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【全編文字起こし】2023.4.4 学者・専門家らによる「情報発信の自由と公正を求める共同声明」の発表と提訴・告発後記者会見

文字起こしにあたって

ネット上の嘘やデマは今に始まったことではない。
東日本大震災の時も、何が真実か、情報は混沌としていた。
今回のコロナ騒動に際しては、さらに度が過ぎている。
自由な発言が誹謗中傷されるなら、SNSに未来はない。
公正な情報が発信されないなら、メディアに意味はない。
それが人の命に関わるなら、なおさらだ。
SNSが健全で、有意義な場になることを望むひとりとして、
ここに記録する。

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100円から寄付できます。署名だけも可。

全文

00:00 声明について

青山「それでは皆さんこんにちは。私、進行を努めさせていただきます弁護士の青山と申します。本日は「情報発信の自由と公正を求める共同声明」およびこれに伴う具体的行動としての東京地裁への民事訴訟提起、および東京地検への刑事告訴を先ほど致して参りましたので、これらについて発表をさせていただきます。まず最初に声明について申し上げます。私どもは今回上記について行動致しております事情についてご説明します。2020年より我が国を襲った新型コロナウイルスパンデミック。このコロナ禍に対し、当初は対岸の火事視しておりました我が国にも感染が広がると、未知の疫病に対する恐怖から、それまで実施されたことのなかった人流制限などのコロナ対策が広く施行されました。特に新型コロナワクチンに関しては、動物実験による非臨床実験に3年以上、ヒトに対する臨床試験にも6年以上、承認申請には1〜2年の期間を要するのが通常であるところ、mRNAなど全くの新しい手法により製造されるものであったにも関わらず、わずか1年足らずで実用化され、日本でも特例承認されました。そして国民に対する努力義務が課された上で、国およびマスコミを挙げての接種勧奨が行われ、8割以上の国民が接種するに至ったのです。しかし新規の薬剤においては、市販され大規模に臨床使用しなければ見えてこない副作用が起きることがあるのは、極めて常識的な医学的知見であり、国会における参考人質疑などでもその懸念は参考人として出席された専門家から表明されていました。ところが2021年2月に接種が始まるや、政府広報やマスメディアの報道に医師・研究者が大挙して出演し、ワクチンの有益性のみが一方的に宣伝されたのです。一方で、接種開始後にも先行して接種が開始されたイスラエルなどから若い世代に心筋炎が相次いでいること、またイギリスではワクチン起因性血小板減少症により女性を中心に死者が相当数出ていることなど、各国政府やEU機関などが公的情報として発表した事実については我が国ではほとんど報道されませんでした。そしてこの両国では現在mRNAワクチンはほとんど接種されていません。ところが我が国では、人口あたりの追加接種率は両国の2倍を超えております。こういった根拠のある情報や医学論文に基づいて一部の研究者および医師らがSNSで声を上げると、組織的とも思えるほどの大量の誹謗中傷を浴び、その発信は妨害されました。同じことは新型コロナワクチン接種後に異常とも言える突然死が相次いだ事態を直に知った接種後死亡者ご遺族支援団体関係者らのSNSでの発信にも起きております。こうして新型コロナワクチン接種について国民には利益面のみが強調される一方的な情報しか流通しなかったことにより、国民の多くは真の自己決定権を行使するために必要な情報を得ることなく、ワクチン接種を選択し、その中で死亡を含めた接種後後遺症が頻発し、多くの被害者が生み出されました。私たちはこの状況が現在進行形であることに鑑み、これを是正する必要があると考えています。このため、科学者、医師、ワクチン接種後死亡者ご遺族支援団体、そして弁護士らが連名で声明を致します。では、この声明文をウイルスを専門とされておられます京都大学宮沢准教授より発表させていただきます。」

04:15 声明文

宮沢「情報発信の自由と公正を求める共同声明。

1.国は、新型ワクチンに関する不利益情報についても、ワクチンを推奨したのと同じだけの分量と費用をもって、国民に伝える責務を果たすべきである。

2.コンテンツ・プロバイダは、新型コロナワクチンに関する情報のSNSにおける検閲を中止し、フェイクの検証は、情報市場の自由な競争に任せるべきである。

3.SNSにおける一方的な誹謗中傷は、どのような立場に立つ者に対しても行われるべきではなく、このような行為は言論や科学を萎縮させるものであることを、コンテンツ・プロバイダーは強く認識し、SNSを自由で公正な言論及び表現の広場とするよう努力すべきである。

