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広報・PRが気になるあれこれ、答えます!

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以前に月刊誌「広報会議」にて「PRされる側からみた広報・PR」の記事を執筆したところ、「こういうことを知りたかった」「ただ前例に従ってやらせる企業広報担当者に読ませた」などたくさ…
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#取材

2020年のエイプリルフール・リリースは必要だったのか?

2020年のエイプリルフール・リリースは必要だったのか?

2020年4月1日は、昨年の同じ時期とは全く違う心持ちで迎えている人が多いと思います。得体のしれない病原体がひたひたと迫りきて、私たちが愛してやまない人が命を奪われていく。そんな時期に、「人をだまして楽しむ」というエイプリルフールは控えようというのは、世界的なムードになっていました。

しかし、残念ながらそのムードを理解できない企業は多く、エイプリルフールを使って注目を集めようという行為が行われま

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3月2日版:広報・PR各社のコロナウイルス対策 現場レポート

対応の内容について賛否はあるもの、ようやく政府が重い腰を上げました。シンガポールのほぼ完全なる封じ込めの成功や、台湾のITを活用したマスクの配布管理など、かつて「アジアの雄」と呼ばれたことにあぐらをかいてきた日本政府の出遅れ感をひしひしと感じる毎日。

広報・PRの方々はいかに世の空気を読むか、これに尽きると思います。今回はただ政府の方針に従うのは得策ではありません。現に、ただ「中止」ではなく、適

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2月19日版:広報・PR各社のコロナウイルス対策 現場レポート

新型コロナウイルスの罹患対策として、いくつものイベントや発表会、握手会など多数の人が集まるものが続々と中止になっています。

これから実施する側にとってまずは「やるべきか、中止にすべきか」という問題。そして、「決行するとしてもどうすればいいのか?」が悩ましいところ。実際、いくつかお問い合わせも受けており、取り急ぎ私の考えをまとめてみました。

1)中止のお知らせってどうすればいいの?