ゆきがた

“雪国を暮らすように旅をしよう” 早春に刻々変化する残雪の形=雪形(ゆきがた)は、季節を大切にし自然と共存する雪国暮らしの知恵の形です。雪深い新潟県南魚沼の温泉旅館HATAGO井仙とryugonからお宿の情報と雪国の知恵、季節の便りをお届けします。

ゆきがた

“雪国を暮らすように旅をしよう” 早春に刻々変化する残雪の形=雪形(ゆきがた)は、季節を大切にし自然と共存する雪国暮らしの知恵の形です。雪深い新潟県南魚沼の温泉旅館HATAGO井仙とryugonからお宿の情報と雪国の知恵、季節の便りをお届けします。

最近の記事

秋の魚沼スカイラインをサイクリング:ゆきがた自転車部

紅葉も盛りを迎えた快晴の秋の日、ゆきがた自転車部活動で魚沼スカイラインをサイクリングしました。 ryugonでレンタルしている電動アシスト自転車でryugonを出発し、六日町の街中を抜け、上越線の踏切を越えるあたりからなだらかな上り坂に。しかし電動アシストのおかげでスイスイと登っていきます。 魚沼スカイラインは魚沼市や南魚沼市がある魚沼盆地と十日町などがある中魚沼地域の真ん中を走る魚沼丘陵と呼ばれる比較的なだらかな山地で、スカイラインからは越後三山から谷川岳、飯士山など国境

    • 大地の芸術祭を語る ゆきがた座談会アーカイブ

      井口 今日は現在開催中の大地の芸術祭、を地元行政として運営・バックアップしている十日町市産業観光部文化観光課長で大地の芸術祭実行委員会事務局長の齋喜 直さんに来ていただきました。 大地の芸術祭、皆さんご存知ですよね。第1回が2000年、今年2024年は9回目の開催になります。 地元の私たちから見てなんか都会っぽいというか芸術っぽいというか変わった若者がやっている、見にきているという印象でしたが、 最近はとても知名度も上がり一般化というか、馴染んで来た印象がありますよね。 今や

      • ゆきがた自転車部 秋の活動は紅葉を巡ります。

        ゆきがた自転車部活動、第二弾! 今回は、秋の紅葉編ということで、魚沼丘陵の尾根沿いから山々を一望するコースを走ります。 お昼には、新米ときのこ汁をご提供します。 秋の過ごしやすい日にちょっとアクティブな部活動はいかがでしょうか? ゆきがた自転車部 部活動内容 11月12日 10:00集合 紅葉をテーマに魚沼丘陵の尾根沿いから山々を一望するコースを巡ります 参加費2,200円(昼食代・入浴料・保険付) (全額ryugonの森に寄付されます) *電動アシスト自転車レン

        • 食欲の秋、デザインの秋!新潟青陵大学とコラボレーションしたオリジナルパッケージ米を期間限定で販売中

          ryugonと新潟青陵大学短期大学部の生徒によるオリジナルデザインのお米(2合入)を10月5日から1ヶ月の期間限定で販売中! 今年の春から夏にかけて、生徒達が実際にryugonを訪れて感じたことや体験、ヒアリングをもとに制作を重ね、他には無いユニークなデザインが揃いました。 同じ条件、同じ期間、同じ環境下にも関わらず、どれ一つとして同じデザインはありません。そんな一つひとつをじっくり見比べてみるのも面白いですよ。 オリジナルパッケージは全部で24種類。全て2024年度魚

          収穫祭!新米とお酒を楽しもう

          収穫の秋、魚沼産コシヒカリの産地南魚沼のど真ん中、ryugonで「収穫祭」を行います。実はこの翌日はryugonの創業記念日でもあります。 とれたて新米のコシヒカリは最高のご馳走です。 地元の美味しいお酒もありますよ。 お米に関するトークイベント、地元清酒「八海山」からのゲストとのお酒のトークイベントもあります。 お申し込みは下記リンクより。 参加費1100円、ryugonの温泉もご利用いただけます。 参加お待ちしております! 参加お申し込みはこちらから!

