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メルカリニートから映画監督になって社会復帰した



2019年大阪にメルカリニート爆誕


私、28歳。大阪で映画を撮ってます。
普段は巫女やってます。神社で。

ニートの癖に、正月だけ福娘してた!
果たしてニートが福を授けられるのか!?!?
プライドもって福を必死で授けてました!
今はここでは働いてないです!

貧乏なくせに、映画を撮る事をしてるので、余計に貧困の渦に呑み込まれてる人。

2020年の冬。
11月くらいから、ひょんな事があって映画を撮った。
それまで私は女優してました。
ま、いうても大きな代表作なんてあらしません。
皆さんが知ってるような作品には出てないし、
映像には縁がなくて中々出れないし、
映画の事も正直よくわかってなかった。
てか映画も好きじゃなかった。

2018年
23歳の5月
4回生で卒業間近で、
何者にもなれてなくて悩んでた。
『班女/三島由紀夫』

京都の小さな小劇場(頭痛が痛いになってるか?)でキャリアをスタートさせて、
大学も映画学科に入ったくせに、なんの実績も残せず、同級生の可愛い子に死ぬほど嫉妬の炎を燃やし、演技だけでも上手くなってやる!と死ぬ気で頑張ってたけど、
そんなに演技も上手くないので、結局、卒業後みんな東京行ったけど私は実家の大阪に帰った。

上が京都から実家に帰ってきた時の部屋。
物だらけ。※これはほんの一部
下は、2021年くらい。
今はここに写ってるモノは9割もうないです。

ニート2年(2019年〜2021年)くらいして、メルカリで家中のモノを売ってなんとか生きてた。
まぁ実家なんで親の脛を骨見えるまで齧って、4年間で積み上げられたアホみたいな量の服とモノを京都から実家の大阪に持って帰ってきて、六畳の部屋ひとつ分を潰す量の大量の虚無の塊を毎日メルカリで売り捌いてた。

出演の実績は積み上げられなかったくせに、それに反比例するようにモノだけは4年間で積み上げた。

働いてない理由は、自暴自棄になってたのと、
社会が怖かった。
働いたら、夢が終わったことを受け入れなきゃいけないと思ったから。

毎日、近所のコンビニで(主にローソン)に行ってたら、後半あたりバイトの若い子達に
あ、メルカリや」「メルカリが来た」ってコソコソ言われて、辛いから違うコンビニをハシゴしてたけど、そこでも「メルカリ」って言われて、いっときあだ名がメルカリニートやった。

過去の回想

メルカリニート、色々腐ってたけど
紆余曲折、曲がりくねった〜道の先で〜
映画を撮る事となる。

そう、監督になった。

はぁ?監督になった?
お前は監督じゃねーよ。お前みたいな映画で生計立ててないくせに監督とか言うんじゃねーよ

みたいな言葉が聞こえてきそう。
(自意識〜)

正直、映画監督かどうかはどっちでも良くて、
メルカリニートは映画を撮ることで社会復帰しました!!!!!!!!!!

当時のInstagramのストーリー


そもそものメルカリニートの性格

メルカリニート、思えば、やる気はあるんだけど
どこにそのやる気をぶつけていいのか、わからなかった。
オーディション受けても全然受からんし。
受からんかったら、演技もできへんやん!
この情熱!どこに持っていけばいいんや!?

だから、家中のモノを全部メルカリで売り果たし、火災報知器の点検のおじちゃんに
『家めっちゃ綺麗ですね!?引っ越してきたばっかですか?今まで入った家で1番綺麗やわ!』
(イイエ……モウジュウゴネンもスンデマス)

と感心してもらえるレベルに、モノだらけだった家中のモノをメルカリで売り果たし片付けれた。

ありがとう、メルカリ。シェイシェイ。
(しかしその金も何故か消えた。どこいった?使ったんだよ!!!!!!!!)

