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ピラティス苦手女がリフォーマーピラティスのゴム技にハマる

完全リモートワークになり約2年。

ずっと自宅にこもっていると、100歩も歩かないときがあり、通勤がちょっとした運動になっていたことを思い知らされた。
同じ体制でPCと格闘していると、運動したいしたくない関わらず、とにかく体を動かしたくなる。最初のうちは近所をぶらぶらしてみたりと気分転換を図っていたものの、一人で歩いていると同じ景色に飽きてくる。

そうなってくると、家から出るのもおっくうになる、真夏や真冬になるとさらに動きが鈍くなり、体中がっちんごっちん。
緊急事態宣言下ではフィットネスクラブに行くのもはばかられ、それじゃあとオンラインで何かに参加しようかと検索するもいろんなありとあらゆるサイトがわんさか出てくる。

となると頼みの綱はあらゆるジャンルが無料で見られるYouTube様だ。ご丁寧にさまざまな効果ごとのヨガをアップしている人がたくさんいたので、気になったものを片っ端からやってみた。

なんとなく同じポーズをしている気がするものの、誰も指摘してくれないもんだから正しいのか否かわからない。集中して聞いたり、見たりしているうちに次のポーズに入るなんてことも多々あり。

「このポーズは脇腹にきいてます」

なんて言われても、きいてないけど?とやはりちゃんとできてない模様。

といったことを繰り返していたある日、知り合いがリフォーマーピラティスなるものを購入し、自宅サロンを開いたというお知らせがやってきた。

はて?リフォーマーピラティスってなんぞや?
ピラティスと何が違う?
そういえばずいぶん昔、無料お試しという広告につられて、ピラティスをやったとき、かなりなハード技で音を上げたゆきんこ。
気になるが、体が言うことを聞くかどうか・・・と思いつつも、興味アンテナがビシバシ立ったもんだから、物は試しに早速お試し体験をさせていただいた。

リフォーマーピラティスは運動器具のようなものだった

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ご自宅サロンに入るとお出迎えしてくれたのがこちらの器具。
リフォーマーをストレートに読むと、寸法直しなどの洋服の仕立て屋さんみたいな意味だから、基本のピラティスにお悩み別ポーズなんかを組み合わせたスペシャルレッスンか?と勝手に勘違いしていたので、大掛かりな器具がどど~んと鎮座していてびっくり。

その前にピラティスなんていっちょ前に知ったかぶりして書いているが、そもそもピラティスとヨガの違いがわからない状態で来たので、聞いた内容をちょっくらまとめてみた。


ヨガ

瞑想を補助するためのさまざまなポーズがある。修行の一つとして始まる。
腹式呼吸。鼻から息を吸っておなかをふくらませる。
ポーズをキープ。
心身を安定したい人向け。

ピラティス

寝たままリハビリできるエクササイズとして始まる
胸式呼吸。肋骨を縦横上下に広げる。
流れるように動く。エクササイズで体幹強化。
体のゆがみや筋力の衰えを改善したいボディーメイク向け。

と書くと、やっぱりピラティスはハードじゃ?と思うが、ピラティスでもストレス解消、リラックス効果はあるため、どちらが自分に向いているかはやっぱり体験してみないとわからない。

ピラティスやヨガの伝道師ではないので、もっと詳しく知りたいひとはこちらをどうぞ。

はじめに胸式呼吸の練習

腹式呼吸だの胸式呼吸だの言われてもちんぷんかんぷんなので、まずはピラティスの基本の胸式呼吸を練習させられた。

肋骨を挟み込むように手を置き、息を吸うときに胸が膨らむのを感じる。
すると肋骨付近にある腹横筋が刺激される。腹横筋は骨盤周りを支える重要な筋肉なため、胸式呼吸によって骨盤の位置を端正し、正しい位置にキープすることができるのだそうだ。

骨盤が歪むと体全体のバランスが崩れる→姿勢が悪くなる→ババくさくなる

ということになる。骨盤が正しい位置にキープし続けると、

姿勢がよくなってしゅっと立てる→若々しく見える

ということになるのだ。

長く息をはいて、肋骨を動かすことに意識を向けると、自然と股関節もピンと立ち上がって確かに姿勢がよくなる感じがした。

とここまではいいとして、次なる本番。
運動神経はまあまあいいと自負しているものの、前屈してます?と疑いの目をかけられるほど、前に体が倒れないがっちんごっちんの強固なバディーなのにピラティスなんてできないんじゃ?というと

「ピラティスは無理でもリフォーマーピラティスなら体をスムーズに動かせる・・・かもよw」

とにやり。

どうも機械=ハードな筋トレのイメージがぬけないゆきんこ。

早速、リフォーマーピラティスで体を動かしてみた。

リフォーマーピラティスは立位がある

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ピラティスにはヨガのようにマットを使う「マットピラティス」とリフォーマーピラティスのように専用の機械を使う「マシンピラティス」の2種類がある。

マシンピラティスといっても何百種類とあるらしい、ひょえ~。
リフォーマーピラティスは創始者が作ったもで、元祖といえば元祖。

マットとリフォーマーの最大の違いは、リフォーマーピラティスには立位があること。

機械の上で立つなんてバランス崩してすっころびそう~と恐れおののいていたが、やってみるとまあまあいい感じに体を動かすことができて驚き。

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というのも、この機械、なんと滑車がついていてベットが可動式。
しかも、重さの異なる5種類のスプリングいやバネがびよーんと伸びるのだ。筋力ばりばりアップしたい人は5種類のバネをばっちりくっつけてやるとよし。

