生理前のダイエットをコントロールする
世の中には
「夏を制すれば受験を制す」(受験生にはおなじみ)
「リバンドを制するものは試合を制す」(漫画好きにはおなじみ)
という言葉があります。
つまり、それを制すれば物事が有利に働きますよという事です。(それをすれば絶対に勝てるとか絶対に上手くいくということではないので悪しからず)
ダイエットにも同じことが言えて、「生理を制すればダイエットを制す」ということを僕は宣言したい。つまり女性に関していえば、生理前に食べ過ぎることさえなければダイエットも概ね上手くいくという事です。
個人差がありもちろん全員が食欲が増加するわけではないでしょうが、食欲が増進する方が多い様です。(「私は食欲がなくなるから違う!」という方はこの記事は飛ばしていただいて結構です)
人間にはセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンは人間に幸福感を与えてくれるため「幸せホルモン」と言われることもあります。
セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。また、セロトニンは精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
引用 日本クリニック株式会社 食養相談室 健康コラムno.58
しかしこのセロトニンは男性より女性の方が分泌が少なく、
しかも生理前になるとセロトニンの分泌が減少します。
よって生理前は幸せ感が得られず、感情的に不安になったりまた別のものから幸せを感じようとしてしまうのです。
実は甘いものを食べることはセロトニンを分泌することにつながっています。甘いものを食べる時だけではなく、気持ちいい入浴や体験、日光に当たるなどもセロトニンの分泌につながります。
そしてセロトニンを分泌するには、糖が必要となります!!
ブドウ糖や砂糖はインスリンの放出を促すことにより、トリプトファンの脳内への輸送を促進し、脳内でセロトニンの産生を高めている。
引用 農畜産業振興機構
脳の栄養~ブドウ糖(砂糖)とトリプトファンを中心として~
つまり、生理前に減少してしまったセロトニンを補うために、甘いものを食べてセロトニン分泌を促そうとしてしまいます。したがってこの甘いものを食べたいという欲求は、当たり前の生理現象なのかもしれませんね。
ではなぜ生理前を制すればダイエットを制することができるのかというと、この時期を乗り越えるだけの自制心を持っているということはすなわち、生理ではない時も自制心がしっかりと働きやすくダイエットも自身でコントロールしやすいと思われます。
ダイエットをしている方で、生理前に食欲が増してしまう場合にはこの生理前に食欲が増す問題にリソースを割くと効率よくダイエットができるかもしれません。
【参考:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/セロトニン神経系、小児科第50巻第13号セロトニンの生理作用 有田秀穂】
ぼくは男なので、女性の気持ちは正直分かりません。
どんなに原理、仕組みを言ったところでそれを体験することはできず、そこからの意見が述べられないため、机上の空論でしかないと思っています。
理屈で話したところで、
「いやーそれはちょっと違うな」
と思われる女性も多いのではないかと思います。
しかし、理解はできるだけしたいなと考えた結果この内容を取り上げました。
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