4.コンテンツ・プロバイダーは、誹謗中傷により自由な発言を阻害し、他者の法益を侵害した者に対して、被害者の通報に迅速かつ誠実に対応すべきである。また、事後的な司法審査などによる被害回復措置について、コンテンツ・プロバイダーは、誠実かつ迅速に対応すべきである。

5.新聞社、テレビ局などの既存メディアは、国民に新型コロナワクチン接種に関し、その有益性のみではなく、死亡を含む後遺症の実態及び過去のワクチンとそれらの比較など不利益な情報も公平に報道し、国民が接種に際し、真の自己決定権行使がなし得るよう努めるべきである。

以上であります。」

06:20 呼びかけ人

青山「ありがとうございます。この呼びかけは、呼びかけ人としてお名前をいただいている方を読み上げますと、
大阪市立大学名誉教授 井上正康先生、
京都大学名誉教授 福島雅典先生、
名古屋大学名誉教授 小島勢二先生、
東京理科大学名誉教授 村上康文先生、
同志社女子大学教授 森田邦彦先生、
高知大学教授 佐野栄紀先生、
京都大学准教授  宮沢孝幸先生、
東京大学准教授  新田剛先生、
東洋英和女学院大学准教授 秋本倫子先生、
医師 森田洋之先生、
医師 藤沢明徳先生、
医師 宮川絢子先生、
臨床薬学博士 堀内ゆかり先生、
NPO法人駆け込み寺2020代表 鵜川和久さん、
そして弁護士、私、青山雅幸が連名で呼びかけさせていただくものであります。

07:23 訴えの件数

続きまして、本日行いました訴訟についてご説明をいたします。先も説明いたしました通り、本日出席されておられます宮沢准教授、それからNPO法人駆け込み寺2020代表 鵜川和久さん、そしてこの問題について発信を続けてきた私のような立場にある、そして先ほど読み上げさしていただいたような研究者が方達に対して、その情報発信を抑圧するばかりか、社会的存在すら抹殺しようとするかのごとき極めて悪質な誹謗中傷が数多く寄せられてきました。こういった事態に対応して、その被害を回復するとともにその再発を防ぎ、そしてここが大変重要だと我々考えておりますけども、表現の自由に対する一般的な事前検閲などの法的規制を排除するためには、裁判手続きによる事後的審査が不可欠だと考えています。この事後的審査が機能しないというのは、では被害者を救済するために検閲類似を挙げ、制度をSNSに設けようじゃないか、そういう動きが出てきてもおかしくないわけです。ですから我々は司法手続きというものは非常に重要だと考えています。こうした観点から本日出席しております3名をそれぞれ原告あるいは告訴人としまして、名誉毀損を行った著名な医師をはじめとする誹謗中傷者らに、名誉毀損および侮辱行為に対する損害賠償請求を求める民事訴訟を東京地方裁判所に3件提出して参りました。また、本日出席しております3名を告訴人として、刑法230条1項名誉毀損罪、231条侮辱罪に該当するとして、東京地方検察庁に刑事告訴を、先に申し上げました民事訴訟の対象者とした1名を含む計5名、件数として6件の刑事告訴を行いました。その概要は、参考資料をご覧いただければと思っています。これとは別に、東京地裁において本日出席しております3名の他、ワクチン接種後死亡者ご遺族1名を申立人としてすでに発信者情報開示命令、これの申し立てを計21件しております。現在まで結論が出ました11件は全て開示命令が発せられております。2件が開示決定待ちです。8件が期日を待っている状態です。このように広くSNSの世界から不当な、あくまで不当な誹謗中傷をなくすべく、そして情報発信の自由を確保すべく、私どもは今努力している所存です。今後も個人の情報発信ツールとして極めて重要なSNSから、不要かつ有害な誹謗中傷を排除し、情報発信の自由と公正を求める共同声明を内実あらしめるための重要な手段として、このような法的手段を実行して参ります。なお、このための費用としてワクチン接種後死亡者ご遺族並びにNPO法人駆け込み寺2020に関する手続きにつきましては、広く善意のご寄付をこれまでお願いしており、本日現在で429万9000円もの浄財が寄せられております。この場を借りて心より感謝を申し上げます。それでは、こういった中傷被害に遭われ、その中でも国民により客観的な幅広い情報を届けよう、あるいはワクチン接種後死亡ご遺族の声を届けようしてご努力されて参りました、宮沢准教授およびNPO法人駆け込み寺2020代表 鵜川氏より、それぞれコメントを頂戴いたします。それでは宮沢先生、まずコメントの方お願いいたします。」

