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その日がきた。episode2

ある時、プツンと何かが切れた。

目の前が真っ暗になってしまった。

旦那さんがお昼休みでご飯を
食べに帰ってきたとき、
いつもなら一緒に食べるのに、
その日は、「いらない。」と言い、
寝室のベットで一点を見つめるようにただ座っていた。

おかしいと思った旦那さんに、
「どうしたの?具合悪い?」と問いかけられると、

「死にたい」

死にたくて仕方がない。
涙がぼろぼろと止まらない。
死にたい死にたい死にたい。

頭の中は死ぬことでいっぱい。

旦那さんは午後からも仕事があるから
また一人になってしまう。
抱きしめてもらっても、
死ぬことしか考えられない。

か細い声で、
「大丈夫だから。仕事行ってきていいよ」
旦那さんを見送った。

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