揺れていい

月曜日。
お休みなので、朝ごはんは大好きな『FOODSTAND magali』のキッシュと野菜。そして、夕方からのオンラインクラスに備えて今週もご近所の『EKIYOKO BAKE』へ。

きょうはずっと食べたいと思っていた『プリンのようなチャイのパンナコッタ』があるっ！初めまして。ずっと食べたかったよー。やっと会えたねー。もちろん、注文しました。アメリカーノとともに。

「ご準備しますので、お待ちください」

と言われて、席に座る。
いつもならカウンターに注文したものを取りに行くスタイルなのに、お店のお姉さんが席まで運ぼうとしていたので、あわてて取りに行ったらいきなりひとこと。

「すごく揺れます」

え？なにが？
あ、パンナコッタ？
そうなの？

と思い、パンナコッタがのったトレイを受け取ると、マジでものすごく揺れる。
あまりに揺れるので「ハハハハハハー」って笑ったら、ぷるるるる。パンナコッタも一緒に笑ってる。おい、パンナコッタ！笑い過ぎだよ。

お店のかたが力強く言った。

「どんなに揺れてもクリームは落ちません」

あ。

どんなに揺れてもクリームは落ちない。
どんなに揺れても問題ない。
どんなに揺れても大丈夫。
そうか、それはどんなに揺れてもいいってこと。

揺れても戻るから大丈夫。
お店の人のパンナコッタに対する絶大な信頼感にジーンとする。

どんなに揺れても問題ない。
どんなに揺れても大丈夫。

いろいろあるけど、日々の生活もそんなふうに言えたらきっと楽しいに違いない。

揺れていい。

ステキだな。