2022年10月の記事一覧
詩 おままごと
末枯れゆく野で
イヌタデの
ちいさな花を
集めたの
欠けた茶碗に盛り
あかまんま
ひろった小枝を箸にして
ひろった小石を箸置きに
ゴザのうえにそっと置く
「ママ、どうぞ」
返事はない
ひとりごと
わたしはずっと
ひとりごと
短歌 傷み
傷むのはきみを失なうことでなく愛することを止めることかと
思い出を失なうことは、そりぁまぁ痛いけど、わたしのなかの愛を止めなければならないことにくらべたら、それはたいしたことではない。もうあげるものなんてないから、さびしさとありがとうを最後にあげるね。
かなしみやよろこびをみそひと文字はやさしくうけとめて
いつもnoteで楽しく交流させていただいている接続されたデレラさん☺️
文芸はもとより哲学、美術、科学、アニメ漫画映画いろんなジャンルに精通しており精密で緻密でマシーンな記事に最初はずっと最新のAIかなんかだと思っておりました☺️からの～ときおりチラ見せるデレラさんの中の人に「あら💕ヒューマンだったのね☺️」って、そのギャップに萌えっ🤣
そのデレラさんが質問を募集されていたので応募しました
短歌 小説のような
ながかったかなしくつらい小説のエピローグの夜があけるよ
長い長い夢をみていた。それはどこへゆくのだろう？つらく、くるしい、せつない夢だった。
長い長い夢は去り、いよいよ夜があける。
あなたのやさしさは夢ではなかった。
夜があけるよ。夜があけるよ。
朝のひかりがすべてを消してゆく。
夜があけるよ。夜があけるよ。
短歌 神さまの出す試験
問いもなくわけわからず解答欄埋めさせられて答えあわせる
はいは～い！ここ重要！神さまからのテストに出まーす！
イヤだからってテストを無視して気がつかないふりしても、逆に神さまが「おお、このていどのテストじゃ気がつかないのだな？よしっ」ともっともっと強烈なテストにして再テストされるわよ。
問題だけバーンと出て、問いがないから、どう解答していいのか苦慮するけどね。
自分がなにを感じて、自分がどうした