メルカリニート、その情熱を注げる先をやっと2020年の冬。もう2021年が、こんにちは〜してる時に出会ったよ。

初めての映画は『透明な君と』という映画を撮ったよ。
もうね、F値とか、はにゃ???みたいなレベルやったのに、
しかも何も知識もないくせに、映画撮りたいな!友達おらん!死ぬ!
そうや、女優たちが周りにおるし、もう全員で映画撮ったろ!!!
という情熱だけで、みんな誰1人映画制作の知識も知らんのに、女優だけで映画を撮ったよ。

監督しながら、主演もしたし、脚本も書いたし、編集もした。なんならカメラも回した。美術もした。

ちなみに、映画祭に送ったけど悉く落ちた。

(ぴあとか、中之島とか大きな映画祭しか知らんかったのでとりあえず2つ送った。今思えば勝てるわけがない)

現在の音声、アフレコと整音をし直したので聴けるレベルになったけど、当時映画祭に送った時は、
ガビガビすぎて、ガギャガギャ言ってて、何言っとるんか分からんレベルの作品だったよ。
だって整音とかの知識もなかったからね〜ん。

でも、それでも完成して出演者だけで上映会した時は嬉しかった。
すげー繋がった!おー、なんとか映画っぽくね!?
とりあえず、今悩んでることとか言いたいこととか思想は詰め込んだし、満足!

って感じで、我が生涯にいっぺんの悔いなし!レベルで満足して、

映画撮るのやめた。

そしてアルバイトの面接に受かり、
私はニートを脱却し、社会に順応した。

2021年、
女優に戻りオーディション受けるが全滅。
死。
仕事を25回も転職する。


女優だから演技できるので
面白いくらいに面接が通ってた。
給料の使い先が高いョコレートを買うことで、
体重が47kg→54kgになる。
この身体の厚みを見よ!
毎日が、とにかくつまらなかった。
飽きたらすぐにバイトを辞める☞面接するの
ルーティンだった。

この時期、何も出演することがなかった。
映画も撮らなかった。

20歳で芝居を始めて、なんだかんだ毎年何かしらの舞台か映像には出ていたので、初めての経験だった。

朝起きて、仕事に行って、帰って、寝る。

その繰り返しに慣れてしまって、
「ああ、こうやって皆、創作から離れていくんだな」
と思った。

大学時代、夢と希望に溢れて私はいつか東京に行くと信じていた1回生の時に、
卒業を控える先輩たちが皆、俳優ではない職業につくと言った時に、
「なんで!?!?」と純粋にビックリしていた自分を思い出した。

「ここまで頑張ってきたのに!?」
みたいな事を言った気もする。

その時の疲れて笑う先輩の顔が、私はその時、本当に何故なのかわからないくらい、19歳20歳の頃の若さは残酷で無知だなと、

私は、倉庫で重い高いチョコレートが入った段ボールを、
私が多分、3ヶ月くらい働かないとこの全てを買い占められないんだろうなというチョコレートを売り場に運びながら、思い出したりした。

しかし、私はある日突然、
オーディション 受からないなら、小説でも書くか!!!!!!

みたいな、良い事思いついたぜ!的な感じで、バイトに行く最中に思いつき、2021年10月〜2022年3月までの半年で小説を書き上げた。

2021年の唯一の創作はそれだけだ。
まぁ、この作品を書いたおかげで、私は長年悩んでいた自分のジェンダーの在り方と父親への想いを清算できたのだが……それを語ると長くなるので、書かないが。
この作品を書いたことによって、また私を映画の世界へと導いたきっかけになったのではないかと今では思う。

さて、ニート辞めて、アルバイトも25回変えた末に、巫女になって、このバイトはなんかめっちゃ自分の性格に合ってたので、続いてる!

このまま社会に適応すんべ!

と思っていたのに、

2022年何故か、私はまた映画を撮った。

『エンドロールまで追いかけて』

やお80映画祭というものを、夏の暑い日にたまたま見つけて、80秒!?!は!?!それやったら撮れる!!!
と、前作の『透明な君と』が初監督作品で29分ものをいきなり撮ってしまったので、次を撮るのにすごく腰が重かったんだけど、
80秒なら1日で撮れる!!!と思ったので、
1年半ぶりに映画を撮ろうと決意する。

これが、なんと初めて映画祭に入選した。

そう、やお80映画祭に!

わー、すごい笑顔!
この数時間に般若に変わる。
家族を、これ呼ばわりする。
アリナビさんに取材してもらった。

八尾部門!
結果!何も受賞せず!!!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお。

チーン

おで……悔しい……

初めての映画祭。
監督と呼ばれて、小さい頃からずっと通ってるMOVIX八尾で、なんと自分の映画が80秒間だけど!あんな大きなスクリーンで流れて、
すげー!子どもの頃の私、見てる!?!?✌️
みたいな気持ちになってたのに……

引きずった……その日、俺は悲しみの化身となった。

そして、決意した。
俺!映画を撮る!!!!もっと撮って!
映画祭に送りまくって!
グランプリを獲ってやる!!!!!

