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「自己イメージ」は世界観に合わせて“ちょいプラス”〜繊細さ活用起業記〜

*この記事での「繊細さ」についてはこちら↓から*

「行動に移せない」ことが一番の課題だった

ここまで、

「繊細さ」の起業について、

技術よりマーケティングより大事だったことをテーマに
書いてまいりました。


私にとって、起業は、

行動に移せないことが一番の課題でした。


行動できない

ということは、

どんな結果が出るかすらわからない、

ということ。


つまり、

改善もできず、今が延々続くだけということです。


自分で事業を育てていこうとするなら、
これは致命的とも言えるかもしれません。


でも、
試行錯誤を繰り返しただけのことはありました。


「ある程度考えたら、まずはやってみよう!」

できるようになっていますから。

この記事を書くことができたのも、その賜物です(笑)


振り返ってみると、

ここまで動けるようになったのは、ただ一つ、

「自己イメージ」の変化

に尽きると感じます。


これまでの記事のタイトルと、
その経験から私が気づいて、
動けるようになったきっかけを並べてみましたら、

それがとてもわかりやすい(笑)


私の中の「自己イメージ」がどう変化したか?

□ 失う準備をする

『自分には、
 一緒にいたいと思ってもらえるだけの価値があるようだ』

□ 受け取る準備をする

『自分は、自分に軸を戻していいみたいだ』

□ 失敗する準備をする

『自分は、どうやら、
 失敗をネタに笑ってもらいたい人のようだ』

□ 「事実」と「現実」と「想像」を分ける

『私はどうやら、幻をみて怖がっていたようだ。
 …とりあえず「事実」をみれはいいんじゃない?

□ (会社員からの独立なら)「会社員マインド」に気づく

『私はもはや、会社員ではない。起業した個人事業主なんだ』
 (今さらだけど)

□ 「できる・できない」ではなく「やるか・やらないか」

『もう逃げるのは、やめ!やるったら、やる!』

□ 「できない」と「分からない」は違うと気づく

『私は、どうやら、できないんじゃなさそうだ。
 ただ、分からないだけだったんだ』

□ 自分への「ダメ出し」に気づく

『自分の醜い部分は、これまでの生き残るために必要だったもの。
 ダメじゃない。むしろ、今までありがとう』

□ 「誰かのため」の「自分のため」

『自分が満たされるために人を助けようとしていたとしたら、
 …これって相手に失礼だし、マズイ。修正!』

□ 「図々しさ」を身につける

『私って、意外に遠慮しすぎだったのね。
 責任は半分こだから、遠慮し過ぎなくていいんじゃない?』

□ 「立ち直る力」を育てる

『いやいや、それ違うから!
 ニーズに合わなかっただけだから(笑)』

□ 自信の「根拠」を持つ

『根拠のない自信って、持てなくてもいいんだ!』

□ 「喜ぶ習慣」を身につける

『お客様は、悲壮感なんて求めてない。
 頑張った成果は、素直に喜んでよかったんだ』

□ ポジティブシンキングをやめる

『ネガティブまっしぐらになるくらいなら、やめてしまおう。
 おや?これは意外に楽しめそうね』

□ “らしさ”を伝える

『見るべき相手が違っただけ。
 お客様と自分が相手なら、私にもできる!』


…総じて、

『私って、意外にイケてたのかもしれない…』


自分のことを、

こう思えるのと、思えないのとでは、

自分の気持ちのアガり具合も格段に違うということも、
感じ取っていただけるのではないでしょうか。



「自己イメージ」にも「お客様視点」が必要な理由

キャリアコンサルティングでも、印象のコンサルティングでも、

私が最も時間をかけ、大切にしているのが、

この

「自己イメージ」

です。


人は、

「自分はこういう人間だ」と思っているとおりに
考え、行動します。

そして、

周りにいる人たちが、その考えや行動を目にして、
それに合うリアクションを返します。

それを、自分が目にすることで、

「自分はこういう人間だ」を強化していきます。


結局、自分に返ってくるんですね。


自分にとってより良い「自己イメージ」が強化されたら、

果敢にチャレンジもしていけそうです。



そして、

起業という世界で「自己イメージ」を考えた時、

自分にとってより良いものであることの他に、

もう一つ、大切なことがあります。



それは、

お客様の期待値

です。


例えば、あなたがこれから、

「カメラマンです」と名乗る方と会うとしましょう。


どんな人を想像しますか?


「コンサルタントです」と名乗る方だったら、どうでしょう?


全く違う人物像が思い浮かびませんか?


肩書きや仕事内容から、
その佇まいや雰囲気をある程度想像
している。

これが、

お客様の期待値


この期待値から大きく外れた場合、

お客様をがっかりさせてしまうことがあります。


私は、起業したての頃、

この期待値の影響の大きさを知らず、
お客様に恥をかかせてしまったことがあります。

本当に、申し訳ないことです。


人生のすべてを、人の期待どおりに生きることは、
とても息苦しいことですが、

事業という舞台においては、話は別。

お客様の期待値としてのイメージも、
きちんと視野に入れるのが良いです。


では、具体的に、

どのような「自己イメージ」を持つのがよいのでしょう?



「自己イメージ」は、世界観に合わせて“ほんのちょっと立派”に

実は、これが人それぞれで、

一概に「これ」と言えるものはありません

事業という舞台は、それぞれ違いますし、
価値観や世界観も、人それぞれです。


人それぞれの世界観を、
自覚できるよう明らかにしていくのが、
私、印象とキャリアのコンサルタントの役目でもあります。


ただ、一つだけ言えることがあります。


それは、

今の自分より、ほんのちょっと立派であること


プラスに偏り過ぎてもいけないし、
マイナスばかりでもいけません。

等身大では、今に止まるだけになってしまいます。


「私にも、できるかもしれない」

と思えるくらいが、ちょうど良いです。


お客様と自分に目を向けて、

今よりちょっと立派な「自己イメージ」を持ってみる。


これから自分の舵取りをしてくれる、大切なイメージになります。

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