大阪開発拠点を発足!「オール関西」でForwardする、大阪のコミュニティや採用とは
こんにちは!広報の早川です。
2021年3月、ついにマネーフォワードは大阪開発拠点を発足しました🙌
大阪には、2015年2月に営業拠点としての関西支社を設立済みではあったのですが、開発拠点は初めてとなります。
今回は、立ち上げの経緯や今後やっていきたいことなどを、関西開発本部長の村上、大阪開発拠点の大倉、同拠点エンジニアの高島の3名に話を聞いてきましたので、その内容をお届けします!
登場人物
村上 勝俊/関西開発本部長・京都開発拠点長 エンジニア
2年前に設立した京都開発拠点は、主に『マネーフォワード クラウド会計Plus』の開発を担い、順調に成長。最近は、試行錯誤しながら新規事業へのチャレンジを楽しんでいる。
大倉 圭介/大阪開発拠点長 エンジニア
自ら手を挙げて、新しく立ち上がった大阪開発拠点の拠点長として奮闘中。最近は、3歳の子どもと一緒にテレビゲームをやることにハマっている。
高島 誠孝/大阪開発拠点 エンジニア
兵庫県西宮市から京都に通っていたが、今回の拠点立ち上げを機に、距離的に近い大阪へ異動。最近は、生まれて半年になる子どもの日々の成長を楽しんでいる。
大阪に開発拠点をオープンした背景
ー大阪開発拠点の立ち上げ、おめでとうございます!改めて、オープンの背景を教えてください。
村上:『マネーフォワード クラウドERP』の中核プロダクトである『マネーフォワード クラウド会計Plus』(以下『クラウド会計Plus』)は、おかげさまで好調に推移しているのですが、その開発拠点を京都だけが担っていくとなると、エンジニアの採用ペースが追いつかなさそうだという課題がありました。それを解決する方法として、去年の夏頃からさまざまな選択肢を検討したのですが、最終的には大倉さんが「大阪やろっかな~」と言ってくれたので、「やれやれ~」ってけしかけました(笑)。
(大阪開発拠点の立ち上げをけしかけた村上さん)
ーノリがかるいな(笑)。
村上:僕も、もともと大阪に開発拠点を出したいという想いがあり、自分がやらなきゃいけないと思っていたのですが、どうしても京都と新規事業で手一杯になってしまっていて、なかなか動けなくて…。今回、勇者が現れてよかったです!
大倉:僕、マネーフォワードのことが好きなんです(照)。誰がやるかという話になったときに、「この会社のカルチャーを広める役割を担わせてもらえるならありがたいな」と思って、今回手を挙げさせていただきました!
ーまさに勇者ですね!
大倉:大阪開発拠点の責任者を誰がやるかという話になった時に、京都以外の拠点から人を呼んでくるという選択肢も考えたのですが、大阪と京都は一緒にやっていくということが決まっていたので、京都で開発部長をしている自分が大阪の責任者をやるのが、初手として最適だと判断しました。とはいっても、ロジカルな判断というよりは、チャレンジしたい気持ち8割で手を挙げたという感じです(笑)。
(勇者の大倉さん。後ろは趣味のベース)
ー高島さんは、どのタイミングから大阪開発拠点のオープンに携わったんですか?
高島:大倉さんからチームメンバー全体に立ち上げの話を共有していただいたときに、その場で「やりたい」と手を挙げました。でもその日は少し考えて、翌日にもまた「やりたい」と手を挙げました(笑)。
ーみんな積極的ですね。京都より大阪の方が距離が近くなるので、ご家族も喜ばれましたか?
高島:そうですね、オフィスが近くなるのもメリットだと感じました。子どもも生まれたばかりなので、タイミング的にも良かったですね。
(後ろに「最近乗っていない」という自転車が見えている高島さん)
「Give it a try!」というコンセプトをオール関西で広めたい
ー大阪と京都の開発拠点は基本的に一緒にやっていくのでしょうか?
大倉:はい。大阪と京都は、コンセプトもやることも基本的に同じです。もともと京都のコンセプトだった「Give it a try!」を大阪にも採用し、京都と同じ『クラウド会計Plus』の開発を一緒にやっていく。「オール関西のワンチーム」という感じですね。違うのは場所くらいです。
ー立ち上げで苦労したことはありましたか?
