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ワーママが転職後、全力で働くために有休消化中にやったこと・やめたこと

昨年末に転職活動をし、無事に第1希望の会社に内定をいただいた私。
本日の入社日までに、実に丸々1ヶ月もの有休を消化させていただいた。

人生の夏休み〜!(いや、冬休みか)と浮かれたいのは山々なのだが、元来心配性で小心者の私は「1月から本当に子育てしながらやっていけるかな…」「軽く毎月三途の川を渡りかけるかも…」と押し寄せる不安に耐えきれず、有休に入る際に綿密なプランを立てた。

テーマは「転職後、死なずにやっていけるように生活を整える」

転職する方も、今の両立生活がキツイ…という方にも何かの参考になればと、実際にやったことを羅列してみる。
改良は必要だが、これで即死する確率は大分減らせたのではと思っている。

1.髪を切る

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これは前回の類似ポストでも書いた通り。まずは美容室に行って髪を短くした。日々のシャンプーやドライの時間はとことん短くする。
(長年のロング派のこだわりは忘却の彼方へ…)

2.アイラインを入れる

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▲これは施術直後の充血&腫れ状態の目(やばい)

同じく前回「眉毛のアートメイクをした」ことを書いたが、それに続けてアイラインの施術も行った。
どうせ下半分はマスクで隠れているし、マツエクもアイラインが定着したらやる予定なので、私の化粧時間は実質ゼロになる予定である。
(眉マスカラをささっと塗って、パウダーをはたくくらいなので1分くらい?)
ちなみに麻酔なしでやったので死ぬほど痛かった。改革には痛みが伴うことを痛感。

3.歯を抜く

またしても痛いネタが続く。残っていた下の親知らず2本もこの期間に抜いた。
理由は3つ。親知らずは虫歯リスクが高いので、今後そういう事態になったときに仕事に支障が出るから、そして仕事が始まると定期的に通院が難しいから。そして歯痛を抱えながら仕事をしたくないからである

4.インスタフォロー削除、LINE公式フォロー削除

デジタル断捨離である。インスタはフォローを200件削除した。芸能人や気になっていたお店など。その情報本当にいる?いらないよね?と少しでも思うものは削除。まだまだちょくちょく減らして行くつもりである。
LINEの公式アカウントもスタンプ欲しさや店頭のクーポン目的で無限に増えつつあったが、日々の通知が煩わしいし、何より時間を取られる。
私はメールもチャットもLINEも性格的に「未読を残せない」「すぐに見たい」タイプなので、ここを意識的に削除して、気を取られないようにすることにした。
(同じくメルマガもガンガン配信解除している)

5.靴下を全捨て

靴下を履かずに生きていくという、石田純一化宣言ではない。
今まで「あ、これ可愛いな」と思い色んな店でランダムに買っていた靴下を、一旦全部捨てた。
そしてUNIQLOで同じ規格、同じ色の靴下を大量購入した。
これで「片方どこ?」みたいな探す手間もないし、洗濯時にペアを作るのも楽になる。
片方だけ穴が開いても、他の靴下と組み合わせられる。
UNIQLOか無印か悩んだが、UNIQLOの方が買える機会が多いかな?と思い、一旦そちらにしてみた

6.1週間の洋服を先に決める

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▲生活感溢れる写真。こういうの盛る努力をしないところが余裕のない証

前提として服も断捨離を進めている。とにかく家事において余分な時間が取られるのは、物が多いからだ。そこをできる限り減らしながら家事の負担を減らして行く。
さらに導入したのがハンガーラック。これで来週1週間の洋服を日曜日に全決めする。
毎朝の「今日何着よう?」という悩む時間の短縮、そして何より「決断疲れ」を起こさないためである。
決断は仕事など大事なものだけに使うという、スティーブ・ジョブズ形式である(ただあそこまでは思い切れなかったw)

7.食材宅配のトライアル

これはお世話になっているワーママも多いと思う。私も検討の結果、パルシステムとコープデリに申し込んでみた。特に使いたいのがミールキット。
平日は料理をまともにする時間がなくなるはずなので、献立決め、そして料理時間を可能な限り短縮する。使い勝手などを検証しながら、サービスはまた選んでいこうと思っている。
ちなみに「献立」とか言いながら、我が家の夜ご飯は基本1品完結型。

8.漫画アプリを削除する

これは苦渋の決断である。私は大の漫画好きで、毎月かなりの金額を課金し、暇さえあれば漫画を読んでいる。
漫画は最高の娯楽であり、人生を豊かにしてくれるコンテンツであることを疑う余地はないが、圧倒的に私の可処分時間を奪う。
最悪なのは「これだけは読まねば死ねない」という傑作漫画だけでなく「ま、別に読む必要なかったな」というものまでダラダラ読んでしまっている現実である。
特に毎日更新されるLINE漫画のようなアプリが大好きだったのだが、これは年明けアプリごと削除した。
人生の楽しみを全てなくせと言っているわけではない。
物事には何事も優先順位がある。そして自分の時間は限られている。その中で何を今すべきなのか?それを考えた結果少なくとも3ヶ月は漫画断ちをするという結論に至った。
ちなみに12月は最後の娯楽!と暇さえあれば漫画を読み、50冊以上は読破した。

9.鍵付きのおもちゃ箱を導入

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綺麗好き度かなり低めの私ですら、日々イライラするのが子どもたちの、子どもたちによる「おもちゃのバラまき」。
遊んで片付けないのではない。遊ばないのに何故か引っ張り出してはバラまくのである。
せめて遊べよ!!とツッコミながら片付けた瞬間に、再度無惨にバラまかれるLEGOに色鉛筆…。

この悲しみに打ち勝つために、鍵付きのおもちゃ箱を導入することにした。
チェキで撮影したものを張り付けて、中に何が入っているかを表示。子どもが「お絵かきしたい!」と言えば鍵を開けてやるシステムだ。
ちなみに鍵のない棚にも写真を貼ってみたところ「ここに片付ければよい」という子どもの理解が進み、自ら片付けを(少し)してくれるようになった!