          収穫祭!新米とお酒を楽しもう

          雪国へ1泊2日。気ままにゆるり、女子二人旅

          1日目は田園と街を満喫 JR東京駅→JR越後湯沢駅→HATAGO井仙→ryugon→居酒屋「一八」 「どこへ行く?」。友だちと1泊2日の旅行に出かけることになりました。温泉入りたい、おいしいもの食べたい。ゆっくり、静かな時間も欲しい。そうして見つけたのが2つのホテルをめぐる旅のコース。まずは1軒目、「越後湯澤 HATAGO井仙」に向かいました。 お昼過ぎに、越後湯沢駅に到着。東京駅から約1時間。あっという間と思ったら、宿も駅のすぐ前。駅を出て、横断歩道を渡るだけ。そのまま2

          雪国へ1泊2日。気ままにゆるり、女子二人旅

          八海山の酒造り ゆきがた座談会アーカイブ

          井口 みなさんこんばんは。今日はみなさんご存知だと思います、この地域の清酒八海山を造っている(株)八海醸造さんの製造部長である倉橋さんにおいでいただきました。八海山さんというともちろん日本酒のイメージがあると思いますが、近年は焼酎や、ビール、最近国際的な賞を受賞して話題になったジンやウイスキー、そしてお手元のあまざけと幅広く手がけていらっしゃいます。その辺りをまず伺って良いでしょうか? 倉橋 みなさんこんばんは。八海醸造の倉橋です。今日はお越しいただき大変ありがとうございま

          八海山の酒造り ゆきがた座談会アーカイブ

          山菜の楽しみを小野塚名人(ryugon支配人)が語る ゆきがた座談会アーカイブ

          小野塚 みなさんこんばんは。ryugon支配人の小野塚です。今日は山菜の話にお越しいただきましてありがとうございます。早速ですが、山菜について、みなさんはどんなイメージを持っているでしょうか?まず、山菜ってなんでしょう? 例えば「野草」や「雑草」との違いは何か?と聞かれたらどう答えるでしょうか。 井口 うーん食べられるかどうかでしょうか? 小野塚 そうとも言えます。「山菜」とは私たち人間が勝手に食べられる山の草を「山菜」しているだけとも言えます。そして私たちが食べられる

          山菜の楽しみを小野塚名人(ryugon支配人)が語る ゆきがた座談会アーカイブ

          自転車部活動レポート:春の魚沼田んぼを走る

          自転車に最適な爽やかな5月。田植え真っ最中の魚沼で自転車部活動:ポタリングが行われました。 ryugonで電動アシスト自転車の乗り方を簡単にレクチャーされてからスタート!乗り出しや坂道でのアシストされる軽快さに歓声が上がります。 まずは魚野川越しに坂戸山を望むスポットで隊長の株式会社いせん代表・井口さんが隊列を止めガイドを。「向こうに見えるのが坂戸山です。かつては上杉家の城郭として難攻不落の山城でした。そのわけは急な山道はもちろん手前のこの魚野川が天然のお堀・要害になっていた

          自転車部活動レポート:春の魚沼田んぼを走る

          「機那サフラン酒」から「長者盛へ」 新潟銘醸さん ゆきがた座談会アーカイブ

          羽鳥 新潟銘醸の羽鳥と申します。それでは新潟銘醸の歴史からお話します。 昭和13年、1938年の創業ですので85年ほどでしょうか。 新潟の酒蔵の中では割と新しい方と言えるかも知れません。 弊社は最初から日本酒を作っていたのではなく、元を辿ると投手吉澤家の2代目吉澤仁太郎が長岡市で薬酒を作っていました。「機那サフラン酒」という酒で「養命酒」と並んで2大薬酒と言われたこともあったそうです。 サフランとかハチミツ、桂皮、丁子など10数種類の原材料から作られて竹筒に入れて販売し始め

          「機那サフラン酒」から「長者盛へ」 新潟銘醸さん ゆきがた座談会アーカイブ

          部員募集!「ゆきがた自転車部」

          春到来!ということで今シーズン「ゆきがた自転車部」が発足します。 新緑と田んぼのきれいなこれからの季節はサイクリングにはうってつけです。 電動アシスト自転車のレンタルもあるので、のんびりペースや初心者でも大丈夫。5月と6月それぞれテーマに沿ったコースを設定しました。ゴールしたら温泉で疲れを癒してください。 5月17日(金曜)ryugon集合10:00AM 南魚沼グルメライド:食いだおれの田んぼポタリングツアー ryugonを出発してちょうど田植えシーズンの水田の中、雪国魚