11:40 宮沢氏コメント

宮沢「ごめんなさい、何も用意してないんですけれども。私は1987年からウイルスの研究をして参りまして、数々のワクチン開発も行っております。人も含め、動物も含め。研究者の立場として今回のコロナが出た時から国の対応とか世の中の情報があまりにも私たち研究者の常識からかけ離れているということに驚きました。みなさん思い出してもらえればいいと思うんですけれども、ステイホームから始まりソーシャルディスタンス、数々のものが出されました。今はですね、ほぼ普通に生活できてますよね。これらの対策が表れだったということは、みなさん明白だと思います。このようなことをずっと先を我々は2020年の初めの頃、4月、5月の頃から見通しとりました。withコロナになるであろう、そしてワクチンというのもそんなに必要ではないだろう、というのも見通しとりました。それに関して私はですね、みなさんが急に外に出なくなる、こんな不便な生活を強いられているということを非常にまずいことだと、このままいくと経済的にもやばいし、心理的にもやばいということで、問題があるということで発信を続けて参りましたが、当初から厳しい批判を頂戴しました。私がマスコミに出るとですね、数々の誹謗中傷、さらには殺害予告、爆破予告っていうのもきました。私たちはテレビで発信したいんですけれども、マスコミの方もですね、今日マスコミの方きていらっしゃるか分かりませんけれども、マスコミの方もあまりにもひどい偏向報道が続いておりました。NHKも含めてですね。私たちが、専門家がですね、それは違うんじゃないかって言っても、なぜ宮沢さんは常識に反したことを言うんだということを言ってきて、我々からしたらですね、私たちが30何年間ウイルスを研究して、ウイルスを間近に扱ってて動物実験もしてるわけです、ワクチン開発もしてるのに関わらず、間違った情報を垂れ流してきた。それを正そうとしているものを、テレビに出てもそういうものはカットされますし、放送されなかった。そしてそれなかなか届かない、国民に届かないっていうことで、私はですね、SNSを通じてみなさんに発信してきたし、疑問に答えてきました。しかし、SNS上でですね、ものすごい誹謗中傷があり、私たち含めていろんな人にひどい言葉を投げかけて、多くの人はですね、善意で立ち上がった人は初期にはいたんですけども、多くの人はたじろいで発信できなくなってしまいました。それでそのまま3年間過ぎたわけですね。その間に失われた命もあれば、その間に失われた国富っていうのもあるんですよ。どれだけの国富が失われ、どれだけの人々の、ワクチンの問題でですね、命が奪われたっていう、これはね、すごく重く受け取って欲しいです。もしもですね、まともな世の中であればですね、私たち研究者が普通に声を上げられたんですよ。ところが多くの研究者が、私が血祭りにあげれれているのを見て尻込みをした、っていうことがあります。多くの人は、確かにその通りだけど怖い、発信できない、確かにその通りだけど、予算が途切れてしまうかもしれない、っていうことで発信できない。このようなことをですね、私は二度と繰り返してはいけないと思います。ですので今日の共同声明で言ったことをぜひ実行していただきたいと思います。私からは以上です。」

