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【COOL】多拠点生活のケの日


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多拠点生活での”ととのう”とは?
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僕は今、
月4.4万円の全国住み放題のサービス
ADDressを利用して多拠点生活をしている。

これまで日本全国55拠点以上に滞在した。

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【ADDressとは?】
月額4.4万円で全国の契約施設にどこでも住み放題のサービス。電気代やガス料金、水道代、ネット回線料金が含まれており、敷金・礼金・保証金などの初期費用も必要ない。拠点は、東京・大阪・北海道や神奈川県の鎌倉、静岡県南伊豆、鳥取、徳島、大分……と全国各所に200か所以上展開していて、都内に拠点が用意されている。これら各拠点の個室を自由に利用することができる。

家を持たない多拠点生活を始めてもうすぐ2年。

最近、多拠点生活で
「ととのう」という体験をした。

サウナでの「ととのう」のように
多拠点生活もある3つのステップをたどると
ある種の多幸感に満ちた状態になるのだ。

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ととのうとは?
サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことにより、心身ともに整った状態を指す。サウナハイ、サウナトランスともいわれ、瞑想効果や心身のバランス調整に効果的。
https://www.yukaisoukai.com/chi/sauna-totonou/


この3つのステップは
どういったものなのか?

またステップをたどる事で
どういった気持ちになるのか?

11月末まで隔週でnoteにまとめていく。

今日は2ステップ目「向き合う」のお話。
1ステップ目「出会う」はこちら


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多拠点生活は決して華やかなものだけではない
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“ 多拠点生活 “と聞くと

「地域の方といつも交流してそう」
「毎日新しい人と出逢ってそう」
「その土地の美味しいものをいつも食べてそう」

と華やかな印象を抱くかもしれないが
いつもあるわけではない。

これは多拠点生活の“ハレの日”にあたる。

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確かに行く先々の拠点で
毎日新しい人と会うけれども

互いに仕事など、
それぞれ予定があり
挨拶程度に終わってしまって、
ゆっくり話せないことはよくある。

またご飯についても
毎日ご当地グルメを食べに行っていたら
身体もお財布も破綻する(笑)

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もちろん初めて行く土地なら
ご当地グルメを食べに行くことはあるけど
基本は自炊することが多い。

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そもそも毎日が非日常だと
息切れしてしまうのが実情だ。

なので意識的に行動しない限りは
毎日が”ハレの日”になることはない。

では多拠点生活での“ケの日”って
どんな暮らしなのか?


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多拠点生活の”ケの日”とは?
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多拠点生活のケの日とは、“1人の時間”だ。

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新しい人やその土地の文化と出逢う時間よりも
1人の時間の方が圧倒的な割合を占める。

例えば移動時間。

拠点の移動が増えるほど
拠点間の移動時間が長いほど
当然ながら1人の時間も増える。

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ちなみに先日、
和歌山県熊野から静岡県沼津市に移動したのだが
6時間半もの車移動は1人だった。

一方、各拠点に足を運んでも
平日はフルタイムで働いているから
個室に籠って仕事をしていることが多い。

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1日滞在していて、
誰ともリアルに会わない時だって当然あるくらい。

なので基本は1人になってしまう。

つまり孤独なわけだ。

ただ、この孤独が重要なポイントとなる。

孤独の確保が多拠点生活では必須

多拠点生活のハレの日は、
人をある種の興奮状態にさせてしまい
楽しみすぎちゃって
自分の心や身体のサインに
気づけない時がよくある。

そして
自分の普段の暮らしでは
決して出会うことのない
価値観や人生観に多く触れられるからこそ

「自分は何がしたいんだろう。」
「これからどう生きたいんだろう」

と“自分”というものが何なのかを
考えたくなる時がくる。

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静岡市 用宗みなと温泉

そんな時のひとりになれて
時間的な余白のある孤独の時間は
自分の気持ちや考えも
クールダウンさせてくれる。

僕が多拠点生活を楽しみながら
長く続けられているのは
この孤独の確保をしているからだ。


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僕の孤独の確保の仕方
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僕にとってのケの日
つまり、“孤独の確保”は京都での暮らしだ。

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2ヶ月に1回程度、
最低1週間以上は、
京都に滞在するようにしている

京都の時間は
余程の事が無い限り人と会わない。
1人になり続ける。

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新風館1F This is SHIZEN

言い方悪いけれども
会話したいと思う時でないと
基本は会話しない。
ひたすら自分のやりたいことをする。

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毎日、
好きな銭湯巡りをして
サウナを楽しみ

食べたいものを食べ、
行きたい場所に行く。

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四条烏丸 INDIA GATE

京都はシェアサイクルが充実していて
行きたいところは大方、自転車でいけてしまう街。

そして京都の街は活きている。

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七条 しづや

お店の移り変わりが激しくて
ただ何とかなくチャリを走らせているだけなのに
行きたくなるようなお店がいくつも発見できる。

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四条河原町 ミリネヤンコプチャン

仕事に関しても
コワーキングで仕事をすることもあれば
拠点の個室で仕事したり
あるいはホテルのロビーで仕事したりと
仕事場も思うままに選択している。

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烏丸御池 Ace Hotel

これでもか!と1人になる時間を持つ。

そうすると、

「自分はなんであの時嬉しかったんだろう」

楽しかったハレの日を
自分で客観視して振り返れるようになる

「あの出会いは大切にしたいな」
「今度あの人が言っていた●●をしてみたいなぁ」

孤独から解放されたくなると
自分が今、何を必要としているかが見えてくる。

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この時に浮かんでくるもの
「●●したい!」と思うものが
次の旅の目的と変化していく。

これが僕の多拠点生活のサイクルだ。

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次回、サウナでいうところの最終形態
“ととのう”にあたる部分を
記していきたいと思う。


■ 多拠点生活での「ととのった―!」 ■

2021.10.05 多拠点生活での ” ととのう ”とは?
2021.10.19 【HOT / 出会う】ワクワクする新しい発見がある暮らし
2021.11.10 【COOL / 向き合う】多拠点生活のケの日
2021.11.16 【ととのう】時間と場所を越える繋がり



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