見出し画像

結婚式はやめない。最善を尽くして「コロナ自粛」に立ち向かう

結婚式まであと7日、コロナウイルスの勢いは止まらない。

披露宴に出席予定の2名から、欠席連絡をいただいた。理由はコロナウイルスの感染リスクを減らすため。私の結婚式は、横浜のみなとみらいで開催される。横浜と言えば、連日ニュースになっているダイヤモンドプリンセスが停泊している場所だ。あれだけニュースになればイメージも悪いし、東京にも近く人口も多い。コロナ感染リスクを減らすのであれば、欠席もやむをえない。

結婚式の延期や中止は全く検討してなかったけど、Yahoo!ニュースのコメントを見て驚いた。想像以上に、自粛による延期・中止を求める声が多いのだ。「断りづらいから、新郎新婦から中止・延期といってほしい」「感染リスクを考えて、残念だけど中止にすべき」「自分だったら中止にする」「来週結婚式だけど、正直行きたくない」などなど……。

ニュースのコメントを読めば読むほど、気持ちは沈んでいった。リスクを考慮して結婚式は中止・延期にするのが正しい判断で、結婚式をするのは誤った決断だと思えてきたからだ。出席する友人たちも、本当は行きたくないと思ってるけど、仕方なく来るのかもしれない。「中止・延期してくれないのかな」と思っているかもしれない。大切な人を不安に巻き込んでしまう申し訳なさを想像すると、すごくしんどくて辛くなった。

そんなわたしの支えになったのが、見知らぬ人の言葉だった。

実施する側が感染リスクを考えていないわけじゃない。参加者の気持ちやリスクなど諸々考慮したうえで「実施」の判断をしている。参加者が不安で欠席の意向を示せば尊重するし、来てくれるなら全力で出迎える。そんな私たちが、何も関係ないヤフコメの人々に「間違っている」と判断されてしまうのは悲しい。

だから私は、予定通り結婚式を実施する。いろんな意見があると思う。反対意見も少なくないだろう。でもどこの誰だか知らないヤフコメの意見に惑わされず、何より大切なゲストと自分のためにも、最善を尽くして結婚式を行いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?