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【読書記録#2】 白洲次郎の生き方 馬場啓一 著

<2023年5月29日にインスタに投稿したものをシェアしています>

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日本一かっこいい男と言われる、白洲次郎。

白洲次郎と言えば、GHQの要求に対して、主張すべきことは毅然とした態度で応じなかったり、天皇陛下からの贈り物をぞんざいに扱ったマッカーサー元帥に対して、いやしくも、日本の統治者であった人物からの贈物をその辺に置けとは何事か、と啖呵を切った話や、占領軍のNO.2であったホイットニーにケンブリッジ仕込みの流暢な英語を褒められ、「閣下の英語も、もっと練習すれば上達しますよ」と返した話など、気骨のある、外国人相手に対しても堂々としている人のイメージ。

儒学者の家系に生まれながらも、10代のうちに英国へ留学し、ケンブリッジ大学で学ぶ。そこで10年を過ごした彼が身につけた騎士精神に則った「プリンシプルに忠実に生きること」という、西洋の根源にあるものをプリンシプルとして看破した。そのプリンシプルを大切にし、安易な妥協を許さない、彼の生き方は、服飾哲学、お酒の飲み方、車への愛情、農業にも表れている。ちょっと外国かぶれしていないか?と思う場面がありつつも、戦後の復興を支えた日本にとって重要な一人である。

出光興産の創業者、出光佐三にしかり、白洲次郎にしかり、明治に生まれた日本人にはこういった気骨のある大和魂を持った男性が多い印象がある。この激動の令和の時代にこのような日本人がどれだけいるだろうか。特に今の政治家に、出光佐三や白洲次郎の生き方を見習ってほしいものだ。

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