そうして、私はなんと
映画を再び撮ることとなった……

まぁなんやかんやありまして、
長いんで割愛するけど、

『エンドロールまで追いかけて』(2022年10月)の後、


『水槽にて、呼吸する』 6min


2022年12月撮影(完成は2023年8月)

大阪を舞台に2021年に書いた小説をもとに映像化。
闇金で働く女性の視点から、
この国で生きることを描いた。
撮影から編集が中々あがらず
映画祭にも応募できなかったので、
撮影から1年後にやっと上映された。

▷鶴川ショートムービーコンテスト2023年 入選


『深夜高速』 22min

2023年3月撮影(完成は5月)

生きることについて真正面から向き合って描こうと、
自分の体験をベースに描いた。

8月5日〜13日
名古屋のシアターカフェさんにて上映

実は病み上がりでフラフラだった。
なんと!54作品の中から
グランプリを受賞するという吃驚!
信じられないんですけど……

シアターカフェ移転&リニューアルオープン3周年記念開放祭 グランプリ受賞🥂


初めて『深夜高速』の上映が決まったのも、シアターカフェさんだったんですけど、
なんとグランプリを頂いて、ビックリしました……。

周りが入選とか受賞とかのSNSでの報告を見るのが辛すぎて、不貞腐れていて、正直この作品を最後に、監督やめてやるぜ!!って思って最後だと思って好き勝手撮った作品だったので、

まさかの展開にびっくり……な上に、
シアターカフェさんの後にも色々と上映が決まりだして、本当にびっくり。

だって、これ私がほぼ1人で撮ったんですよ?
片山に手伝ってもらいながら、しかも出演しながら1人で撮った作品がグランプリに選ばれるって、
そりゃあもう、私にとっては自分の存在を肯定してもらえたに等しいんですよ。

関西クィア映画祭2023 クロージング作品

光栄にも日本作品のクロージング作品に
選んでもらいました。
びっくりピース✌️
舞台挨拶もしっかりさせて貰いました。

歴史ある関西クィア映画祭の日本作品のクロージング作品に選んで頂いて、またもビックリが重なる、夏。

メールでクロージング作品に選ばせて頂きました!明日発表します!
ってきた時に、ええええええーーー🤪って
ほんまにこんな顔になりました。

ええんか……!?
1人で撮った映画が、こんな錚々たる素晴らしい映画のクロージングにさせてもらって。

🤔

🤩ええんや!
併映する海外のクロージング作品のガール・ピクチャーが、ええ作品やから助けてもらおう!と、有り難く、上映してもらいました。

その後も……

▷ながおか映画祭2023 入選

▷那須ショートフィルムフェスティバル2023 入選

と上映が決まる。
(ながおかは入選のみで上映はナシでした)

嬉しすぎて何度も見返したコメント
ちゃんと観てくださったんだなと伝わって、
嬉しかったです。

また、みちくさ映画祭さんの方では、
上映にはならなかったんですけども、すごく評価してくださって嬉しいコメントをお二人から頂けました。

正直病んでいた2023年上半期

撮影が3月で、色々決まり出したのが夏だったんですよ。
半年くらいあったので、正直半年何もしてなかったんですよ。
だってこれで最後だと思ってたし、なんとか編集あげてとりあえず片山には見せれる状態なったし、これが最後の作品か〜やりきったな〜と思ってて、

とりあえず送れそうな映画祭には送ってましたが、まっっっっったく期待してませんでした。
受かるとか思ってないし、つーか不貞腐れてたんで、病んでたんで、もう世の中を睨みまくってたんで!!!!

みちくさ映画祭からが1番最初のアクションだったんですが、評価はしてもらえたものの上映には一歩届かずだったので、すごく病んでました。

その後、すぐくらいにシアターカフェさんから上映決定の連絡がきて、

うおおおおおおっしゃあああああ!

