と：年を取ると時間が早くなる？

年を取ると時間が早くなる、とよく聞く。

確かに今年ももう寒くなって、
10月がやってきて、今年も３か月ちょっとしかない。

それでももう1年たつのか、思うかといわれれば、
さほど思わない。

私は、年を取ると時間が早い、という感覚があまりない。

なぜか？

おそらく、何げなくただやらなければならないことを
しているだけではなくて、
「これをやりたい」「この目標のために頑張りたい」
があるから、それを達成できるように
毎日努力しているから、
毎日が早いなんて感じないのだと思う。

目標のために努力している時間は
ゆっくり流れているような気がする。
早く評価を受けたくて、
時間がのろのろ進んでいるように思える。

しかし、実際は一日で結果が出るなんて
あるわけがなく、
毎日毎日小さな積み重ねをしているだけだ。

その時その時で見ると、
鉛のように遅く感じられて、
早く終わらないかな、と思っている。

しかし、それを1年単位で見ると、
あれもやれたな、これもやれたな、と
思えることが増えて、
充実感が出てくる。

12月に1年を振り返って
「まあ、ほどほどに頑張ったかな？」と思えるのは、
そういう日々の積み重ねがあってこそだ。

未来で後悔することにならないためには、
今こつこつと努力することが必要。
少しでも前に進んで、人生が充実した！と思えるように、
時間を無駄にしたくない。

本当は休憩をはさみつつ、
ほどほどに努力していい感じに結果が出て、
すべてうまくいけばいいのだけど、
そんなことはなかなか起こらないので、
自分のできる範囲で調整していけたらな、と思う。