ひとり旅のライター、ジャカルタでガムランのステージに上がる
コロナ禍で、私はある原稿に目を奪われた。その原稿とは、サライ.jpに掲載されていた中野千恵子さんの記事「癒しと調和の音色、伝統音楽「ジャワガムラン」の魅力(インドネシア)」だ。
知識がある。音楽への愛がある。密度の濃い文章で、それでいて正確で無駄がない。よっぽどエンターテインメントの文章を書き慣れているか、インドネシアの文化に深く精通しているか。一体全体、中野千恵子さんという方は何者なのだろうか。ぜひジャカルタに行ったら、この中野さんに会ってみよう。私は日本のコロナ禍で、勝