16:11 鵜川氏コメント

青山「ありがとうございました。それでは鵜川さんよろしくお願いいたします。」

鵜川「はい。NPO法人駆け込み寺の鵜川と言います。どうぞよろしくお願いいたします。私は学者でも医者でも弁護士でもありませんけれども、市民の声を届けるっていう立場でここに来さしていただております。この駆け込み寺を始めましたのが2021年の9月です。その時、やはりワクチンの懐疑的であったり、ワクチンに対して少しおかしいなっていう状況が出てきていろんな講演会があったりですね、勉強会があった時にですね、私もそのひとりとして参加していたんですけれども、現に2021年の3月からワクチン接種が開始されて、そこで死亡者が出てきたりという状況の中で、その仲間の方々からですね、ぜひそういう受け入れの窓口をやってくれないかと、被害者の相談に乗ってくれる窓口をやってくれないかということで、窓口を開始することになりました。その時、初めてあったのが2021年の9月です。そこに来られたのはひとりの主婦の方でした。ワクチン接種2日後にご主人が亡くなった、突然こんなふうに死ぬもんですかって、私の足元で泣き崩れられました。ご主人の体にはアナフィラキシーショック、真っ赤になって、そして、もう倒れたその日に起きて来ず亡くなってたって涙ながらに言っておられました。医師に言ってもですね、これはワクチンによるものではないって、そして相談窓口、市民の窓口ですね、市役所にいっても、予防接種健康被害救済制度のことなど一切触れてくれない、どこにいっていいのか分からない。そして解剖された先生にいったんですけれども、そこでもワクチンが原因じゃないんだということで、全てワクチンに対しての否定的な意見を浴びせられて、もうどうしようもなくて私のところに来られた、そういう方々でした。実際にですね、私自身のそういう方々257名と会っております。そしてワクチンを打ってね、1日、2日後、そうして亡くなるもんなんですかと、健康な人間が、しかも若い人間が、そうしてすぐ亡くなるもんですかと、ワクチン打つまでは元気だったんです、それを声をあげるとね、周りからは村八分にされる、SNSで言ったらね、やはり袋叩きにあうんですよ。これ、見ていただいたらと思うんですけど、嘘つき呼ばわりですよ。亡くして、力を落として生きる望みを失った遺族に対して唾を吐き捨てるような言葉がSNSで大量に吐かれてるんです。もうそれに僕は見るに見かねてですね、私自身がじゃあ窓口をやるから、名前を出していい方は名前を出してください、名前を出せないんであれば仮名で結構ですと、私がそのツイートを代わりにしていきますよということでツイートをし始めたところ、嘘だとか、偽造だとか、ほんとにいたたまれない、見るに絶えない、もう毎晩頭がおかしくなるような、そういうような追い込むようなコメントがたくさん寄せられました。これ遺族ならどうしますかって。もう生きていく望みもない人間にそこまで押し寄せられたらね、もう何を信じていいか分からない、生きる望みもないんですよ。だけどこのSNSってそれだけじゃなくって、逆に多くの人に知ってもらえる機会でもあるんで、どうしても自分の身内の生きた証を残したいからって、戦いたいから、一緒にお願いしていいですかって言われる遺族の方々たくさんいらっしゃるんで、私はこの窓口をしております。それに対して公然とね、嘘つき呼ばわりされること、そして著名な医師の方々ですから、やはり一般市民が言うより医者が言ったらそうじゃないかとなるじゃないですか。だけど現にですね、我々遺族会で「繋ぐ会」っていうのがあるんですけれども、そこでも1名の方が認定を受けております。これ厚労大臣が認めた認定です。死亡一時金の認定ですね。そしてまた、あと2名の方がそれに類似するでだろうということで報告を受けておるんですが、まだ確定には至っていない状況です。ですんでほんとにね、この見るに見かねたSNSの、地に落とすかのようなね、そういうコメントはどうしてもやめていただきたい。やっぱりね、人の気持ちに立ってほんとに受け入れてあげれるようなね、そういう場所にしてあげたい。そういう思いで私も青山先生にお願いして訴訟することにいたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

21:24 日本テレビからの質問

青山「ありがとございます。今鵜川さんの方からお話があったように、ワクチン接種後死亡ご遺族に対してすら、非常にひどい中傷が寄せられております。先ほど発表させていただいた情報開示決定のうち5件はですね、ご遺族に対して寄せられたものです。これすぐに発令に至っております。いかにひどい程度の中傷であったかということがよく分かることだと思います。私どもからの発表は以上でございます。何かご質問ありましたら、ご遠慮なくお願いいたします。」

日本テレビ「いくつか質問させてください。本日・・・されたということですけれども、こちら、すでに受理はされてるものなんですか。」

青山「裁判所にしろ検察庁にしてもですね、今日は私ども提出し、検察庁あるいは裁判所が受け取ったと。それぞれ係に配布されて、審査があるんですね。で受理したかどうかについての発表がある。ただ民事訴訟が受理されないってことは滅多にないんで多分それはないと思います。刑事告訴の件につきましては弁護士として見て非常に固い案件として出さしていただいておりますので、受理は間違いなくするんだろうなと思ってますが、本日のところの正式な言い方としては、提出し受け取っていただいた、ということです。」

日本テレビ「ありがとうございます。著名な医師の方が相手にいるという話がでたかと思うんですけど、これは訴状に載ってらっしゃる、民事の相手なのか、それとも刑事告訴された相手なのか。」

青山「共通してます。」

日本テレビ「民事・刑事で相手が3名、それとも1名の方にされて・・・」

青山「民事の相手方がですね・・・これは同一ですね。著名な医師の方です。この場合には原告は別々になりますので、被告が同じであっても訴訟としては別。なので3件です。同一の人物に対して3件。」

