街のお蕎麦屋さん。
鎌倉で仕事をするようになって13年目。
友達などに「美味しいお店がいっぱいあっていいなー」とよく言われます。
出張多くてあんまりいないし。
いるときは自炊だし。
・・・ぶっちゃけ、あまり実感ないのです。
そしてたぶん、観光地に住んでる人はそんなもんだと思う。そこに住んでると話題のお店や有名なところには「わざわざ」行かない。
「日本一の◯◯」とか「ここでしか食べられない◯◯◯」って混んでるし、並んでまで食べようと思うものはかなり限られる。
わたしが鎌倉で並んでも食べたいのは『なると屋+典座』の今月のごはんというか野菜の定食ぐらい。
あ、もうひとつ。
それは御成商店街にある、お蕎麦の『志幸』。
ここは本当に好き。
カウンター6席しかない、小さな小さなお蕎麦屋さんだけど、いつも混んでて入れない。お蕎麦のお汁は濃い目で『ザ・日本』の甘辛味。
それほど愛想が良いわけじゃないけど、キレのいいあいさつをする男性たちがきびきびと働いている。天ぷらは注文するとその場であげてくれる。
ここのブロッコリー天が大好き!
おしゃれでもなく、観光の皆さんが予約をしてくるようなお店じゃなく『街のお蕎麦屋さん』。
街の人に愛されている『街の◯◯◯さん』は、行くと「だよねー」と思うことがいっぱいある。
超絶美味しかったり。
お店の人たちがとてもフレンドリーだったり。
臨機応変な対応をしてくれたり。
『街の◯◯◯』は、街のみんなのってこと。
愛されてるから『街の』って枕詞がつくのだよね。
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