と叫んだのを覚えてます。

せっかく一緒に撮ったからには!
片山になんとか花を持たせたいなと思っていたので。

しかし、当時はとても情緒不安定で、
『エンドロールまで追いかけて』が80秒でしたが今回の『深夜高速』は22分。
22分もお客さんは受け入れてくれるのか……!?
いや!絶対面白い!絶対大丈夫!
いやいやでもでも……人生の貴重な22分を私にくれてもいいのかな?と、ジェットコースターのように気分が変わり、上映日まですごく不安でした。

なので、正直、シアターカフェの上映の日の舞台挨拶が怖かったんですよ……
なんとか上映は決まったので、片山には顔向けできるなとは思っていたけど、
果たしてこんな自分の気持ちを赤裸々に描いた作品が人に受け入れて貰えるのか……と思っていたら。

片山どこでもピースしとるな
ビーファのぬいぐるみを頂きました❤️

ここには載せられないんですが、
本当に沢山の沢山の宝物のような言葉を頂きました。

シアターカフェでも関西クィアでも那須フィルムでも。

大阪帰ってきて、興奮で寝られなくて綴った言葉。


人の心を、動かせたんだ!!!!

と初めて感じました。

役者やってる時も、観客の人に良かったよ!と言って貰えても、何か自分の中で渇きみたいなものが消えなかったんですけど、

それがやっと、やっと、
優しい雫が染み渡り潤ったような気持ちになったんです。

(しかしこれも長くは持たない。すぐに渇いてしまう。ああ……人間とは……愚かなり)

『夢が始まる』 3min

2023年9月撮影(完成は10月)

『エンドロールまで追いかけて』の第二部作
二つ合わせて完成する作品。

▷米子映画祭 3分映画宴2023 入選

▷神戸インディペンデント映画祭 2023 ショート部門 入選

▷第4回SAITAMAなんとか映画祭 ノミネート

『深夜高速』から、ちょうど半年。
グランプリ獲れたし、副賞でシアターカフェの貸切1日上映権を貰ったし、
期限が2年間あるし、うっし、
とりあえず2年は監督続けたら〜?と神様に言われてるような気がしたので、

半年ぶりに映画を撮ったよ。

『エンドロールまで追いかけて』の前後章というか、二つ合わせて見たら面白い!みたいな作品にしました。

単独で見ても面白いけどね!!!!!

自分の背中を押す意味も込めて、
そして、やお80映画祭でグランプリを獲れなかった悔しさが、この一年間の私の原動力になってくれたので、
その体験を全て詰め込んだ、

未来の自分へのエールの映画です。

ロッキー!



48HFP OSAKA 2023 出品作品

『甘美な死骸』 7min

(2023年10月撮影)

自分の好みを詰め込みまくった作品

▷Group B 観客賞3位🏆受賞
▷キャラクター賞にノミネート


まさか、48hfpに出場する日が来るとは……!?
青天の霹靂でした。
いや、まぁ嘘。ちょっと今年の目標にはしてたけど、まさかこんな感じになるとは夢にも思ってなかったです!
マジで!

2020年に役者として参加して以来、全く遠ざかっていたんですけど……
監督として初参加しました!!!

人生なにが起きるか、わかんねぇ!

タコ次郎🐙でくじ引きを引き、
この場の皆がドン引きしてた。
素敵な写真!
天才的なカメラアシスタントの作品です!
なんか本当、素敵なチームとロケ地にも恵まれました
ポスターも、自分でデザインしたけど、
気に入ってます。

48HFPのオーディション で気に入った女優と俳優に声をかけて、出演してくれた女優俳優みんなオーディション 組!

カメラマンのキムさんも紹介で出会ったので初めまして!アシスタントのシュウちゃんもはじめまして!
録音の神野さんも初めまして!

唯一の知り合いは脚本家の向井さんのみ!
しかし3回くらいしか会ってないから実質私にとっては初めまして!

もう初めましての人しかいない現場!
不安!不安!不安!

しかしその不安を塗り替えるように、
みんなめっちゃええ人ばっかやないかーい!

そして8時30分集合☞撮影終了17時という、まるで出社時間のような、めちゃくちゃホワイトな時間帯で撮影を終えられる快挙!

すげ〜。
人生はじめて集団創作楽しーって思いましたわ。
28年目でやっとな!!!!

楽しかった。ありがとう。


とにかく、この1年映画祭にめっちゃ受かった(当社比)


やお80映画祭から、ちょうど1年の2023年11月

芸術の🍂秋だからでしょうか?
なぜか映画祭は11月に密集している。

11月4日⭐️米子3分映画宴『夢が始まる』

お姉さん、関西弁強すぎですね、と
言われた。

上映が何故か18時〜21時まで!
どう頑張っても、大阪に帰れねーぜ!
明日、48hfpの上映会なのによう!!!!と、

しかも俺の作品、トップバッターじゃねーか!
しかもよう、最初のCMみたいな後に流れたから、作品見てもらったらわかるけどよう、
この作品も米子映画祭のPVみたいな映画なんだyo!!!!!

