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短歌 小説のような

ながかったかなしくつらい小説のエピローグの夜があけるよ


長い長い夢をみていた。それはどこへゆくのだろう?つらく、くるしい、せつない夢だった。

長い長い夢は去り、いよいよ夜があける。

あなたのやさしさは夢ではなかった。

夜があけるよ。夜があけるよ。

朝のひかりがすべてを消してゆく。

夜があけるよ。夜があけるよ。





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