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2022年9月の記事一覧

詩 これが最後の詩になります。

これが最後の詩になります。 , 暗闇 シーン1を撮り直そう YouTubeを開いて 非プレミアム会員…

雪屋双喜
1年前
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詩 ことば

私を消して貴方を色づけて 間に糸を垂れないようにぶら下げて そこをお互い見つめていれば そ…

雪屋双喜
1年前
2

詩 死んでいくために

布団に足だけを置いて スマホ片手に詩を編む ギター片手に街へ出て 会ったことない誰かを歌う…

雪屋双喜
1年前
2

詩 生きるために

食べて寝て食べて 働いて学んで寝て 愛して愛されて寝て 泣いて笑って寝る どうでもいいよう…

雪屋双喜
1年前
2

詩 南向き

前向きでも後ろ向きでもなく 南向きの生き方をしたい 季節は南から風に運ばれてくる 雨の匂い…

雪屋双喜
1年前
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詩 祝詞

おめでとう 自分の中のその人に水をあげる サボテンみたいに無口な彼はそれだけで腐ってしまう…

雪屋双喜
1年前
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詩 詳細は右下を

ページの端まで歩いてく そこには特に何もなくて がっかりしてから帰った   サイトのデザインをやった   そんなつもりで話してみた   ペンダブの値段は知ってる       ずれた思いを抱えた私を       貴方は笑って馬鹿にした       夢見るように指だけ指す           右下を俯くのは考え事だっけ           えっととあーの間に心はある           主観で見た言葉の世界を壊す それで全部だと信じる義理がどこにある 客観世界を主観でしか

詩 又三郎

このテーマは私の中で強すぎるかもしれないが。 又三郎 風が風を引っ張ってくる 口笛に背を…

雪屋双喜
1年前
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詩 絶対性理論

当たり前のことを 発見したくて 冷蔵庫の中を引っ掻いてみる 重力の歪む想像力の向こう側に …

雪屋双喜
1年前
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詩 三拍

一つ それで それだけで 満足できる 二人でありたい 二年 それも それさえも 大切に抱きし…

雪屋双喜
1年前
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詩 ショーマンシップ

怒りをもって無関心のままに わざと愛ある拍手を送ります くだらないものだけを見に来たのに …

雪屋双喜
1年前
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詩 第ニ文系っぽい月が綺麗

現代詩書きたくなったんで。 第二文系っぽい月が綺麗 風船を刺したら血が出るから 空気はき…

雪屋双喜
1年前
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詩 生きとし生ける全ての僕へ

一、 本棚の下の隙間が好きで たぶん五年くらい見つめていた 現代詩も現代小説も現代論説も …

雪屋双喜
1年前
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詩 夢見る人の丸めかた

アラームをスムーズにするなら スムーズにする前にもう一度夜の匂いを 要らないものを整理するなら 要るものだけを持ち出せばいい たけのこもきのこも食べなければ 戦争なんて言葉は知らなかった 月曜日に家から出なければ 火曜日を無為にすることを知らなかった できることなら教えてほしい どれ位の温度を保てば 私はずっと雪の中を歩いていられるの どれ位の涙を枯らせば 私はずっとこの世界で笑っていられるの 包んで仕舞って送りつけて できるだけ乱暴に扱ってください 増えた傷の