10.下味冷凍&自作ミールキット

これはまだあまりやりきれてないのだが、「料理しなきゃ!でも時間がない!」というそこそこ頻繁に訪れるピンチのために、下味冷凍と自作のミールキットを常備しておこうと思っている。

下味冷凍は主に肉や魚をイメージ。冷凍ではないが、白味噌とみりんがあれば簡単にできる「西京焼き」なども仕込んでおきたい。

ミールキットは、例えば人参とゴボウを切ったものをジップした「きんぴらセット」とか、玉ねぎ・人参・じゃがいもの「カレーセット」とかそんな感じ。作りおきはHPに余裕があればやるかもしれない。
いざという時の保険をいくつ作っておくかがワーママの命綱である

11.ヘルスチェック

かかりつけの病院に行ってコンディションを整えておくことも重要である。私は生理痛緩和&発生頻度を4ヶ月に1回くらいにできるヤーズフレックスというピルと、持病の蕁麻疹抑制のためのロタラジンという薬を常用している。

皮膚科の方はオンライン診療ができるようになったので、今後も時間をかけずにすみそうなのだが、とかく病院関係もこの休み期間にしっかりといっておくことにした。
何よりも健康が一番。サスティナブルに働ける状態を作っておくのも仕事の一部である。
(ちなみに日々サプリも数種類飲んでいる)
薬もたっぷりともらったので、しばらくは通院しないでよさそうだ。

12.脱インスタ依存

これまた漫画同様にかなり勇気がいる決断だったのだが、しばらくインスタを辞めることにした。
発信好き、かつ承認欲求の高い私にとってSNSは生活の一部。
気がつけば息をするようにインスタのタイムラインを眺める日々…。

でもこれは、本当に必要なことなんだろうか?
感情をさておき、ロジックだけで考えると答えは明確だった。
私の場合、仕事上SNSが絡むので、完全削除するわけにはいかないのだが、アクセスしやすい場所に置いていたアプリのアイコンを、地下深くに埋めて、必要な時(仕事の情報収集など)だけ開くスタイルに変えた。
「しばらく消えます。皆私のことを忘れないでね…」とストーリーズに残した遺言が悲しい…

だが、効果は抜群で、いざすぐに使えなくしてみると、逆に今までどれだけ無意味に時間を取られていたかを痛感した。
デジタル断捨離おすすめである。

令和のワーママは賢く幸せに!

さて、まとめてみると実施(予定)したものは以下の分類に分けられた。

①インプットの重要度が低いものを捨てる
仕事のインプット(最重要)が圧倒的に増えるので、逆に現在の生活におけるインプットの中で重要度が低いものを意識的に捨てる
→漫画、SNS

②日々の時間の節約
小さなことでも時間をなるべく使わないやり方に
→断髪、アートメイク、靴下、ハンガーラック、宅配、下味冷凍、おもちゃ箱

③ピンチを未然に防ぐ予防

未病・予防医療の考え方。起きてから対処するのではなく問題を「起きなくする」ためにできることをする
→歯を抜く、ヘルスチェック

まだまだできるアイデアが浮かべば、意識的に取り入れて行くつもりである。
ちなみにこんな日常業務改革を行いつつ、ライティングやアドバイザーの仕事も舞い込み、冒頭に書いた通り全くのんびりした冬休みにはならなかった(笑)

だけれども「休みを楽しむ」と決めた日は全力で楽しみ、特に子どもたちと普段できないことをしたり、読書という良質なインプットはそこそこ出来た。

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▲緊急事態宣言が出る前に行けてよかった…キッザニア

毎年余裕がなさすぎて、季節のイベントも保育園に任せっきりだったのだが、今年は冬至もクリスマスも存分に楽しめたし、お正月も餅をついたり、お節を作ったりと「昭和の良き母」プレイで家族にここぞとばかりアピールできた。

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こんな時間もたまにはあってもいい。
生産性をあげて合理的に生きることが目的なんじゃない
それにより仕事に全力投球でき、育児や家事にストレスを溜めすぎず、夫にあたって夫婦仲を悪くすることもなく…つまるところ「私も家族も幸せになる」ということがゴールなのだ。

面倒くさいな…とか大変だな…と思う人はこう考えてみてほしい「これは幸せになるための努力」だと。
幸せのためという目標が見えると少しだけワクワクしないだろうか?

「時短」とか「節約」とかいうと何となくしみったれた響きに聞こえるかもしれないが、それは決して後ろ向きな行為ではなく、
幸せになるためのただの手段なのである。

令和のワーママは賢く幸せを勝ち取ろう。


本代に使わせていただきます!!感謝!