【小説家を目指す】自分が電子書籍で出版することについて考える

最初に結論を書きますが……
電子書籍で本を出すという方法を知り、メリットも多いと考え利用したいと思いました。しかし、最終的には僕はやはり紙での出版を目指したいと思います!







●電子書籍という方法があったのな!
「電子書籍で出版する」という手があることに、恥ずかしながら、1か月前にnoteを始めてから気が付いたんです……

●今までの考え
「文芸賞がダメだったら自費出版でもいいから本を出そう!」と考え「頑張って作家デビューしなきゃ!」「費用はいくらかかるんだろう?」「どうやって売ればいいんだろう?」「在庫が残ったらどうしよう」と思っていましたが……

●手軽な電子書籍の例
例えばnote
僕が最近書いた短編小説を100円でもいいから今、有料noteにぱぱっと切り替えれば、それはすでに「電子書籍を売った」といえると思います。
例えば本1冊分の長編を書いて500円で売ってもいいし。読みやすくするなら章ごとにnoteを分けて有料マガジンとして売ってもいい。

noteでは買う人が限られる、横書きの長文をスクロールして読んでいくのは大変、と考える方もいるかもしれませんが……

例えばamazon
自費出版について調べた際に、大手ネット通販サイトamazonでの電子書籍の販売も無料で行えることを知りました。
こちらであればより多くの人の目に触れ、読みやすい形で売ることができるかもしれません。



★気付き
やろうと思えば、今日にでも、全世界へ小説を売る作家となることができると知りました。

なんか音楽業界の話とかはよく聞く気がします。「ミュージシャンになりたいんなら、誰でもなれる時代。誰でもyoutubeなどで全世界へ発信することができる」みたいな。

小説家に関してもそんな時代になっていたとは知りませんでした。機材などのことを考えれば小説の方が簡単ですね。
「小説家になりたい」と豪語しながら、そういった情報を知らなかった自分が恥ずかしいですが……何事も1つ1つ勉強していくしかないですね。いま知ることができてよかったです。






●電子書籍のメリット
紙で自費出版する場合に不安と感じていたことも電子書籍では話が変わってきます。

・費用
紙での自費出版だと約100万円程かかりそうですが、電子書籍なら費用は不要。

・販売
紙での自費出版の場合、宣伝・販売に関してオプションとしてお願いすることができますが、印刷部数も限られているし、全国すべての書店に並ぶ訳ではないでしょう。
しかし、電子書籍であれば、全世界の人が目にする可能性があり、購入することができます。

・在庫
自分で出版すると、知名度や信頼もないため売れ残るかもしれません。出版代をかけても売り上げが戻ってこない可能性が考えられます。
しかし、電子書籍であれば売れ残りの心配はなし。



●でもやっぱり紙で出版?
・売れ行きの違い
電子書籍での出版もなかなか甘くはないようです。
まず紙での本と電子書籍では、まだまだ売れる数が違うようです。これから変わっていく可能性もありますが……。
また、信頼感が違います。「新人賞」という肩書きもありませんし、「○○出版」という信頼がある訳でもありません。本屋にふらっと寄ってちょっと立ち読みしてぱっと買うような人も、ネットではまだまだ不信感を持って買わない可能性もあります。

・自分の好み
ちなみに自分も紙派なんですよね……(笑)
個人的に紙の本が好きなんです。だから紙の本を作りたいです。

・自分の小説のスタイル
「ケータイ小説でヒットした作品もあるじゃん!」
「頑張ってnoteで一番売れる作家になればいいじゃん!」
とも思いましたが……
自分の小説のスタイルがそもそもあんまりweb小説らしくはないと思うんですよね(笑)web小説をスマホで読む人って空き時間の暇潰しとして3分くらいでぱっと読みたい人が多いと思うんですが、僕が「短編」を書こうと思うと10000字くらいになって……読むのに時間がかかるうえに、1ページだとちょっと読みづらいと思います(^_^;)
じゃあスタイルをweb小説に合わせるかというと……もちろんwebで発表するならwebで読んでもらいやすい形にしようとも思います!今後noteでも1000字程度のショートショートなどたくさん投稿したいと思っています!でも……本当に一番やりたいことは違います。自分のスタイルを守るということも大切だと思います。

・夢
そして紙で出版することは何より夢なんです。
自分の小説が本になった! 本屋で他の作家さんの本の隣に並んでる!
そんな感動を味わいたいです。








★自分の考えのまとめ
最終目標はやはり、紙で出版すること、そして多くの方に読んでもらえる作家になること。

でもいきなりリスクを犯して紙で自費出版するより、まず電子書籍を販売するのもアリだと思いました。
自費出版の費用を貯めたり。
どれだけ売れそうか反応を見たり。
紙での本も買ってもらえるように知名度をあげたり。
感想をもらってクオリティをあげたり。

というわけで。
noteなどを活用して電子書籍の有料販売も試みながら。
かつ、文芸賞を狙いつつ、自費出版も考え、紙で出版することを目指します!

いただいたサポートは旅行代にしたり、カレー代にしたり、自由に、かつ、大切に使わせていただきます! コメントやTwitter等でのシェアもよろしくお願いします!