「もうママやめたい!」子育てが辛かった私が、子育てが楽になったとっておきの言葉とは?
こんにちは。永山由記(ゆうき)です。
子育てのイメージはどちらかというと
辛いとか楽しめないとか
ネガティブなイメージがある方も
少なくないように思います。
でも私は、子育てに対して
プラスのイメージを持っていて
ある魔法のことばを知ったことで
“子育てを通して人生が変わった!!”と思えるほど
子育てに魅力を感じています。
この方法を知って頂くと
もしかしたら今、子育てが辛いと感じている方も
子育てが楽しめるヒントになるかもしれません。
「もうママやめたい!」子育てが辛かった私が、子育てが楽になったとっておきの言葉とは?
最後までお付き合いいただければ幸いです。
子どもが可愛いと思えない…でもこのままじゃ子どもの人生を台無しにしてしまう!と葛藤する日々
長女2歳、長男0歳。
長男の出産を機に、10年勤めた会社を退職し
専業主婦をしている私。
夫は仕事に趣味に忙しく、家を空けがち。
ほぼ母子家庭状態の我が家。
仕事を退職して
専業主婦として、子どもたちと幸せで穏やかな日々・・・
そんな理想を描いていたけれど
実際は、毎日が障害物競走のよう。
よーいドン!で朝がスタートして
ただひたすらハードルを越えていく毎日。
専業主婦である私の仕事は家事と育児だから
そこに全力をかけなければ!!
できることは、とにかくすべて自分ひとりでこなす。
だけど・・・
24時間、自宅に親子3人でいると悶々としてしまい
イライラと自己嫌悪の繰り返し。
子どもに対して、怒鳴ったり手を出してしまいそうで・・・。
だけど、それだけはやってはいけないと
毎日のように、朝から夕方まで
子育て支援センターや親子サークルを
転々とする日々。
そして、子どもと上手に接している他のお母さんを見ては
自分は全然できていない・・・と落ち込む。
おまけに、仕事を退職したものだから
まるで私たち親子だけが社会から切り離されて
宙に浮いているような気がして・・・。
私は社会の何の役にも立ってないし、存在価値もない・・・。
それでも理想のお母さんになろうと
子どもたちを一人前に育て上げなければと
毎日必死になってやっているのに
長男が生まれ
赤ちゃん返り真っ最中の2歳の長女に対して
イライラが抑えきれない。
明日、この子がいなくなっても、私は何とも思わないかもしれない・・・。
そう思う一方で
こんな母親では、子どもの人生を台無しにしてしまう
私のような自己肯定感の低い子どもになってしまう
という危機感だけが募っていくのでした。
アドラー心理学に出会い、子どもに自信をつける勇気づけの子育てを知る
そんなときにであったのが
アドラー心理学をベースとした
「勇気づけの子育て」
子どもを褒めることもなく、叱ることもなく
「勇気づける」ことで
自信のある子どもに育つ、というもの。
大丈夫、長女はまだ3歳になったばかりだから
これから子育て挽回していくぞ~~~!!
勇気づけを実践すればするほど、うまくできない自分に落ち込み、子どもの笑顔もなくなっていく
さっそく、本で読んだ通りに
勇気づけを実践!
だけど、娘からは教科書通りの反応が返ってこない。
おかしいな・・・。
焦る気持ちを抑え
必死で笑顔と穏やかな声で
「勇気づけ」の言葉攻めをする私。
それでも、なんの反応もない娘に対して
次第にイライラが募り、結局は爆発。
こんなことの繰り返しで
結局は自己嫌悪の無限ループへ・・・。
ますます長女が可愛くなくなり
ついに、長女の顔からは笑顔が消えてしまいました。
子どもの自信=親の自信?!変わるべきは自分自身だった!
そんなときに、マインドフルネスの師匠に出会う。
わたし「子どもに自信をつけたくて
アドラー心理学の「勇気づけの子育て」を実践してみているんですけど
全然上手く言葉がけできなくて
もう私は何やってもダメだって八方ふさがりなんです・・・。」
マインドフルネスの師匠「子どもに自信をつけたいならね。
まずはお母さん、あなたが変わって自分を大切にしていかなきゃね。」
わたし「えっ。私が変わる??」
マインドフルネスの師匠「そうそう。子どもとお母さんは、目に見えないパイプで繋がってるんですよ。
お子さんの自信=お母さんの自信ですよ。」
師匠が言うには
どんなにいい声掛けをしていても
お母さんが自分にNGを出していると
子どもも同じように自信のない子どもに育つそうです。
逆に、多少言葉かけが雑でも
お母さんが自分に対してオッケーを出していれば
子どもも自然と自信のある子に育つというのです。
「勇気づけの子育て」って
子育てにおける必殺技なのかと思っていたけれど
そんなものじゃないみたい・・・。
自分大切にし、変えていくために必要なのは“自分を知ること”
しかしここで、問題が発生。
自分を大切にするって・・・何?
