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新しいこと記録帳

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40代に向けてほそぼそと、少しずつやりたいことをやってみる。そんな自分を勝手に応援、ときに反省。覚書のようなnoteです。
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2024年6月の記事一覧

智の障壁に囲まれて

智の障壁に囲まれて

図書館。それは私にとって、楽園であり、学び舎であり、そして最大の障壁だったりする。障壁内にいる時は、昔やった遊びみたいに、「はい、バーリア!」と鬼から逃れるような気がする。それ故かどうかは分からないが、逼迫すると図書館へ籠る癖がある。

図書館という存在は私にとってなくてはならないものであり、図書館のなかに泊まるような体験というのは至極贅沢な行為なのである(最近ブックホテルみたいなお宿が増えてきて

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自分をゆるす「とき」がきた

自分をゆるす「とき」がきた

私は私自身を「卑怯で小狡いやつだ」と思ってきた。それは小さい頃から、私は私の中にそういう部分を秘めている、悪いことだと思っているから隠していると思ってきたことだ。

私の親のなかにその影がみえるのが嫌になって、顔を、存在を見なくなった。遠ざけた。見てしまったら、私がひた隠しにしてきた「卑怯で小狡い私」が飛び出してしまいそうだったから。

だから、しまい込んだ。

素直で人当たりが良く、愛想良く振る

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眠っていた記憶

眠っていた記憶

近頃はプレゼンテーションと思考の文字起こしばかりしている。かつてはインプットが無いアウトプットを繰り返すなんて、そんな時間があったら他の事をやりたい!なんて思っていた。
ところが、どうだろう。アウトプットを突き詰めていくと自分が分かっていたと思うことが実は朧げであることに気付くのだ。そして、私はあの日のプレゼンでの質疑応答を思い出す。

プレゼンを終えるとクラスメイトが、「それはどれくらいの誤差が

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