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キャリアブレイク

カイシャを離れてから3ヶ月が経過。長年自分の居場所の一つであり大きな位置を占めていたカイシャが少しづつ遠いものになりつつあると感じる今日この頃。

友人と飲む機会があるたびに「キャリアブレイク」について熱く語ったりしている。
「カイシャを辞めてしばらく休む。自分の人生のために。そんな時間は新しい可能性と出会える時間になりはしないか。その期間で得たあれこれを次の仕事に活かせばいい。」とか。

「そんなの無理。休んだ後に仕事見つかる保証はないし、そもそもその期間の生活どうするんだ」と言われれば、「そうだね、そうかもね」としかいえない。ごもっとなご意見。

多分、賢明なのはカイシャにいながら別の場所を探すって方法だと私も思う。でも、個人的にはすっかりやめてみるという選択肢も悪くないと思っている。なんと言っても人生の時間は有限。バランスを取りながらではなく集中して別のことをやる期間(休むだけの期間でもいいけど)の方が効率がいいかもしれないではないか。

最近はボランティアベースにあらゆることにチャレンジしている。主にはカメラマンとして活動しているが、その他にもやったこともないポスターのデザインとか、PRの仕事のお手伝いとかいろいろ。カメラマンだけは過去に多少の仕事経験はあるけれど、それ以外は今までカイシャでやってきた仕事とはまーったく関係のない分野。やってみたいと思っていたり憧れてはいたけれど縁がなかった。自分からグイグイ憧れの分野に食い込んで行こうという時間も体力も勇気もなかった。

でも、やってみれば世界が広がる。知らないことを知る喜び。そして楽しみながらだと時間を忘れる。例えばイラストレーターの使い方さえロクに知らないのに「人間が人間のために作ったソフトなんだから私に使えないハズはない!」とトライしてみたら意外とできた。google先生に聞けばわからないことはほとんどない。なんて素晴らしい世の中でしょう。

写真にしたって、写真学校で学んだ後も趣味で続けていたので経歴だけは長いけど、まだまだのりしろありそうと思う今日この頃。フィルムカメラ時代と違い高性能なデジタル一眼を使いこなしていないことを痛感しモロモロ研究中。

そして、新しいことを始めると新しい人と繋がり、新しい可能性が見えてくる。結果、最初は想定さえしていなかったところに辿り着いたりするのだと思う。

実際のところ「キャリアブレイク」の話を人にしてみる、1〜2年単位で実行している人は結構いる。そういう私も随分昔に2年弱のキャリアブレイク期間があった。あの時期があってよかったと今でも思っている。

ともあれ、キャリアブレイク経験者な方々と話していたら、キャリアブレイクコミュニティを作って見るのも悪くないかも。。と考え始めた。
「目覚ましをかけずに朝目覚める生活」みたいなのをベースに、やりたいことに集中する期間応援コミュニティみたいな感じで。

なんでもやってみたい最近の私なのであった。

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