親を大事にしなさいとか
友だちに優しくしなさいとか
そんなことは昔から言われていたけど
「自分を大切にしてね」
これまでの人生において
そんなことを言われたことがなかった私は、パニックに。
ひとまず、思い切って子ども2人を一時保育に預けて
ずっと行けてなかったランチに行ってみたり
髪を切っておしゃれをしてみたり。
そのときは一時的に気分が満たされるのだけれど
家に帰れば、また同じ日常にイライラ。
結局また引き戻されてしまう・・・。
わたし「師匠!自分を大切にすることがわかりません!!泣」
マインドフルネスの師匠「自分大切にするってことはね、“自分を知ること”ですよ。」
そっか・・・。
そういえば、忙しい日々の中で
毎日毎日、子ども優先で
自分を顧みることなんてなくて。
自分がなにが好きで、なにが嫌いか
なにがしたくて、なにをしたくないか
すっかり忘れちゃってたなあ・・・。
自分を知り、大切にしていくための魔法の言葉
マインドフルネスを活用した
自分を知り、自分を大切にする方法とは・・・。
マインドフルネスの師匠「自分の中に湧き上がってきた感情に対して
いいも悪いも判断せず、ただただ俯瞰し、感じ切ります。
たとえそれがネガティブな感情だったとしても
自分を責めたり否定することなく
ただただ、感じきってくださいね。」
わたし「そっかあー。
今までネガティブな感情には
蓋をしたり、自分を責めたりしていました。」
マインドフルネスの師匠「そうでしょうね。
でね、感じ切った後は
なぜ、そう感じたのか?考えてみてくださいね。」
なぜそう感じたか・・・。
表面的には、娘に対する怒りという形で出たけれど
自分に対する情けなさとか
自分の子育てで、子どもの将来が不安とか
孤独な育児が寂しい・・・
そんな感情があったなあ。
そして最後に・・・魔法の言葉をかける!!
「で、私は本当はどうしたいの?どうしたらこの問題を解決できるかな?」
だけど、これまで自分の思いに蓋をし続けてきた私には
なかなか答えがでない。
いつも子どもや他人を優先して
自分のことを後回しにしてきたから
上っ面の答えばかりが出てきて
自分の本当の思い、本音にたどり着けない・・・。
マインドフルネスの師匠「そんな小さな違和感を感じたら
それすらも大切にして、あと3回、自分に「どうしたいの?」と問いかけてあげてみてくださいね。」
すると私の本当の想いがでてきたのです。
周りの人に上手く頼ることができずに
自分ひとりで子育てを背負ってきたけれど
主人や両親の力をもっと借りたい!
専業主婦は保育園を利用しちゃいけないと思っていたけれど
一時保育などを利用して、子どもから離れる時間を作りたい!
いつも子どもが優先で自分のことを後回しにしてきたから
自分の成長のために好きなことを学びたい!
家事育児で忙しく、自分を顧みる時間がないから
自分とゆっくり向き合う時間を作りたい!
マインドフルネスの師匠「そしたら、どうしたらこの問題を解決できるかを考えていきましょうね。」
「どうしたい?」で本音を探り
「じゃあ、どうしたらいい?」で解決策を探す。
この丁寧な自問自答こそが
自分を大切にする第一歩だと、私は感じています。
子どもも私も笑顔が増え、家族全員が私の夢を応援してくれている
子ども、特に赤ちゃんや小さい子どもがいると
自分のタイミングで寝たり、起きたりできないし
自分のタイミングで食べたり
自分のタイミングでお風呂に入ったり
自分のタイミングでお茶を飲んだり・・・
そんな、当たり前の欲求が満たされないので
心のコップは空っぽになりがち。
だからこそ、私はこの魔法の言葉を繰り返してきたことによって
自分を大切にし、満たしていけるようになり
自分がなにが好きで、なにが嫌いか
なにがしたくて、なにをしたくないかを思い出し
将来に対して夢も希望もなかった私が
今、「やりたいこと」を見つけ
夢に向かって歩き出しています。
そしてこの変化が
家族の中でも化学変化を生み
家族も自動的に幸せになっていったのです。
パートナーシップも良好になり
夫も家事育児に積極的に関わってくれるようになってきました。
私が自信を少しずつ取り戻すのと同時進行で
こどもたちも生き生きと
自分のやりたいことをやるようになったな
笑顔が増えたな、と感じています。
やっぱり、子どもとお母さんは、目に見えないパイプで繋がってるんですね。
まとめ
「もうママやめたい!」子育てが辛かった私が、子育てが楽になったとっておきの言葉とは?
いかがでしたか?
今回のお話をまとめると
1.子育てで悩んでいたら、子どもを変えようとするのではなく
自分で自分を大切にし、変わることが必要である。
2.自分を大切にし、変えていくために必要なことは“自分を知ること”であり
そのためにマインドフルネスメソッドを活用する。
3.感情を俯瞰し、感じ切り
「じゃあどうしたい?」の言葉で自分を満たしていく。
一時は、本気で母親を辞めたいと思っていた私ですが
この魔法の言葉のおかけで
今ではお母さんになってよかった
こどもたちが本当に可愛い、と思えるようになりました。
そして、私を中心に家族に笑顔が増えてきたなあ、と感じています。
私の経験が
今、子育てが辛いと感じていらっしゃる方の
なにかのヒントになれたら嬉しいです。
宮崎から愛を込めて♡
永山由記(ゆうき)でした^^
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