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娘、習い事休みたいってよ。

「休むな。行けよ。」
が初めに浮かんできた。




幼稚園年中から始めたダンス。
もうすぐ丸6年になる。

習い始めたきっかけは、吃音のある娘に自信をつけさせたかったから。

当時通っていた言語訓練の方に
・力みが強いので運動で体を使うといい
・トランポリンとか水泳とか脱力の感覚が合わるといい
とアドバイスをもらってさっそく習い事をしてみようとアレコレ体験をしてきた。

そして選んだダンス。


体を動かして気持ちを発散してほしいと思った。
そして、どうせやるなら
できることを増やして自信をつけさせてあげたいって
その時思ったんだよね。

もともと私がゴリゴリの運動部で
上達こそよろこび!
勝ってなんぼ!
チームワーク!
上下関係!
結果がすべて!結果のためのたゆまぬ努力!
が染みついていたから

「今日やりたくないから休む」
なんて言ったことなかったし
思っても言えなかった

それをさらりと言ってのける娘よ。
・・・今思うと、瞬時に出てきた怒りは、むなしさと嫉妬だった

ゴリゴリだった過去の自分を正当化しないと
あの頃の自分まで無意味に感じてむなしくて
私と同じように努力して苦労して!って
押し付けるところがあった。

もうだいぶやらなくなったけど
それでも
「言ったからにはやり通せ」
「決めたら途中で投げ出すな」
という思いはいつまでもあるなぁ。

今はかなり薄まっているけど
確実に私の中にある。


自分に厳しいのね。わたし。


わたしたちは成長するし
いつもその時のベストを選んできた

自分を追い込んで
努力・忍耐・根性こそ価値
としていた過去だってあっていい。

やり方を変えることが
過去を否定することではないんだよね。
成長して価値観の変わった自分がそこにいるだけだ。


ただ、それだけ。

娘の
「習い事休みたい。」は
私自身が
まず自分を声を聴いて
周りよりも自分の機嫌をとることに
シフトしてきたから言えたんだと思う。


娘が自分の気持を
正直に言ったことがうらやましかった
瞬時の怒りに紛れていた嫉妬

娘の一言で
自分の厳しさに気づく。


今日も気づきをありがとう。むすめ。

え?結局休んだのかって?
さんざん休みたい理由を言った後
出発していきましたとさ^^



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