          部員募集!「ゆきがた自転車部」

          お楽しみ満載のスキー場 滑っても、滑らなくても

          今年もやってきました!スキー&スノボの季節です。湯沢&南魚沼にはスキー場がいっぱい。その中から「ゆきがた」おすすめの2つを紹介します。ポイントは、滑って楽しいのはもちろん「滑らなくても楽しめる」です。 一つ目は「八海山麓スキー場」。名前の通り、八海山の麓にあり、アットホームでローカル感を味わえること、そして空いているのが大きな魅力。ryugonからは車で25分とアクセスも◎。着いてみると、スキー授業の生徒たちがあちこちに。リフトは2本で、どこから滑っても同じところに到着するの

          お楽しみ満載のスキー場 滑っても、滑らなくても

          「鶴齢」「雪男」青木酒造さんを迎えて ゆきがた座談会アーカイブ

          進行役:井口 今日も日本酒についてざっくばらんに色々な話ができるのを楽しみにしています。今日のゲストをご紹介します。青木酒造株式会社 専務取締役の阿部さんですどうぞよろしくお願いします。 入社以来もう28年ということで、営業を中心に青木酒造の中心的な役割を担っていらっしゃいます。青木酒造さんのことを知らない方もいらっしゃると思いますので簡単にご紹介していただけますか? 阿部 青木酒造の阿部です。どうぞよろしくお願いします。 弊社のメインは「鶴齢」というお酒で、そのほかに「雪

          「鶴齢」「雪男」青木酒造さんを迎えて ゆきがた座談会アーカイブ

          アーカイブ:ゆきがた座談会「白瀧酒造さんと」(後編)

          上善如水の誕生 富沢:白瀧酒造より 井口:(株)いせん代表 黒田:地元タクシー会社所属 井口:白瀧酒造さんの代表酒「上善如水」はどのように誕生したのでしょうか? 冨沢:上善如水は今から約30年程前、バブルの真っ只中の頃に生まれました。スキーブームで湯沢も非常に賑わっていたのですが、せっかく湯沢に来ても、若い方が全く日本酒を飲んでくれなかったんです。そこで、なんとか飲んでくれる方法は無いものかと考えたんですね。 まずは見た目の新しさ。今まで日本酒はずっと茶色い瓶を使ってきま

          アーカイブ:ゆきがた座談会「白瀧酒造さんと」(後編)

          アーカイブ:ゆきがた座談会「白瀧酒造さんと」(前編)

          三国街道沿いの居飲酒屋(いのみざかや) だった 富沢 白瀧酒造の酒造りは安政2年(1855年)。これは初代の初代の湊屋藤助(みなとやとうすけ) が没した年なんですが、そもそも生前の湊屋藤助が、家の庭先で湧く水を使って、今で言うどぶろくのようなお酒を作っていたことが始まりだと言われています。 酒蔵の玄関前が越後と江戸を結ぶ三国街道だったこともあり、三国峠を降りてきた行商人たち、またこれから峠をのぼる人たちを労って、身欠きニシンや漬物と一緒に振る舞っていたようです。 井口 居飲

          アーカイブ:ゆきがた座談会「白瀧酒造さんと」(前編)

          ゆきがた座談会 vol.7 南魚沼の酒蔵・青木酒造さんを招いて

          南魚沼の地酒、「鶴齢」「雪男」で有名な青木酒造が生み出すお酒は、 すっきりとした中に米本来の味わいも深い「淡麗旨口」の酒造りが特徴です。 今回は営業担当の阿部さんにお越しいただき、お酒のつくりや味わいなどを 囲炉裏を囲んだアットホームな雰囲気の中お聞きします。 進行:井口智裕  株式会社いせん代表 日時 2024年2月16日(金曜) 19:00から1時間程度 ところ HATAGO井仙 1F 料金 1,100円(税込) 参加お申し込みはこちらからお願いします。 ゆきがた座

          ゆきがた座談会 vol.7 南魚沼の酒蔵・青木酒造さんを招いて