司会の人
『映画始まったんか、CM続いてたんかようわからんかった。けどこの作品を米子映画祭の公式PVにして毎年最初に流したらいいんじゃないんですかね?』

とのコメント貰ったよ!!!!!
ありがとう!!!ございます!!!!!

21時頃に映画祭終わり
交流会コミュ障発症して、タコ次郎🐙に喋りかけるしかできなかった!
俺の参加費3500円!!!!💸が泣いてる!

きょどりすぎて普段飲まない酒を2本空けた
米子饅頭お土産に2箱も持たせてもらった。
すげー美味しかった……

新幹線代で死んでるのに、ホテル代まで払ってしかもクソ高くて、残高死ぬ。

寝る!ガゴーーー!!!!!!😪💤

米子を何も観光できぬまま、
受賞もできなくて不貞腐れて、そのまま大阪に帰る🚄

5日 48hfp osaka 『甘美な死骸』

タコの女だよ!!!!
可愛い女優俳優と才能ある制作部のおかげで
獲れた観客賞だ!!!

上映会と授賞式(22日)は別の日だったんだけどね!

デケースクリーンで観ると、めっちゃ面白いな!?!?!?
我ながらめっちゃ面白い作品撮ったなと満足した。

世界平和について描いたんだけど、
変な作品だった!でも面白かった!って言ってもらいました!
ありがとう!!!!!ラブピース✌️

輪廻転生の話を少しベースには置いてます。

昔から、そういうことを考える事が好きなので……
脚本担当の向井さんがとても面白いベースを考えてくれたので本当に感謝でした。

11月17日&18日&19日
那須ショートフィルムフェスティバル
『深夜高速』

タコ次郎と私が同化する奇跡レボリューション!!!


映画祭自体は11日〜19日までやってるんですが、流石に1週間滞在すると俺は色々と死ぬので、これが限界!

大阪から片道5時間!

ご、5時間!?!?!?!?

こんな北まで来たの初めてー
てか、東京からまだ新幹線って続いてるんだ……(当たり前か)

つくもさんがソフトクリーム🍦を奢ってくれたぞい!
オタサーの姫だよ!!!!
タコ次郎🐙がな!!!!!
ボージョレー飲みながら映画観るとか、
贅沢すぎるね!?!

受賞ならず!!!!!
『通夜の前に』が死ぬほど面白かった!

俺もあんな映画撮りてぇ!!!!!


しかし、上映後に色んな人に話しかけて貰いました。
めちゃくちゃ嬉しかった。
ありがとう。ちゃんと届いたみたいで嬉しいです。

「救われた」

私はその言葉の為に、この映画を神さまに撮らせてもらったんだと思ってます。
真面目に。

23日
鶴川ショートムービーコンテスト
『水槽にて、呼吸する』

チョコレート🍫のプレゼント
宝物だよ。缶捨てねぇ。
ミニマリストだけど、これは捨てねぇ。
タコ次郎🐙はお留守番
タコ助を代わりに持って行った!

タコ次郎🐙以外の、
生きてる人間の友達が、見に来てくれて
4年ぶりに再会を果たした。

でっかいスクリーンで観る、この作品。
個人的に自分の作品の中でも好きな作品なので、デカいスクリーンで観れて嬉しかった。

好き嫌い別れるというか、
貧困問題と社会問題について描いてるので、
しかも描き方もなかなか受け入れて貰えるかビミョーな所を、鶴川さんには入選してもらえて嬉しかったです。

実行委員の人に、
「俺、水槽めっちゃ好きだったよ」と言ってもらえて嬉しかったけど、

悔しい!!!!!!!!!!

俺、また受賞逃す。

チーン

24日

神戸インディペンデント映画祭
ショート部門
『夢が始まる』

昨日、東京🗼から終電で帰ってきて、
次は神戸だべ!!!!!!!!!!!

あっちこっちあっちこっち新幹線!新幹線!
バスに乗れ!!!って言われそうだけど、
バス怖いんだよ!!!!!!!!!

