noteで出会った人と恋愛する「noteラブ」が最高すぎる

noteでやってみたいこと、それは「noteラブ」だ。noteラブとは、noteで出会った人とする恋愛を指す。今日私が勝手に作ったことばだ。

いまや2000万人が利用するnoteには、本当にたくさんの記事が投稿されて、どれもステキな記事ばかりだ。そして利用者もみな優しくてあたたかい。そんなnoteが大好きだ。だからこそ、noteで出会った人と恋愛したら本当に素敵なんじゃないか！！！？？？と思ったのだ。

いまから書くのは、25歳独身noteユーザーの妄想だ。でもきっと、日本のどこかでは同じような「noteラブ」は生まれているはず。ほんと、noteラブ最高だ。

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「このnote、なんかいいな」

あるnoteが目に留まった。そのnoteは変な書き出しだし、話がまとまってない。しかもオチもイマイチだった。スキの数も少ない。でもなぜか、そのnoteに強く惹かれた。何でだろう、すごく好きだ。これが、あの人が書いたnoteだった。

気付けば、3日に1回更新するあの人のnoteを見るのが楽しみなっていた。そして、見ているだけじゃ物足りなくて、あの人のnoteにコメントをするようになった。最初は社交辞令のような返信だけだったけど、だんだん（笑）や顔文字が使われるようになった。返事も、ほかの人より文が長い気がする。いやいや気のせいかな……。でもちゃんと、あの人は自分の存在をちゃんと知ってくれていた。「あ、これ好きだってって言ってましたね」と、私のかいたnoteの内容を覚えててくれたし、呼び方もさん付からちゃん付けになり、呼び捨てになった。私も2個上のあの人にいつの間にか敬語も使わなくなっていた。今思えば、あの時顔も知らないあの人に恋をしていた。

「あ、それ行きたいと思ってたんだよねｗ」noteである舞台について書いた時、あの人からコメントが来た。これって、チャンスかもしれない。そう思ったわたしは思い切って「じゃあ、会いませんか」と誘ってみた。

そしてコメントしてから30分、私は後悔していた。ただのnoteユーザーが会おうなんて、よく考えたら引くよね。困ってるだろうな、あの人。もう話せないのかな。それにnoteでこんなお誘いしたら、アカウント停止になったりするかも。あぁ、終わった……。絶望を味わっていた時、あの人からコメントが返ってきた。「いいよ。入り口で大きなくまのぬいぐるみ持ってる」返事きた！！しかもあえる！！！！何だか変な待ち合わせだけど、気にならないくらい本当にうれしかった。

舞台の30分前、あの人は入り口にいた。思ったより小さいくまのぬいぐるみを持って。「くまのぬいぐるみ」なんてロマンチックなことを言ったのが恥ずかしくなったのか、ぬいぐるみを隠すように持っていた。別々の席で舞台を見終わってからは、2人でカフェに行った。noteの文章と同じで、あの人の話はちぐはぐでオチがない。だけど一緒にいてすごく楽しいし、落ち着く。すごく幸せだった。

時々会うようになってから、あの人のnoteに私が出てくるようになった。最初は恋人ができたのかと思って、しばらく落ち込んだ。でもよく読むと、2人で行った遊園地や公園で見かけた子ども、居酒屋で酔っ払った私……自分では忘れるような小さな二人の思い出が書かれていた。「勝手に書かないでよー」って言ったけど、うれしくてうれしくて。それからわたしも、あの人との思い出をnoteにするようになった。2人で同じ出来事をnoteに書いちゃったときには、「マネしないでよ~ｗ」なんて2人で笑いあったっけ。

noteで出会ってから1年が過ぎた日、あの人から告白された。ふざけてばかりのあの人に似合わない、真面目な告白だった。noteで出会ったわたしたちは、付き合うようになった。

あれから長い時間が過ぎた。いろんな場所へ行って、旅行にも出かけた。たくさん話して、笑って、泣いて……noteにはとても書けないような喧嘩もした。でも、本当にどれも大切な思い出だ。

今日、わたしはあの人と結婚する。noteがなければ、出会うはずなかったあの人と。白い衣装をきたあの人が隣で笑う。「noteで出会った二人が結婚とか、面白いね」　うん、確かにおもしろい。

これからもっと、面白い未来にしていこうね

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もっと自分に文章力があれば、、、と思うくらい、頭の中では完璧な「noteラブ」が仕上がっている。でもこの拙い文章でもnoteラブのすばらしさ、伝わっただろうか。

noteラブは本当に最高だ。noteを出会い目的に使っていいか分からないけど(笑)、多分その辺のマッチングアプリより良質な出会いがあるはずだ。noteラブ、最高！！！