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終戦の重み、79年の節目に感じる率直な思い



終戦の日、79年目の重み

本日、8月15日は終戦の日です。

1945年の8月15日に日本は無条件降伏(玉音放送)、
そうして第二次世界大戦は終結した。

敗戦国となった日本は戦前の大日本帝国憲法から
今の日本国憲法に変わり、
天皇陛下の権限の縮小と国民の権限の
強化が果たされ、今日の民主主義国家に
至ります。

今年はとても大きな節目であり、
この1年はかつて無いほど重い1年であったと
私は感じています。

・ガザ地区におけるイスラエルとハマスの戦闘
→2023年10月7日
・ウクライナがロシアへの越境攻撃
→2022年2月24日 ロシアがウクライナへ侵略

悲惨さが増す世界の中で、
この戦禍を止めるならば日本の役割は
現実的に果たさなければならない。

平和外交、日本の役割

戦争の悲惨さを伝え、
エスカレートした先に核ミサイル
があるのであれば、私たちは止めなければならない。

核の使用によって広島と長崎は
壊滅的な危機に陥った。
あの当時の先人が今の広島と長崎の
光景を見たらどう思うのだろうか?

少なくとも写真やテキストでは到底表すことの
できない苦痛がそこにあったに違いない。

岸田総理「政府として早急に課題を《合理的に解決》できるよう、厚生労働大臣において長崎県・長崎市を含め《具体的な対応策》を調整するよう指示をいたします。厚生労働大臣ぜひこの課題について真剣に具体的に取り組んでもらいたいと思います」

出典:長崎放送 2024年8月15日 総理退陣で被爆体験者との《約束》は?声上げた男性は「梯子外された」

長崎市の職員に遮られながら声を上げ続ける平野さんに岸田総理は近づき「皆さん高齢化されている、時間がない、ぜひ急ごうということを先程申し上げましたのでしっかり対応いたします」と伝え、さらに「一生懸命やりますので」と握手を求めました。

出典:長崎放送 2024年8月15日 総理退陣で被爆体験者との《約束》は?声上げた男性は「梯子外された」

Xで総理が立ち止まったシーンがあり、
被曝体験者の話を聞いていたことが
話題になりました。

その一週間より前に総理は不出馬を表明されましたが、
少なくとも79年経ったというよりも
79年経っても解決できていない問題もまだあります。

被爆者:「被爆地域」には含まれている地域(放射能の影響あり)
被曝体験者:「被爆地域」には含まれていない地域(精神的疾患がメイン)

被爆者と被曝体験者を同等に扱わないことは、
記事を見て重みを感じております。

既にご高齢であり一刻の猶予がない中で、
政治が果たす役割は霞ヶ関のスピードで
止まってはならない。

80年目に向けた重い取り組み

もし仮にロシアウクライナ戦争が継続していたら、
既に4年目であり、イスラエルとガザ地区はイスラエルとイランの
戦争になっているかもしれない。

そして中国もまた台湾統一のために
武力行使の可能性もあり、
米大統領選が終わり、中間選挙前の2025年は
私はとても危機感を持って取り組まなければ
ならないと感じています。

79年から80年へシフトする中で、
本日は長崎が最後の被爆地であり続けた
最後の終戦の日にならないように
政府に期待したい。

保守リベラル問わず、世界唯一の被爆国である
日本の核被害は発信し続けなければならない。

それが我が国の重たい責務である。


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