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ただ、幸せにになってほしかっただけ


年始早々、親に復讐してる話を書きましたがw

子供を医者にしたかった理由

なんかすごい親を恨んでるみたいみなっちゃったけど、もうだいぶ抜けてます。(今度は孫を医者にしようとしてるから、もう呆れてるw)

どうやって抜けたかというと
これもノートにいろいろ自分の気持ちを書いて気づいたのよ。

なんで子供を医者にしたかったのか?
父親自身が子供だった頃まで遡って想像し、因数分解していくと、ただ、幸せになって欲しかっただけ、ということ。

~~になったら幸せ?

そして、その「幸せ」のカタチがウチの父親の場合「医者」という形だったから、そうさせようとしたのだということ。

もっと時代が違ったり、父の育つ環境が違ったら、きっと「幸せ=医者」という公式は父の中には育たず
「整形してモテること」かもしれないし
「名家の嫁になること」かもしれないし
「〇〇大会で優勝すること」かもしれない。

どんな人でも「こうなったら幸せになれるかも!」という理想があって、だったら子供にはそれを叶えてやろう。これって親として当たり前の心理だよね。

そしてそのために、自分を犠牲にして働いて学費を稼いで、私達を「良い学校」に通わせてくれた。

そして、きっとその親の考える幸せのカタチが子供にぴったりと当てはまっていれば、子供はそんなに葛藤を感じずに生きれるのだろうし
逆に私のように当てはまらなければ、葛藤することになるのだろう。

幸せの式を当てはめなければOKではない

私もこういう経験から、絶対に自分の子供には自由にさせてやろう、と思ってたんだけど、なんと!「親が何でも許可してくれたから、自分に興味が無く、愛されてないのかと思って葛藤した」という人にも出会ったことがあって。衝撃だった。
そしてもう、子供にとっての理想の親なんて無理なんだなって思った( ;∀;)
だから、前の記事で書いた「親が嫌われる」ってのは、仕方の無いことなんだとも思った。

ただね、少し改善できるというか
これは変えられるかもって思ったのは
子供であろうが、本音を素直に伝えて相談すること。

子育て中の人からしたら
「そんな簡単にいかないんじゃあ!!!( ゚Д゚)」と怒られそうですが、子育て経験してないことは変えられないのでいったん今の私の子供目線の意見です。ムカついた方はページを閉じましょう。笑

親の犠牲

私の場合、お金や教育のことで、両親が喧嘩することが嫌だった。父は私が勉強できないのが母の育て方のせいだと責めてたりね。そんなわけないだろwww私のせいじゃw
一度両親が離婚するかもレベルの喧嘩したとき
親側は必死で通わせてる学校を「これで辞めれる!」 ってこっそり喜んだもんな。

後から知ったんだけど、当時父はストレスで眠れず、睡眠薬飲みながら働いてたそう。ほんとにごめんねって。ありがとうねって思うけど子供の私はそんなこと望んでないんだよね。

だったらさ、親も自由になるのが良い。

その時に「身体がしんどいから公立の学校に転校して欲しい」って言われてたら私は普通に受け入れてたと思う。(思春期だし多少の文句は言うと思うけどw)

なのに「子供のため」と言って自分を犠牲にしてキツくなって家族の関係性も悪くなる。それは優しさなのかなぁ。

子供も親に幸せになってほしいはず。
だから、犠牲なんていらないんだよ。

戦わず、折り合いをつける

この前見た音楽座ミュージカルの『SUNDAY』でも
「私の幸せとあなたの幸せは 戦わなくてはいけない いつまでも続く」
という歌詞がありました。

どこかで折り合いをつけないといけない。
でも、戦うほどのことなのか?

私は・・・・
「戦わないといけない」とは思えなかったんだよね。

そのためにはやっぱり
素直に本音を言うことが大事という私なりの結論なのだけど
もっと難しいのは、自分の本音に気づくこと。
医者になってほしいんじゃなく、幸せになってほしいだけだったと父自身が気付いていないようにね。

私もまだまだ、自分で気づいてない本音がたくさんありそうです。

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