私のようにへたれさんは1,2本で調節してもらえば、悠々と体を動かすことができる。

なので冒頭の写真のように立って、股関節を横にびよ~んと伸ばしてもそれほど負荷がかからずに、バネの反動でスムーズに伸ばせ、効率的に股関節の運動ができちゃうのだ。
普通にマットの上じゃ伸ばせないところまで伸ばせるのでこれがなかなか痛気持ちいい。

これ、漫画のように股関節伸ばしすぎて、戻ってこれずに体がさけちゃうんじゃ?といった心配はナッシング。

可動式ベットと反対側の足側にすべり止めがついているため、いい感じに戻ってこれちゃうからくり。

ほんとによくできている。

ヘタレさんでも気持ちよく体が動かせる変幻自在のリフォーマーピラティス


マットピラティスは自分で体重を支えたりしなくてはいけないため、ある程度体力に自信がある人であれば楽しくレッスンできるが、私のようにヘタレは途中で挫折しやすい。
なんといっても自分で支えきれなくて、横に転がってしまうこと多々あり(笑)

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重さの異なるバネがいい活躍をしてくれるのとベットのヘッド部分というのだろうか、写真の足をかけている部分の高さも調整可能なため、強度はなかなかのものがあるものの、衝撃はさほど強くないというのもうれしいポイント。

そもそもピラティスはリハビリ用に開発されたものなので、ケガなどしている人にとっても理想的に体を動かせる仕組み。

一番はまったのがロープ、あえてゴム技といわせてもらおう。

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足にひっかけて足を下に伸ばすと体が面白いくらいまっすぐに動く。
ハードなようだが、再三伝えているようにバネの強度を軽くすると衝撃が少ないので楽しい。

股を横に広げると気分爽快(笑)

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普段、こんなお下劣な体制をとれないからか、足をあげて伸ばして開くというトレーニングにはまってしまい、1,2,3とリズムよく股関節運動。

このコム技は手にひっかけて動かすこともできるので、PCで凝り固まった肩甲骨を動かすのにも最適。

ゴム技のサポートがすごくて、ここは無理~なんていうところまで肩甲骨というか腕をぐるんぐるん回せる。

ちなみに猫背で姿勢が悪い人(私)は、可動式ベットの上にこんな台をのせて体を支えるエクササイズもあり。

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ヘッド部分に手をおいて動かすもよし、台の上に胸とお腹を置いて体をひっぱるもよし。
この台の上に体をおいて、右腕と左足を同時にぴ~んと伸ばすと非常に気持ちがよい。台に乗っているだけなのに、伸ばしやすくなるんだろうなと推察。

自分でなんでもできる!人の手は借りないわ!と強い気持ちで仕事をしているかわいげのないフリーランス女子だったが、頼ることも必要なのねと気づかされたリフォーマーピラティス。
あれ、ちょっと違うか。

調子こいてもっとやりたい!と1時間以上やった結果、次の日、人生初めてお股周りの筋肉痛を体験。

股にボールをはさんで歩いているような、チャップリンのような歩き方をして、取材に向かったため周囲から微妙に失笑されたものの、股関節にバリバリきいていたんだなと実感。

そんなハードな筋肉痛になったものの、エクササイズしているときはそれほど負荷がかかっていなかったというのがリフォーマーピラティスのすごいところ!

ということで、絶賛はまり気味のリフォーマーピラティスだが少々問題もある。

お値段が高い&場所をとるので自宅でできない

タイトルどおり、リフォーマーピラティスは高額かつかなり場所をとられるので自宅で気軽にできないのがデメリット。

じゃ、通えばいいじゃん!ということになるんだろうけど、今回お試ししたしたサロンは千葉の南行徳なので通えないという(涙)

ということで、今回お試ししたのは南行徳にあるリフォーマーピラティスのプライベートサロン↓↓↓

シンサンフィット(shinsanfit)

ということで、写真に写っていたのはシンさんである。

そして、シンさんは友人じゃなくいとこであ~る。

ピラティス苦手じゃ~と思っていたものの、おむつはいているときから
お世話していたシンさんのサロンが気になってお試しした次第。

え~身内の宣伝かよ!というべからず。
というのも、もともと書くつもりはなく、親心でお試しにいったものの
想像以上に楽しく筋肉痛になったので書いた次第。

千葉の南行徳ってどこよ?という関東圏在住者でもわからない人も多々いそうな場所だが、気になった方はぜひお試しくださいませ。ちなみに東西線の急行に乗って浦安乗換すればあっちゅうまについた距離。

完全プライベートなので、あれこれアドバイスしてもらえるのもポイント!

こんな人におススメリフォーマーピラティス


・リモートワークで体がこちこちになっちゃった
・スムーズに体を動かしてみたい
・誰かに体のゆがみをみてもらいたい
・全身運動を手軽に楽にしたい
・お腹周りのたぷつきが気になる(内臓の位置があがる)
・姿勢をよくしたい
・体重を落とすだけでなく、やせやすく太りにくい体を作りたい(1回だけでも体脂肪率さがった)
・肩こりや腰痛を改善したい(ゴム技がぴったり)
・体が冷えるから血行改善したい(全身運動で血液の巡りアップ)

↑これらはすべて私の悩み(笑)

ちなみにシンさんの言葉でいえば

筋トレじゃなく体の学習

だそうだ。

いとこというより、息子のような気持ちを持っているため、息子が一生懸命教えてくれた胸式呼吸は、続けねばと仕事の合間にやってみている。

一心不乱に記事を書いた後、胸式呼吸をすると肩甲骨が引き寄せられて骨盤も上がる感じがするため、肩こり腰痛にきいているようなそんな気もしているリフォーマーピラティス初心者であった。

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