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【読書記録#14】 時空を超えた聖地を巡る高野山と密教の仏様

<2023年4月28日にインスタに投稿したものをシェアしています>


私の実家は先祖代々真言宗で、幼い頃、朝夕、仏さんにお経を上げている祖父のとなりで一緒にお経を上げていた思い出がある。
その後、三重県に6年ほど住んでいた時は、同級生に二人お寺さんの子供がいて、一人のお家のお寺は1,000年以上の歴史があり(天台宗)もう一人は500年以上の歴史のあるお寺(浄土真宗)だった。小学生の私は、お寺に鎮座している仏像の表情が怖いのと、年寄りくさいお線香の匂いであまり興味がなかった。なので、家族と一緒に、車で奈良や京都へお寺ホッピングをするとき、つまらなくてしょうがなかった。

だが、年を重ねるに連れて真言宗についてもっと知りたいと思うようになった。そして、知れば知るほど、いくつか宗派がある中で、ご先祖さま方が何代にも渡って宗派を変えずにいてくれたことへの感謝の念が湧いた。

お大師さま(空海、弘法大師)が高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した高野山の中心である壇上伽藍に神道の神々を祀り、「神道と仏教の融合」を果たしたお大師さま。

お大師さまにより自然の恵みに感謝するという神道の精神が仏教に取り入れられ、神様と仏様が共存する日本人ならではの宗教観が育まれていったのだろう。

本書は、高野山ガイドブックという感じでたくさん写真もあり、面白い。

死ぬ前に一度は訪れて、宿坊にも泊まってみたい。

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