ゆきこん

団塊ジュニアでカギっ子でテレビっ子、物心ついたら漫才ブームで花のアイドル全盛期、中学か…

ゆきこん

団塊ジュニアでカギっ子でテレビっ子、物心ついたら漫才ブームで花のアイドル全盛期、中学から大学まではバブル期でアメリカかぶれ、ちょうど社会に出るときには就職氷河期。「死ぬときは手ぶら」を教訓に、直感重視でやりたいことはやらないと気が済まず、なんやかんやで人生半世紀を超える。

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動く花

この物語は実話である。 コロナ渦以来、小さい鉢植えの花を2つだけ育てている。 ラペイロージア・シレノイデスとラペイロージア・アズレアという、2種の南アフリカ原産のアヤメ科の花。どちらも冬の時期に開花するタイプである。 どちらも育て方は非常に簡単で、通常、秋頃に水やりを始めることで、花の "スイッチ" を入れるところから始まる。しかし昨年はいつ秋が来たのかよくわからないような気候だったため、そのタイミングが遅れたのではないかと不安になった。そこで本来は水やりさえすればOKと

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        数年前に海外ドラマのマイブームが終わり、その後はネイチャーもののドキュメンタリーをよく見るようになった。特に好きなのは昆虫ものだ。といっても昆虫自体が好きということでもなく、実際家に侵入してくるタイプの虫たちにはいちいちビビる。ふだんはジッと見るものではないし、その勇気もないし、近づかれると怖い。勝手に家に入って来ないでほしい。 ちなみに子供のころは田舎に住んでいたので、Gとそれに似た姿のコオロギ、あとは便所に出てくるウマオイ以外であれば、手でつかめたし虫取りなんかも楽しん