ゆきしろ

絵画と詩・エッセイ・日記をかきます 2021年11月〜

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    詩情を感じて書いたもの。

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    自分のお気に入りの投稿・読み返したい投稿をまとめました。

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初投稿と自己紹介

ずっとやろうやろうと思い続けて、踏み切れずにいたnoteを、ついに始める決心がつきました。 といっても、大きな心理的ハードルを感じていたわけではなく、単にきっかけを待ってたにすぎないのですが。 経緯文通相手を増やしたいと思い立ち、「レタレタ」という文通相手募集サイトに登録しました。ついでにnoteも始めちゃえ、とnoteも始めました。 レタレタでも同じ名前でやっておりますので、見つけたらぜひお手紙送ってください。 投稿のテーマ芸術全般(文学、絵画、音楽) 日々の小さな

    • 理想が高すぎる

      元恋人に「理想が高すぎる」と言われたことがあった。私は「そんなわけない」と思っていた。 でも今はっきりとその意味がわかった気がした。 私は理想が高すぎるというより、理想を優先しすぎる。理想を大事にしすぎて現実を蔑ろにしてしまっているのかもしれない。現実を置き去りにして、自分も恋人もしんどくさせている。 けれど私は理想が大事で、理想に向かって努力することが人生だと思っている。理想を失ったら生きる意味がない、とすら思う。 多かれ少なかれ誰しも理想は抱いていると思う。大抵は経験

      • さらばTwitter

        Twitterで見る情報がストレッサーやフラッシュバックのトリガーになっているのだろうと思い、Twitterを見るのをやめた。自分と似た苦しみを吐き出した投稿に反応すると、似たような投稿が次々に表示される機能がよくない。ネットは興味がある情報に反応すると次々と関連情報を差し出してくるが、大変余計なお世話である。これではセレンディピティが減るし、世界は広がっていかない。 デジタルデトックスをした翌朝、睡眠の質が良かったのか、とても目覚めが良かった。こんなにスッキリと目覚めたの

        • フラッシュバック

          過去のトラウマがフラッシュバックして、反芻思考をすることを度々繰り返すが、この頃それが頻繁に起きている。 主に高校時代の元彼から受けたモラハラと、家族から受けたモラハラが中心だ。詳細を書くとまた思い出してしまうので書かないが、すべての元凶は家庭環境、特に父親から受けたモラハラだと思う。父親からモラハラを受けていなかったら、「普通」の家で生まれ育ったら、モラハラをしてくるような相手と交際することなどなかった。父親のモラハラによって自己肯定感が低くなっていたから、普通の女の子な

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          美しい目

          あなたの美しいものを見る目は美しい、 と言われて自分が美しくなったような気がした、 相手も美しく見えた、 美しいところしか見えてなかったから、 離れてから醜いところばかり見えてくる。 あなたは美しかったわけでも醜かったわけでもなく、私が勝手にあなたを美しく見たり醜く見たりしているだけなんだろう。 美しいものと醜いものがあるわけじゃなくて、 美しく見ようとする意思と醜く見ようとする意思があるだけ。 その美しく見ようとする私の意思を、 きっとあなたは美しいと言ったのだろう。 も

          新生活

          新生活がスタートした。 同棲している恋人が就労したのに伴い、私の生活スタイルも少し変化しつつある。まだ始まったばかりなので、これから最適な生活スタイルを探っていきたい。 まず、毎日お弁当を作るようになった。恋人は朝ごはんは食べず、午前中に出勤し夕方に帰宅する。私は昼〜夜に仕事なので帰宅が遅いが、夕食だけでも一緒に食べたいねという話になり、夜ごはんだけ一緒に食べる。それから一緒に翌日のお弁当を作る。自分のお弁当を作るのは続かなかったが、恋人の分も一緒に作るとなると楽しく、続け

          雑記

          休憩中、勉強をしていたひとに気まぐれに話しかけると、慌ててイヤホンを外して聞き返してくれた。その様子を見てはじめてイヤホンをしていたことに気づいて申し訳なくなった。 ほんのちょっと雑談するつもりだったし勉強の邪魔をしたくなかったので、「会話終了ですよ、勉強に戻ってくださって大丈夫ですよ」、と思いながらご飯を食べていたのに、結局休憩が終わるまでずっと雑談に付き合ってくれた。 未来のお医者さんの有意義な勉強の時間を奪って自分との無益な雑談に付き合わせてしまった申し訳なさと、勉

          思い出を食べる

          お寿司屋さんに行くと祖父母はいつも茶碗蒸しを食べていた、だから私もついお寿司屋さんに来ると茶碗蒸しが食べたくなるのかもしれない。 お寿司屋さんに来ると恋人はいつも煮穴子を食べる、だからひとりでお寿司屋さんに来たときはつい煮穴子が頭を過ぎる、でも私は煮穴子が好きなわけではないから頼まない。けれどこれから一生こうやって、お寿司屋さんに来るたびに煮穴子と恋人のことが頭を過ぎるのだろうな、と思った。 煮穴子の呪いにかけられた、と思った。

