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つれづれエッセイ

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創作関連覚書だけど、おそらく書評とかネトフリ感想とかも入ってくる、そういったもののまとめ。
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2020年10月の記事一覧

Kindle本待ち

Kindleで出版してくださらないんですかねこの本。

99%のためのフェミニズム宣言 シンジア・アルッザ https://www.amazon.co.jp/dp/4409241354/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_gtvMFbZBKB6KR

我々昭和時代に幼少期育った女は、たいていお母さんが専業主婦だった人が多くて、自分もそうなるべく育てられました。日本社会のマジョリティが専業主

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『日本習合論』読み途中1

『日本習合論』読み途中1

久々に読んだけどやっぱり面白いです内田樹。読んでてもまったく意味がわからないところが無く、平易でわかりやすい。難しい言葉にはたいてい説明が入るし。するすると読めます。最後まで読んで感想書けや、というかんじですが。面白いとこ書きとめてみた。

少しだけ思想史的な説明をしますと、世界恐慌のあと、日本では中小農家が没落し、窮乏化した農民たちを糾合するかたちで、反近代・反資本主義・反都市を標榜する過激な農

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宇沢弘文

宇沢弘文

実はちゃんと本を読んだことがない宇沢弘文💦

社会的共通資本 (岩波新書) 宇沢 弘文 https://www.amazon.co.jp/dp/B074FRXLY7/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_VrLJFbNNZGD8M

ちょっとしたコラムとか読んでると、ものすごい高い確率で宇沢弘文が引用されてるから、なんとなく知っている気になっている学者さんなのよね。聞いた話なんだけど、新自

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『紙の月』は恋愛モノか

『紙の月』は恋愛モノか

ずいぶん以前に若い男性の担当さんが『紙の月』は恋愛モノ、とおっしゃっていたことがあって、私は『紙の月』大好きで、特に映画の宮沢りえ版大好きです。でも、恋愛モノかと言われると、?ってなる。

えええ、『紙の月』は恋愛モノじゃないだろ、と思ってその反論をメールで書いたんですよ。

『紙の月』は主人公が夫や社会への当てつけのごとくに若い男に入れあげてお金を横領する話で、女性誌の恋愛はもっと純化して相手の

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まだ読み途中の本。

まだ読み途中の本。

柳田國男民主主義論集 (平凡社ライブラリー0885) 柳田 國男 https://www.amazon.co.jp/dp/B084JS119S/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_ApwIFbRXAX177

まだ30%しか読めてない。難しくてよくわからない。柳田國男の手記集だし、基礎学力が無くてわからないんです。当時の様子もよくわかんないしー。

大塚先生の本はちょっと読んでいる。ちょっ

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なんだか気になる

なんだか気になる

桐野さんも「新自由主義とグローバリズム」って言ってて、もうほんと、猫も杓子も大作家も新自由主義とグローバリズムと言い始めたのすごい気になるな。数十年単位でやってんだけど今頃!?みたいな。

なんだか気になる。やたらとみんなが口にしてるんだけど、新自由主義とグローバリズムの内実はすごいぼんやりしたかんじなのが。

投資みたいなもんで、みんなが口に出す頃は大崩壊の前触れなんじゃないか。

バナーとアイコンを変えた

バナーとアイコンを変えた

アイコンなんかこれですわー。

こわい!

数年前に作った3Dモデルなのですが、この眼がガラス玉っぽい、人形っぽいかんじがすごい好きなんですよ。我ながら。虚無!

しばらくこの虚無っぽいアイコンで失礼いたしますー。笑

Blender&DaVinci Resolve用なのでもっとそっち系をやろうというかたい意志のもと。。。(たぶん無理)

柳宗悦

柳宗悦

柳宗悦の本を最近読んでいる。

いや、WEBセミナーを聞いた。柳宗悦の。

それが不思議で、浄土真宗関係のひとではあるんだけどそれだけで、どうして柳宗悦のセミナーを聞こうと思ったのかよく覚えておらず、なんとなく気になるな、みたいなかんじで聞いてみたら、なんかちょうど自分が考えていた周辺の話をしてたので、驚き、それがきっかけで本を読んだりしている。

柳宗悦 ──美の菩薩 (ちくま学芸文庫) 阿

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自立と依存

自立と依存

自立とは依存先が多いこと。

みたいな話を最近よく聞くようになったけど、結構、自立の定義って時代によって違うらしい。新自由主義は、とにかくひとを自立させようとするんだって。たしかにそうかもな。女の自立からサラリーマンの自立から社会的弱者の自立。果ては国からの自立。年金ももらえると思うな。自立、自立と自立を美化して謳う。いったい私、どこまで強くならねばいけないのだ、とよく思っている。てゆうか、どこま

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