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世の中みんな、特別支援教育を学べばいいのに。

最近、久しぶりに特別な支援が必要な子どもたちと関わっています。

そこで感じる、
「これって特別?」

今、私は、いわゆる定型発達のお子さんとも関わっています。

定型発達の子にでも、
相手によって伝え方を変えるのは当たり前で、
相手の気持ちを尊重するのは当たり前。意思を尊重できない時は相手が理解できる方法や妥協点を見つける。

例えば、
泳ぐのをスタートする時、
スタートタイミングに全く気付いていない時に、「なんで準備してないの!?」と叱るのではなく、「◯◯くん、ゴーグル準備してね!」と声をかけるのは特別な支援なんでしょうか?

「時間だよ!早くして!!」と言わずにゴーグルの準備ができるまでスタートを待つのは特別な支援なんでしょうか?

「よーい...スタート!」と、言葉だけでなく、スタートのポーズをその子どもに合わせてこちらも一緒にポーズするのは特別な支援なんでしょうか??

それって、本当に、「特別な支援」なんだろうか?

特別支援学校の先生、福祉事業者の方々、そして保護者の皆様が、とんでもない時間と思考をかけて、様々な工夫や努力、その子に応じた配慮をしているのは重々承知です。
私も特別支援学校で7年間働いていた身です。


でも、特別支援教育として必要だとやっていることって、定型発達の子への対応でも使えるし、必要なことなんだと思うんですよね。

これはほんの一例で、いろいろな面でそう感じます。

「当たり前」と思っていますが、もしかしたらそう思えるのは、私が特別支援教育に携わったことがあるからかもしれません。

世の中みんなが、特別支援教育を学べばいいのに。
そうしたらもっと世の中はよくなっていく気がする。
無理を承知で、そんなことを思ってしまいます。


特別支援教育についてもいろいろ書いていきたいですね。


そして、特別支援教育に限らない話ですが......
一緒に働いている方に言われました。
「研修に参加した時に、独身の方は、やっぱりさっぱりしてたんだよね。保護者の気持ちはそんなもんじゃない。」

私のことを言われたわけではないのですが...やっぱり仕事するにも結婚しなくてはいけないのか。
これについては、教員時代、私もそう思っていました。子育てしないと保護者の気持ちを100%理解することはできないかもしれない。
周りからもやっぱりそう思われているのね。改めて感じました。

悔しいけど、これはやっぱりそうなんだと思います。

なーんていろいろな感情をもちながら、久しぶりに一人で飲みに来ています(笑)
お店のビール最高。おいしい。

明日からも頑張ろう。

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