          思い出を食べる

          啓示

          私が天使だったころ、 白いギザギザと白いナミナミの光が交差する部屋で、私は啓示を受けた。 言葉にならず、正体もわからなかったが、 たしかに何かを悟った感覚があった。 そのときなにを閃いたのかは思い出せないが、そのときの白い光に包まれた光景と、目の前が明るく拓ける感覚だけが、いまでも脳裏にはっきりと焼きついている。 それは奇跡のような、祈りのような瞬間だった。 あのときのあの感覚を取り戻したくて、もがいてる。天使だった頃に戻るために。 なにかをかいてるときだけは、少しだけ

          お姫様になるために

          最近、嫌な情報ばかりが目に入ってくるので、心が荒みがちだった。かといってそれを表に出しても周囲に不快感を与えるだけなので、内なるシェルターでひとり腐っていた。 けれど、こんなではいけないな、と思う。私はお姫様になりたいのだ。気高く、賢く、慈愛に満ちた人間になりたいのに、遠ざかるようなことをしていた。自分を戒めた。ネットには、苦しくなる情報もあるし、何かに怒っている人たちもいる。社会問題から目を背けるのは不誠実だが、かといって腐っていても何かが変わるわけでもない。 最近、日

          お姫様になるために

          4連休終わり 

          3・4日目はとても調子が良かった。 3日目はドストエフスキーの『二重人格(分身)』を読んだ。半分くらい読んで、話の展開がやっと面白くなってきた。ちょいちょい面白いフレーズがあり、声を出して笑った。 4日目はヴァイオリンレッスンとカフェで勉強。 この4連休で生活を整えた。生活は大事だ。なによりもまず、生活を整えなければならない。仕事や趣味や勉強はそれからだ。

          4連休終わり 

          4連休2日目

          4連休、2日目。 4月から恋人も働き始めるので、生活リズムの違いによってストレスを与えないように、個室の整備を進めた。震災以来、ロフトベッドで寝るのが怖くなったので、ベッドを買った。部屋が暗いと気分が上がらないので、ピンク色の薔薇柄のカーテンを買った。照明も明るさを調節できるものに買い替えたい。 また1通手紙を書いた。恋人のお祖母様に、ピンクのカーディガンとお手紙をいただいたので、そのお礼を綴った。ピンク色の服はあまり着ないでいたが、ふわふわした優しく明るい色の服を着ると

          4連休2日目

          遠くの人を想う

          小さきものを観るということが減ってきてしまったな、と思う。もっと外に目を向けていきたい。 いま、恋人が海外旅行に行っている。恋人が遠くへ行っているときが、わりと好きだ。寂しさももちろんあるが、遠くの人を想うのは、とても美しいことだと思う。当たり前ではない相手の存在のありがたみ、あたたかさ、尊さを思い知ることができる大事な時間でもある。また、ひとりになることで、孤独に帰ってくることができる。自分自身との久しぶりの再会。 週の労働が終わって、4連休に突入した。受験真っ只中で、

          遠くの人を想う

          ひとりごと

          ひとりで生きた方がいいのでは?という気持ちと、誰かと愛し合って生きていきたいという気持ちとが綱引きしている 弱くて臆病だからひとりで生きていける自信がない 他者といっしょに生きる方が、楽だと思う 幸せかどうかは別にして 理想を求めるだけの強さもなく、理想を諦めるだけの強さもない、中途半端な人間 こうやってウネウネと考えてしまうけれど、最終的にはいつも前向きでいたい。人生を祝福していたい。愛していたい。神さまに感謝していたい。

          ひとりごと

          漢字を感じる

          添削三昧の一日だった。 受験真っ只中なので、中3・高3の受験生たちから提出される答案を毎日ひたすら添削している。 ずっと添削しているとしんどくなり、中身のある綺麗な文章が読みたくなる。読みたい文章は満足に読めないのに、読みたくもない文をひたすら読む日々。今日は添削以外の仕事はあまりなかったので、ずっと添削をしていた。あまりにしんどすぎ、我慢できず途中でデスクに置いてある『大学・中庸』を手にとって読んだ。辞書にも載ってない漢字が出てくるので、ネット検索をしながら読む。漢文は1文

          漢字を感じる

          国試終了

          恋人が無事試験を終え、自己採点の結果合格してそうだということでした。中学受験に始まり、大学受験、大学での勉強、そして国試のための勉強と長年勉強してきた人の努力が報われたことを喜ばしく思います。恋人としても、人生を進める土台(結婚に向けた土台)ができて嬉しいです。 「試験が終わったことだし、一緒に筋トレしよっか!」と言うと(勉強漬けで運動不足だったので)、分厚い脳神経学の医学書を取り出し、「脳の勉強する〜!」と嬉しそうでした。医学の勉強が終わってすぐに医学の勉強をしようとして