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ひとに任せるということ

今年のひとつの目標は
「ひとに任せる」ということにした

もうマネージャーになってから10年以上たっているけれど
本質的に自分が出来ていないことのひとつ。

小さい頃から
お調子者で目立ちたがり屋の僕は
クラスの学級委員や生徒会長、部活のキャプテンやサークルの立ち上げとか
なにかと根拠のない自信のおかげで
先頭をきって行動し続けることでしか、自分に自信を持てなかった。

社会人になってからも、同じ。
先輩や立場が上の方にも頼らず、未熟なことは棚に上げて、自分が先頭に立って何でもやらないと気が済まない性格を貫いてきたことがほとんど。

いいんだか、悪いんだか、
「反省はしても後悔はしない」
短所を逆説的に捉えて、長所してアピールする。
大量採用された同世代の仲間と競走する上での処世術。

──あらためて
ふと、立ち止まって考えてみると
ひとりでやってることは、ほんとちっぽけなもので
まわりの信頼のある仲間の力の方が、何倍も何十倍も、その想いや価値が連鎖する方が、でかいことが出来て、みんなの充足感や幸せに繋がること。


「ひとに任せる」ことは、結構勇気がいることだ。
自分は我慢して、その責任を自分が担うことになる。
経験をたくさん積んで、たくさん失敗してきた人は、なおさらそうなる。

あとは、自分の欲との葛藤かな。
自分で全部やって、全部自分の経験と実績にしたくなる欲望。
典型的な長男キャラだった僕は支配欲が強くて、傲慢なところもある。


勇気を出して腹をくくること。

利他的な気持ちになること。


この二つのことが「ひとに任せる」ためには必要な気がした。


仕事だけじゃなくて
なんでもそうなんだろうな。


©️2023 Mahalopine

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