「ネタバレしてる漫画広告」が存在する理由
今日、広告に漫画のネタバレをされた。
前に広告を見て、気になる漫画があった。面白そうだったので、思い切って電子書籍で4巻分の漫画を購入した。4巻はあっという間に読み終わり、わたしは5巻の販売を待っていた。1話ずつその漫画を買える別のアプリがあって、そこではどうやらその漫画は完結しているらしい。続きが気になって読みたかったけど、5巻が販売されるまでは待とうと決めていた。
なのに、今日不意打ちでネタバレされた。しかも漫画の広告から。
わたしは過去に何度か、その漫画のWEB広告をクリックしていた。何回か広告をクリックすると、広告として出される漫画の場面が変化する。最初は試し読みできる場面までだったのに、2巻目の冒頭シーンが登場し、さらに進んだシーンが広告に出てきた。こんなに教えちゃって大丈夫?とおもっていたら、ついに今日、おそらく最終回らしい場面が広告に出されていた……。
まだネタバレかはわからない。でも清々しい表情で空を眺めて「幸せだね」なんてつぶやくシーン、絶対ラストシーンに違いない。5巻を買おうと楽しみにしていたのに、本来ネタバレはタブーのはずの広告に暴露されてしまったのだった。。。
でも不思議なもので、私は今でも漫画の5巻が販売されるのを楽しみにしている。なぜなら広告に出された場面が本当に結末なのか分からないし、たとえ結末でもそこに至るまでの過程が気になる。いやむしろ、結末らしき場面を出されたからこそ、わたしは「続きが読みたい」「漫画を買いたい」という気持ちが強まっている。
いまやネタバレも1つの広告の手法なのだろうか……広告の罠にまんまと乗せられたわたしは、今日も元気にスマホマンガを読んでいる。
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