いちごミルクと夜の街

白金台からの帰り道、ふと思い立って新宿乗り換えにした。
気になっていたいちごミルクのお店、時間以内に行けそうだと思って。

駅構内のNewmanに、いちごのお店が最近できた。
うさぎのパッケージとピンクと赤の色合い。
可愛いいちごミルクが飲みたいなと、数週間思いながらなかなかタイミングが合わなかった。

少し高い小ぶりないちごミルクは、受け取ってちょっと飲むと口の中に果肉がしっかり入ってくる。
優しい甘さとまろやかな味わい。
いちごミルクと共に乗った帰りの電車は、いつもとそう大して変わらない道のりなのに、特別で幸せな時間に変わった。

いちごミルクを飲みながら通り過ぎる窓から見える夜の東京に、忘れていたわくわくを感じ取る。
東京は、午後の10時。

トキメキ投入少しだけ、それで幸せを思い出せる日もあるんだなって。
甘い時間を自分でつくって、優しい時間に忙しない心を和らげた。

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