UTUWA LABO

おもにおかもとのおもいを。 おもねらず、おもうように、おもろいことを。

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    子どもたちのこと、仲間のことを。

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お願いです、無知でいたいんです

「先生〜、江戸の初代将軍ってだれですか?」 「は?そんなんも知らんのか!?お前そんなんでよく受験生やってんな」 「へへ、すいません。で、だれスカ?」 「いえやすさんよ。徳川家康。江戸は260年くらい続いたのよー」 「へ〜。ところで何でそんな続いたの?」 「はい?」 「いやだってさ、戦国時代に始まって、ずっと争ってばっかだったじゃん?それなのに何で江戸はそんなに続いたのかなって。」 「ん・・・と、まぁ・・・いろいろあんねん!そんなんはテストに出えへんからええんや!

    • 受験?やりたきゃどうぞ。

      3月あたまに県立高校入試があって、UTUWAの子たちも何名か受験する。 そのうちの2人が、当落線上にある。 受かるか落ちるかビミョーなラインってこと。 どっちかっていうと、このままでは落ちる。 現状のやり方、努力を(今でも十分頑張っているんだけど)続けても受からなさそう、経験上そう感じた。 だから2人を呼んで、ありのまま話した。 現状では志望校に受からないこと。 おかもとは2人に志望校に行って欲しいとは1ミリも思っていないこと。 2人がどうしたいのか、その決定

      • 「○○らしく」生きる価値なし

        「冬らしい夕暮れですね」 「もっとお姉さんらしく振る舞いなさい」 とか。 「ゴキブリくらいでビビるなよ、男らしくない」 「大人らしい丁寧な発言を心がけるべきだ」 「先生らしくないことをしないでください」 とか。 おかもとは男だがゴキブリがこわい。 (と言っても、敬愛するユーチューバーのチャンネル鰐さんの動画でずいぶん苦手意識を克服したが) おかもとは(おそらく)大人に分類されるが、「大人気ない」とか「ガキすぎんだろ」と子どもたちにいつもけなされる。 おかも

        • 中学入学までにやっておきたいこと

          「中学生に上がるまでにやっておいた方がいいことって何ですか?」 ってたまに相談される。 そんなもん簡単、1つしかない。 全力で遊べや! 以上。 中学に上がったら部活やらテストやら何やらで、 自分の好きな時間がなくなるからねー、まだ中学生なのにかわいそうな話だけど。 ってまあ質問してくれるお母さんはそんな答えを求めてないっちゅうのは分かってまして。 あれっすよね、その、進学に向けた、成績を取るための何やらってね、そういうやつっすよね・・・。 まあ受験なんか早く

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          オモロいか決めるのはあんたじゃない

          茗溪受験を終えた2人が、スライムづくりにハマっている。 なぜスライム?と思われた方も多いでしょう。 実は、何を隠そう、 私にもわからん。 彼女たちは週のスケジュールを自分たちで決める。 計画だての際にこちらで助言したのは、ざっくりいうと、 中学に向けた準備すること、そして 「楽しい!」「面白い!」ことをすること。 その「面白い!」が彼女たちにとってスライムづくりだったと。 最近になって特に、 自分がオモロいと思うことに熱中する時間が、とてもとても大切だと思

          オモロいか決めるのはあんたじゃない

          久々の学校に、子どもたちは楽しそうだ。その一方で、一部の子たちが”授業の窮屈さ”に気づき始めた。「なぜ全員が同じことをしているのか?」、「なぜ先生の話を一方的に聞き続けなくてはならないのか?」…。学校疲れの主要な原因の1つは、受動を強いられる精神的疲労なのかも。

          久々の学校に、子どもたちは楽しそうだ。その一方で、一部の子たちが”授業の窮屈さ”に気づき始めた。「なぜ全員が同じことをしているのか?」、「なぜ先生の話を一方的に聞き続けなくてはならないのか?」…。学校疲れの主要な原因の1つは、受動を強いられる精神的疲労なのかも。

          「できない」のは親のせいだ。

          努力も持って生まれた才能じゃね?勉強や仕事でもスポーツでも芸術でも…。 「すげーなこいつ」っていう人がいる。 いやいや、おんなじ時間だけしか、かけてねーじゃん!それなのにどこでそんな差開いたよ!?って。 どっからどう見ても、レベチ(レベルが違う)。追いつけるわけがない、あれは同じ惑星の住人じゃない。って。 なかには、「お前が見えないところでコツコツ努力してるんだよ!」って言う人もいるだろ。たしかに、それもなくはない。なんの才能もない人間が、圧倒的努力によって成功する―

          「できない」のは親のせいだ。

          「自力」ってなんだろ?

          ずいぶん前の本で、読んだのもずいぶん前になるけど、『ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法』って本がある。 この本の主人公であり、著者でもある大川翔さんが、自らの「半生」をつづった本だ。紹介はしないけど、タイトルどおり、すげー経歴をお持ちで、孫正義育英財団の財団生に選ばれるなど、今もその才能を惜しみなく発揮されているようだ。 翔さんの優秀さとともに、この本から読み取れるのは、お父さんお母さんの、子育てに対する熱意ある向き合いだ。 「母さんの

          「自力」ってなんだろ?

          オンラインになって、子どもたちへの「分かった?」という確認のムダさが如実にあらわれている気がする。 そもそも、授業内で生徒一人ひとりの理解度を正確にはかるのはムリなのだ。

          オンラインになって、子どもたちへの「分かった?」という確認のムダさが如実にあらわれている気がする。 そもそも、授業内で生徒一人ひとりの理解度を正確にはかるのはムリなのだ。

          緊急事態宣言の解除は、今よりもはるかに大きな”格差”をもたらすことになる。人間の”いやらしさ”によって引き起こされる問題が頻発するだろう。 誰かを責めることに、過ぎたことを嘆くことに意味はない。 必要な議論は、これからをいかに生きるかだということは強調しておきたい。

          緊急事態宣言の解除は、今よりもはるかに大きな”格差”をもたらすことになる。人間の”いやらしさ”によって引き起こされる問題が頻発するだろう。 誰かを責めることに、過ぎたことを嘆くことに意味はない。 必要な議論は、これからをいかに生きるかだということは強調しておきたい。

          オンラインでいかに「ムダ」をつくるか

          誰もがとっくの昔から気付いていたと思うけれど、オンラインでのやりとりは本当に効率的だ。まさに「ムダ」がない。 学校では、動画やら添削やら、あの手この手で子どもたちに勉強させている。でも、これでうまく回り始めてしまったら…学校の先生は相当焦ると思う、「あれ、授業いらねーの?」って。 (日々試行錯誤しておられる先生もいれば、???な先生もいる。???先生はもしかしたら、自分の存在価値がなくなりかねない現実を直視したくないのかもしれない。) 僕らはそもそも自学ベースで授業とい

          オンラインでいかに「ムダ」をつくるか