が月曜日に移動してくるようになり,月曜日の授業の先生達が,「授業回数がないじゃないか・・・!」と焦っていたのを覚えています。学生の大半は,内心喜んでいたと思いますが。もちろん,私も大喜び。

あのときからはや20年?

ハッピーマンデーについて調べてみたところ,「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」(平成10年法律第141号)により,2000年から1月の成人の日と10月の体育の日が月曜日に移動するようになりました。

続いて,「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」(平成13年法律第59号)により,2003年から7月の海の日と9月の敬老の日が月曜日に移動するように。9月の第三週には秋分の日もあり,秋分の日が水曜日であった場合、間に挟まれた火曜日は国民の休日となるため(国民の祝日に関する法律第3条3)、9月に比較的長い連休ができやすくなったことから,シルバーウィークなんて言葉も出来ました。

内閣府の国民の祝日に関するサイトはこちらです。(こういうのを大元から調べてしまうとき,自分元公務員だなと感じます。)

ハッピーマンデー制度導入当時学生だった私は,20年経った今は大学で教員をしています。当時は無邪気に喜べたのに,休みになったら授業内容が削られてしまうなと思うようになりました。成長(笑)?でも授業の進行のことを考えなくて良いのならやっぱり休みた〜い。

現在は,文科省のお達しで,どの曜日も規定の回数(多くの大学の場合は,2期制で一学期の授業回数は15回が多いと思われます)取れるように学事歴を定めるようにとされているので,祝日が平常授業日になってしまいます。

というわけで,今日はただの日曜日を楽しむことにします。毎年,私の所属する大学では9月のこの連休中から後期スタートになります。祝日潰されて後期初回って,学生からしたら辛いだろうな (^^; 


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