高いけど、命の保証代として、新幹線に乗りまくり🚄色んなとこへ駆け巡ること……1ヶ月。
俺の金は……尽きたどころか……

米子で『夢が始まる』から始まり、神戸で『夢が始まる』で、帰結した。

目をつむってます!!!
タコ次郎🐙が目立つぅ!
もうタコ次郎がいないと正気を保てない😅
憧れの赤いレッドカーペット!!!


じゅ、受賞ならず……!!!

クソーーーーーー(白目)

11月中、参加した映画祭5つ!

米子▷48hfp osaka▷那須▷鶴川▷神戸

『夢が始まる』(米子/神戸)
『甘美な死骸』(大阪)
『深夜高速』(那須)
『水槽にて、呼吸する』(鶴川)

なんと、4作品も上映して頂けました……!
ありがたや……

受賞は48hfp osaka の観客賞3位のみ。

なんとも悔しい結果で、
当日のTwitter……ポストは荒れてましたけど、

1年前、悔しさから始まって、また悔しさを知った
鶴川の帰りに終電の新幹線で、席がなくて立ちながら
悔しさに震えて打った文字。

しかしながら、
この1年、死ぬほど濃かったです。

鶴川の時に、やお80映画祭でグランプリを獲った沖田監督が、私に

『めっちゃ濃かったやろ!?この1年間!』

と言ってくださって、本当に今思えば、
メルカリニートの時とは比べ物のにならないくらいの、濃密な1年を過ごさせて頂きました。

あの頃、マジで情熱を傾ける先がわからなくて、
メルカリしかやることなくて、腐ってたけど、

映画を撮るようになって、
金が必要なので、バイトも頑張るようになったら、
何故かバイト先で仕事がめちゃくちゃ出来る人みたいな感じにもなり……
(いや、バイトも色んなのやってるので、場所によっては、ポンコツの所もあるけど)

ニート時代には、ありえなかったような感じの扱いを受けてます。社会から。

しかし、本人の中身は全然変わってないです。
ニートしてる時も、別に今と同じような悩み抱えてたし、それなりに何か頑張りたいなと思ってたし、必死に生きてました。昔も今も。

メルカリニート時代。
メルカリの売上金で、宣材写真を撮る。
頑張ってオーディション受けてたけど、
受からんくて心が死んでる。
2023年現在。
人の輪の中にいます。
今だに監督してるのが、不思議だ……
どうやって毎回撮ってるんだ???


まぁ、先のことなんてわからないし、
正直いつまで映画撮ってるか、わからんので、
この先もどうなるかは知らんけど、創作はし続けたいと思ってます。

そして今年1年本当に頑張って良かったなーと思ってます。

正直いまだに悩みありますよ!

親が老化してきたな!辛い!とか
もうすぐ30歳やな!どうしよ!フリーター!
いつなったら、毎月の督促状とのラットレースを終えられるのかな!?!?

出典:私の心の声

とかとかとかとか。

悩みなんて尽きないでしょ。

新しい悩みも生まれつつ、
だって私まだ映画祭行っても受賞あんま出来てないし!!!!

私も受賞したい!!!!!!!!!!
新幹線代を!!!取り戻せ!!!!
今まで掛けたもの全部!!!!!!!!!

まだまだ目標も生まれつつ。

映画をいつも作るような相手とか見つかってないし!!!
毎回、新しくメンバー見つけて!撮影して!
解散!また新しくはじめまして!コンニチワ!よろしゅーたのんます!!!!!!

ってのを、この!コミュ障で!人嫌いが!
なんとか喰らいつくようにやってます!!!!

生きるって辛いな!!!

今だに辛い!
別に何も救われてないです!!!!

しかし、働けるようにはなった!!!
社会に参加するようになった!!!!

それでええだろ!!!!

28歳!独身!人間の友達は今増やしてる!
タコ次郎🐙が親友!!!!

今日も頑張って、心臓ドコドコドコ奏でる!!
ファンファーレが鳴り響くぞ!ロッキー!!
俺は、私は生きてるぞ!!!!!

2023年ありがとうございました!
関わってくださった方、皆様に本当に感謝してます!
2024年も走るぞ!
色んな人に、お世話になった人に恩返しするぞ!


世界はラブ!人生はサイコー!


西尾友希でした。


2023.12.31 大晦日

タコ次郎🐙のエサ代にします。 それか映画制作費にします。