性教育と発達障害

貴重なお話なので。

要支援のお子さんの療育をされているTさんとのセッション。

思春期の利用者さんの自慰行為についてが話題になりました。

意思疎通の困難さや精神的・知的な発達が同年齢の子よりゆっくりなお子さんたち。体の発育は同年齢並みだったりします。

思春期になれば体つきも変わるし、生殖器も成熟に向かう。

性器を触れば気持ちがいいわけで。
気持ちいいことは求めるわけで。
ついつい触っちゃう。

この場面であれば

①人前でしてはいけないこと
②してもよい場所が分かること

この２つが大事だと思うんです。大人が伝えること、準備すること。

自分の体は自分だけのもの
プライベートゾーンのお約束はもちろん大事。
ただ、一つの場面でまず支援者側が共通して伝えられることを絞る。

子どもの多くは発達がどうのにかかわらず
暗黙の了解や曖昧な表現では伝わらない。
大人が経験値でそれとなーく身に着けてきたものが伝わるわけなくて。はっきりと分かりやすく事実で伝えることが大事だと思うんです。

「きちんと」「ちゃんと」「しっかり」「ふつう」「みんな」とか曖昧だよね。
「みっともない」」「はずかしい」「はしたない」とかも感覚だからわかんない。

体の発達も、性欲が出てくることも
自然な成長。ふつう。順調。ならば、マナーを伝える。

②については、支援者だけで決めることではなくて、おうちの方や学校の先生と話せるといいですよね。
その時に、イヤだなぁって感情が優位に出るときって抵抗があるときだと思うんです。

性の話って日常にしていないことが多いだろうし
秘めている分、話題にしにくいし、一人一人捉え方がちがう。

共通して「こうです」って教わって来てないから仕方ないよね。
こどもにどう声をかけてよいか戸惑うし＾＾

だから淡々と堂々と伝えられるマインドや知識って大事だと思うんです。

「あるよねー」「やってみよう！」「間違った！」
「ごめん！あの時はベストだと思った！」「ありがとう！」
びくびくしながら遠巻きに見るんじゃなくて
やってみよう＾＾のスタンスがいいよね～

ドーンと安心で包んでくれるようなTさんとそんな話をしつつ、
「うんやってみるわー！今の年齢だから言えることもあるしね＾＾」

発達に気になるところがある方
相談先に悩む方
学校の先生とのやりとりにウッてなる方
お子さんの性教育のきっかけをつかみたい方

LINEまで＾＾

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《お茶の間🍵性教育　さとうゆきえ》

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