日本テレビ「刑事告訴の相手方は5名で6件ということで。」

青山「そうです。今言った民事訴訟の相手方を含め別に4名、刑事告訴しております。計5名に対して、件数は6件になります。」

日本テレビ「ありがとうございます。」

24:35 毎日新聞からの質問

毎日新聞「民事の被告なんですけども、著名な医師ってどの程度の、町医者みたいな感じですか。ネットで検索すれば出てきますか。」

青山「そういう検索すればすぐ出てくるような方です。」

毎日新聞「今のところ何者かっていうのはこの場では言えない。」

青山「この場では申し上げることはない。そのうちですね、東京地裁で受理されれば、当然閲覧はできますので、その際にご確認いただければと思います。SNSにおける大変著名な方であり、発言力の大きい方であるということだけは申し上げておきます。」

毎日新聞「それをこの場で言えない理由っていうのは、何かあるんですか。」

青山「私どもとして、弁護士として、今日は必要な範囲に留めておこうということで、ただそれだけです。」

毎日新聞「訴状を起こすことになったら、相手が誰なのかっていうことは明示していただいたほうが・・・」

青山「それはですね、軽々にやる立場の方であるならば、そういったことを実際、逆の立場である方をですね、訴えた方がそれを明示されてるような場合もあるし。ただ我々としてはお名前までこの場で出すというのはじゃっか行き過ぎかなと思っておりますので、それについては、別にその方に対する特別な配慮とかそういうことではなく、そういったことの決着は、民事の、訴状はどなたにも閲覧可能ですから、ご自身の判断で、各社の判断でお読みになっていただければと思います。刑事で立件されれば、それはいやでも・・・その時点でよろしいかなと思っております。」

26:45 テレビ朝日からの質問

テレビ朝日「先ほど青山先生のご発言で、死亡された遺族の方の5件の命令だったということですが、これは提訴はまだされていない。」

青山「これはですね、不開示決定はなされたばかりで、これについてはですね、相手方の特定という面で、ちょっと慎重にやりたいというところがあります。簡単にいうと、情報開示決定っていうのは、全部Twitter社の話ですけども、Twitter社に対して情報開示しなさい、で、Twitter社がそれに応じて情報をくれるのが2ヶ月ぐらい経ってからなんです。で、なのでそれを見てから一番適切なやり方を考えていくっていうふうには考えています。ただし今回は、中傷が繰り返される場合もありますし、この時点で一定程度きちんとやっておかないと更なる被害拡大につながる恐れもあるので、今回は先行して特に悪質と思われるケースについて民事訴訟および刑事告訴を先行させていただいた。ただこれの手続きについては、追々そういった情報開示の手続きが実際にTwitter社でなされて、そういったところを待って検討してくと。件数がちょっと多いもんですから、実はその特定の方だけですでに10件近くの申請をしておりまして、そのうち5件は・・・けれども、そうすると全件提訴ということになってくると、また訴訟手続き大変手間もかかります。そういったことも勘案して、順次やっていくと。ただ今現在、今日現在もですね、誹謗中傷っていうのは行われてところがあるものですから、まずはそこをストップさせる必要があるということで、先行してまず今日は、声明とともに実際に私どもが断固たる姿勢で臨んでいることをご理解いただくために、先行しての訴訟提起をさせていただいた、こういうことです。」

29:25 青山氏コメント

青山「実際このご遺族の場合はですね、私リストアップしてるだけで実はもう100件近いおそらく訴訟あるいは情報発信開示手続きすればすぐでも戦えるそういう悪質な方がリストに上がっているわけですね。これちょっと異常な状況です。一般的に情報開示決定、なかなか認められないというような風潮があるところですが、先ほど言ったように、私今この関係でやっているのは全件認められていますね。どれだけ悪質なことが平気で行われているのか、それはよく分かると思います。実際に過去にネットで誹謗中傷が原因で自死を選んだという事例もあるわけですから、これはやっぱり国民全体が考えなくてはいけない。もうひとつ強調したのは、かといってSNSに広く投網をかけるような形で、なんらかの事前検閲的な規制をかけてしまうこと、これはものすごい危険なことだと思います。我々が今活動できて今みなさんにこういったことを発表できるのは、Twitter中心として報道管制が敷かれてない世の中で、自由に発言される場があって、これを萎縮させたくはない。でも、その場が逆に誹謗中傷によって萎縮したり自由な言論が排除されたら困る。こういったところで我々、費用も手間もそして負担もあるわけですけども、こういう形で声明を発表させていただき、実際に行動させていただいてるというわけです。」

「ありがとうございました。」

以上

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