大倉:うーん…それが、全然なかったんですよね。「新しいことをスタートする時って、想像を超えるような事件や、難しい交渉をしなければならない場面が発生したりするんだろうなぁ」などと覚悟していたんですが、代表の辻さんやCTOの中出さんの承認もすんなりいただき、今回オフィスをともにするグループ会社のナレッジラボや関西支社の営業メンバー、また京都開発拠点のメンバーも、みんな驚くほど協力的で、本当にスムーズに進みました。
ーすごいですね。
ただ拠点コンセプトについては、大阪開発拠点の独自色を出していくのか、「オール関西」でやっていくのか悩みましたね。最終的には、京都と同じプロダクトを開発していくことを踏まえ、また僕自身も大好きな京都のコンセプトを広げていきたいという気持ちもあり、ムリに独自路線を進まなくてもよいだろうと判断しました。このあたりは、村上さんや高島さんともかなり相談しましたね。
高島:僕も大倉さんと同じく、京都のコンセプトが好きなんですよ。今回の異動時に、唯一悩んだのが「京都と違うコンセプトになってしまったらどうしよう」でした。結果的に「オール関西」でやっていくことになったので、よかったです。
ー京都のコンセプト、大人気!村上さんのおかげですね。
(京都のコンセプトが大人気ではしゃぐ村上さん)
大阪拠点立ち上げがクリスマスプレゼントに
ー社内承認はいつ頃とったのですか?
村上:昨年10月くらいから本格的に検討はスタートしていたのですが、いろんなルートで辻さんの耳にも入り、12月24日の定例会議で「大阪立ち上げるんだね」「はい、やります!」のやりとりをして、そのまま承認をいただいた感じですね。そのあとのSlackでもやりとりがあって、翌25日に大倉さんから「一晩考えたけど、僕が拠点長やります」と宣言しています。この時「クリスマスプレゼントだね」ってSlackではしゃいだ記憶があります(笑)。
(昨年末のSlack上のやりとり)
地理だけでなく、ターゲットの観点でもメリットの大きい大阪
ー改めて、大阪に開発拠点をオープンするメリットについて伺えますか?
村上:京都に開発拠点をオープンする時から関西エリア全体を視野に入れており、京都だけではなく大阪にも展開することを考えていました。採用マーケットとしては、京都は学生や外国人が中心なので、中途エンジニアを採用したい場合、通勤もしやすい大阪が候補となります。今回、大阪にも開発拠点をオープンしたことで、エリアという観点だけでなく、採用したいターゲットの観点でも、網羅することができたのではと思っています。
大倉:関西はインターンができるIT企業が少なく、受入れ需要が高いので、関西エリアの学生を対象としたインターンも大阪・京都で積極的に受け入れていきたいですね。それから大阪は地理的なメリットが大きいので、採用の幅が広がることも期待しています。
高島:やはりお二人からもメリットとして挙がった、地理的なところは一番大きいですね。僕も片道1時間15分くらいかけて通っていますが、正直しんどいと思っていました(苦笑)。新型コロナウイルスの影響で、一般的にも通勤には負担がかかるという認識が広がってきて、特に長距離の出勤は難しくなってきていると感じています。
プロダクト開発だけでなく、中長期的にはさまざまなチャレンジも
ー大阪開発拠点で注力していくことや、中長期的な展開について教えてください。
大倉:まずは『クラウド会計Plus』のプロダクト開発チームを、オール関西でグロースさせていきます。人数が増えてくると難しくなってくるのですが、現在導入している少人数を前提とするスクラムという開発手法を発展させた「大規模スクラム開発」にもチャレンジしながら、フラットに意思決定ができるチームにしていきたいですね。しばらくは『クラウド会計Plus』の開発に注力していく予定ですが、中長期的には新規プロダクトの開発も担っていきたいなという野望はあります。
あとは、リモートワークとオフラインを組み合わせながら、大阪と京都の開発拠点同士の交流を密にしていきたいです。基本的にはリモートワークで一緒に開発をしながら、月に一回は「大阪DAY」「京都DAY」を設けて交流する、など。また、京都に拠点を構えるIT企業のコミュニティイベント『Tech Fes GURURI』のような、周辺企業とのコミュニティづくりや、meetupなどの採用施策もチャレンジしたいですね。そして、京都開発拠点で培ったカルチャーを、大阪でも広げていけたらと思っています。
(大阪オフィスの写真)
ー最後に、マネーフォワード大阪開発拠点に興味がある方に向けて、メッセージをお願いします!
大倉:マネーフォワードのミッションやビジョンに共感してもらえる方、またプロダクト開発が好きで、ユーザーに価値を届けていきたいという方と一緒に働きたいですね。マネーフォワードでは「UIターン費用サポートキャンペーン」(※)も実施しています。福岡・京都・大阪拠点への就職に興味があるエンジニア・デザイナーの方は、是非一度お話を聞いてみていただければと思います!
ーみなさん、今日はありがとうございました!
※キャンペーン発表時は対象拠点が福岡・京都のみでしたが、現在大阪も対象地域に含まれています。
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