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赤といえば、どんなクラシック音楽を想像する?のための日 #30

今日にぴったりな、今日の音楽を紹介

ジョルジュ・ビゼー(1838-1875 )/  オペラ『カルメン』より間奏曲

noteのアイコンを変えてみた。自分で書いた自画像....とも言えないレベルのただの落書きである。面倒なことが苦手なので色の塗り方にもそのまま性格がでてしまったようだ。ちなみにわたしの髪は赤ではない、一時期アリエルみたいな赤髪にしていた頃もあるけれどね(あの時は本当にアリエルになりたいと思っていた、ちなみに大人だったころの話)とりあえず、わたしは赤という色が昔から好きで、驚異的に赤を集めていた。いまは少し落ち着いたけれど、何だか自分に赤色以外のイメージがついてしまうことが怖いんだと思う。というのが今日のプロローグ

赤といえば、どんなクラシック音楽を想像する?
クラシック音楽には、この曲は絶対この色だ!みたいな感覚があると思う。特に女性は演奏会の時にそんなことを考えながらドレスを選んだりする。
赤といえば、やっぱり真っ先に思い浮かべるのは『カルメン』じゃない?むかしコンクールの課題曲がカルメンだったことがあって、その時のステージに上がった奏者は、全員しっかり赤色のドレスを着ていた。逆に他の色でカルメンなんて演奏できないんじゃないかなと思う。それくらいに。

このオペラ作品の作曲家であるビゼーは、当時フランスを代表する作曲家であり革命家であった、そんな彼の集大成として発表された『カルメン』は人気を博し、いまでも世界各地で上演され続けている。


ものすごく簡単にストーリーをまとめると、
1820年代ごろ、スペインのセルヴィアで暮らすジプシーのカルメンは、若い男たちに大人気。事件を起こし牢獄に入れられてしまいそうになるが、衛兵のドン・ホセを誘惑して逃がしてもらう。罪人を逃した罪を受ける事になるホセは、カルメンを忘れることが出来ず、ついにカルメンを探しだして愛を伝える。しかしカルメンの心はすでに闘牛士であるエスカミーリョに移っていた。諦めきれないホセだったが、カルメンに冷たくあしらわれ、ついに激怒。そのまま闘牛場でカルメンを刺し殺してしまう(!)

という事で、完全に赤である。

どの曲もとても有名だが、今回はビゼーの美しい旋律技が光る間奏曲を。
これは2楽章が終わり、3楽章の幕開け前に流れる曲である。(ホセが愛するカルメンに誓ったあとの場面)
ハープのアルペジオの上でフルートの美しい旋律が流れる短い曲で、一度聴いたら頭かた離れなくなるほど聞き惚れてしまいまう。


美しすぎると評判の、ベルリンフィルフルート奏者パユの演奏でどうぞ。

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