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○○バカにならないと秀でることはできない

僕は性同一性障害、FTM、LGBTトランスジェンダーでLGBTセミナー講師・オンラインサロンの塾長をしている鈴木優希です。

僕は名古屋美容専門学校の一期生であり、美容師免許を持っています。

でも僕は美容師になりたかったわけではなく、就職を考えた時、OLさんなど「女」の格好、制服が嫌で、好きな服、髪型で働ける職業を探していたところ、通っていた通信制学校の担任がたまたま高速道路を走っていた時に名古屋美容専門学校一期生生徒募集の看板を見つけて進めてくれた。

当時、大好きだった木村拓哉がドラマ「ビューティフルライフ」でカリスマ美容師役を演じていたことも大きく影響して(笑)入学を決めた。

でもやはり入学してみるとそこは元々興味がないこと。

頑張れるはずもなく。学校もサボってばかりだった。そんな僕とは対照的に、クラスには美容に対してとにかく熱心な子がいた。休み時間も練習をしていたり、コンテスト前となるとその熱さに拍車をかける。

そんな子をみて僕は引いていた。「美容バカ」とあだ名をつけて笑っていた。

でも内心は、一生懸命打ち込めること。それによって評価されていく姿に嫉妬していただけ。

その子は後に有名な美容師になり今では独立して自分のサロンを出したと噂で聞いた。納得しかない。

自分のやりたいこと。これで生きていきたい!と思ったことに巡り合えたなら、誰に笑われてもバカになればいい。

いや、バカにならないと秀でることは出来ない。

昔から、自分の世界を見つけてまっすぐに向かっている子たちに対して羨ましさを隠して、笑っていた。

でもそんなクズだった僕も変われた。それは現在の仕事に出会ってから。

今のLGBTセミナー講師・オンラインサロンの活動の元になっている本業であるオナベバーVenusの経営を始めた時だ。

仕事バカ。

いつも店の事を考えている。もっともっと良い店に出来ないか?お客様が求めている事は何だろう?集まって来てくれるLGBTの子たちが求める職場とは?

店での接客も、中途半端では成り立たない。お金を頂ける接客・会話をプロとしていつ来て頂いても提供できるように自分を高めないといけない。責任感。

どんなに一生懸命、全力で取り組んでもまだまだ足りないことだらけ。お金を稼ぐとは本当に大変なことだと痛感する毎日。周りの評価、バカにしている人、笑っている人の事なんか気にする暇もない。

そして、仕事柄これまでに沢山の人を見てきたが、努力をしている人を笑っている人に成功はない。

だから、そう

誰に笑われても自分の道を行け。周りなんか気にせずに自分のやるべきこと。やりたいことに全力で向かえ。

気付いた時にはもう自分を笑ったその人たちとは違うステージにいる。

そしてもし今、昔の僕の様に自分が出来ないことをやっている人へのヤキモチで努力している人を笑っている人がいるならば、もう笑う事はやめよう。

自分も頑張れる何かを見つければいい。その方が格段に楽しい。

そう○○バカになろう!

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