ゆきこん

団塊ジュニアでカギっ子でテレビっ子、物心ついたら漫才ブームで花のアイドル全盛期、中学か…

ゆきこん

団塊ジュニアでカギっ子でテレビっ子、物心ついたら漫才ブームで花のアイドル全盛期、中学から大学まではバブル期でアメリカかぶれ、ちょうど社会に出るときには就職氷河期。「死ぬときは手ぶら」を教訓に、直感重視でやりたいことはやらないと気が済まず、なんやかんやで人生半世紀を超える。

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おしごと通信:すべてが修行としか思えない美術館監視員

1. 額しか見ないオッサン多い説 西洋絵画のルネッサンスあたりの作品には、絵の雰囲気に合わせてとても装飾的な額を使用していることがある。そのような作品の場合、人によっては “「絵」の鑑賞” どころではないと言わんばかりの食いつきようで “「額」の観察” が始まる。しかも足元の結界線を越え、なぜか絵の裏までのぞき込む。そんな観覧者の代表格がオッサンである。 だいたい美術館に来るオッサンというのは、大きく分けて2つのタイプがいると思われる。タイプ1は純粋に絵画鑑賞が

    • いっそ英語なんてできないならできなくてもいいんじゃない?

      中3からは勉強といえば英語しか興味がなく、これまで英語のおかげで割と自由にジョブホッピングさせてもらっている私が言うのもなんですが、英語ってそんなにできたほうがいいのしょうかね?「英語はできて当たり前」とかいう "呪文" も、もはや古いような気がしてなりません。 今や旅行英語くらいならスマホの翻訳機能があれば十分な時代です。わざわざ小学校から必須で学習させるのも、ほんと今更感が否めない。だってこれまでさんざん英語を習おうとして挫折してきた国民ですよ。その遺伝子をもった子孫たち

      • 競馬を知らなくても馬券が当たる方法はある<前編>

        私が競馬を始めたきっかけは、忘れもしない2019年の有馬記念。当時なぜかわからないけど「競馬やりたい!」と思ったのです。なんか "降ってきた" としか言いようがありません。その後にコロナで外出制限があるのを予感していたのでしょうか。 しかし馬券を買うといっても私には買い方がわからない。そこで、私には長年のつきあいで、競馬予想を生業にしているダンナさんをもつ、本人も馬券を買うくらいなら朝飯前であろう友人がいるため、その子に近くのウインズへ連れて行ってもらったのです。当時まだ1

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        • 【競馬初心者向け】家でもどこでも馬券を購入する方法

          2024年、今年の競馬も上半期が終わりましたね。 そこで競馬に興味をもって、実際競馬場に行って馬券を買ってみたら当たりました!またやってみたい!と思った人もいるはず。でもわざわざ競馬場、もしくはウインズに行くのは遠かったり面倒だったりする人もいるのではないでしょうか。 そんな人にはこのご時世、もちろんオンラインで馬券を購入することもできます。 かく言うこのワタクシも、あの混雑した中に行くのは好きではないこともあり、誘われなければ足を運ぶことはありません。このオンライン購入が

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          競馬をやってみたいけど買い方がわからない人向け:馬券の購入方法について

          競馬に興味のある女子が案外身近にも多くいることに正直驚きます。そして私が毎週末競馬をやっていると話すと、競馬をやったことがない人でも大抵は競馬場へ行ってみたいと言い、馬券も買ってみたいらしいのです。公営とはいえ、れっきとしたギャンブルですよ?なんて思うのですが。 当の私は今ではほぼネットでの購入しかしなくなったのですが、競馬場へ行きたいという友人がいればお供して、馬券購入のお手伝いをすることはあります。 そこできっと世の中には同じような競馬はやってみたいがやり方が分からな

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          『ミルコのひかり』夢と勇気を持つ少年の物語

          2006年のイタリア映画『ミルコのひかり』(原題:Rosso Come Il Cielo) は、両目の視力を失った10歳の少年の、実話に基づく物語である。 時代は1970年代初め、家にあったライフル銃を誤って暴発させてしまったミルコは目をケガしてしまった。この時点ではうっすらと見えてはいたが、医者からは治る見込みがないとされ、両親から離れ盲学校(男子の修道院)へ送られることになる。目の見えない子どもは盲学校へいくことが、当時のイタリアでは規則となっていたのだ。 ミルコは意固

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          動く花

          この物語は実話である。 コロナ渦以来、小さい鉢植えの花を2つだけ育てている。 ラペイロージア・シレノイデスとラペイロージア・アズレアという、2種の南アフリカ原産のアヤメ科の花。どちらも冬の時期に開花するタイプである。 どちらも育て方は非常に簡単で、通常、秋頃に水やりを始めることで、花の "スイッチ" を入れるところから始まる。しかし昨年はいつ秋が来たのかよくわからないような気候だったため、そのタイミングが遅れたのではないかと不安になった。そこで本来は水やりさえすればOKと

          見えない世界を見るために

          いつの頃からか、私は「目が見える・見えない」ということに興味を持ち始めた。きっかけとしてまず思いつくのは、スティービー・ワンダーの存在だ。言うまでもなく生きるレジェンドであり、盲目のアーティスト、ミュージシャン、ソングライターなどなど、さまざまなタイトルがある天才の彼。1度だけコンサートに行ったこともある。そう、あれは阪神淡路大震災の直後のライブだった。アリーナではなかったが見やすいスタンド席だったと記憶する。ピアノの前で演奏し、歌う画だけが今でも思い浮かぶ。とにかくオーラの

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          【ドキュメンタリーから学ぶ】命名はセンスなり

          数年前に海外ドラマのマイブームが終わり、その後はネイチャーもののドキュメンタリーをよく見るようになった。特に好きなのは昆虫ものだ。といっても昆虫自体が好きということでもなく、実際家に侵入してくるタイプの虫たちにはいちいちビビる。ふだんはジッと見るものではないし、その勇気もないし、近づかれると怖い。勝手に家に入って来ないでほしい。 ちなみに子供のころは田舎に住んでいたので、Gとそれに似た姿のコオロギ、あとは便所に出てくるウマオイ以外であれば、手でつかめたし虫取りなんかも楽しん

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