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死ぬのが怖い…怖すぎる

死ぬは恐ろしいこと
死んだら天国に行きたい
地獄に行きたくない


人間は生まれた瞬間から寿命は刻一刻と減り続けている。
待ったなんてかからない
代謝が進み、変化し続けいずれ人間は死ぬ


いい行いをしたら天国に行く
悪い行いをしたら地獄に行く
ウソをついたら閻魔様に舌を抜かれる

小さい頃から祖父母、両親に口酸っぱく言われてきた言葉です。

誰も死んでみないことには死後の世界なんて分からない。
臨死体験をしたなどという話もあるが、
科学的には証明のなしようがない。


金縛りにって意識が朦朧とする中では
幻覚や幻聴、不思議な体験を伴いやすい。
UFOが来て宇宙人にさらわれたという類の話も
この金縛りが原因の一つではないかと言われている。


つまり、
我々が信じている天国地獄の概念
地縛霊や背後霊が存在するという概念
宇宙人、UFO、UMAが存在するという考え
占星術や手相、姓名占い、風水、タロットなどの類
言い伝えやジンクスなど

これらも科学的には検証しえない。
科学的に検証できないからといって、これらが
インチキだというつもりは毛頭ない。


この世の中には科学では説明がつかない事象が数多く存在する。
つまり科学的なものではないスピリチュアルな現象が
起こることは事実であり、起こってしまう以上は占いや
霊に関する知識などは必要不可欠であろう。


祖父母によく言われたジンクス(迷信)👇
朝の蜘蛛は縁起がいい
鏡が割れると不幸が起こる
雷が鳴ったらへそを隠せ
北枕で寝るのは不吉
夜に新しい靴をおろしてはいけない
霊柩車を見たら親指を隠せ
3人で写真を撮ると、真ん中位置の人が早死にする
夜に爪を切ったら親の死に目に会えない


などなど、国によって地域によってはもっとユニークな
迷信が伝わっているかもしれない。


これらをはじめ、昔から言い伝えのある迷信や知恵は
明らかにイカさまなものもあれば、実際によく見てみると
科学的にも根拠のあることも少なくない。


雷が鳴ったら積乱雲が近づいて大雨が降り
気温が下がって風邪を引きやすくなるからおへそを隠して
きちんと布団をかぶってねむるべき

夜に爪を切ったらいけないのは、昔は夜の灯りが乏しく
手元があまり見えない中で爪切りをすると怪我しやすいからジンクスが出来上がり、ケガする人を少なくしようとした、などの解釈が可能


ジンクスだけでなく、死後の世界の概念も本当かもしれないし
本当じゃないかもしれない。


ただ、皆が死後は無の世界で何もなく、
この世での行いは全く影響しないという説を信じてしまった場合、
この世では人殺しをしても盗みを働いてもこの世でしか裁かれず、
死んだ後は皆平等になるなどと思い込み凶悪犯罪が増える要因に
なるかもしれない。


幼いうちから良いことをして善行を積めば極楽に行ける
という定説を皆が信じることによってこの世の治安が保たれているのであれば光栄なことである。いい目的でジンクスや迷信が広がるのは大いに結構だと思う。それで皆が協調しあって世の均衡が保てるなら本望だ。


ただ悪い意味で迷信が普及するのは御免だ。
例えば迷信を信じるがあまり、家族喧嘩が起こり
友人を巻き込み世間を恨んで殺戮に走るなど。


また、迷信を信じるがあまり、不幸が続いて重なっていると
思い込んで何事もやる気がなくなり、全てを悪い方向に考えて
自殺に走ってしまうなど、迷信は死と生の表裏一体の特徴を持つ。

僕自身、小さい頃に読んだホラー漫画に書いてあった
20歳までにムラサキカガミ(紫鏡)という言葉を
忘れることが出来なければ死んでしまう
」という文章を見たとき、
震え上がった経験を持つ。


筆者は「忘れようとすればするほど忘れられない心理学性質」を使って
子供を怖がらせようとしたに違いない。


僕は臆病だったので数日間忘れようと一生懸命画策したが
結局脳裏に深く焼きついてしまって成人になった今でも覚えている。
恐怖と共に覚えた知識はこんなにも記憶に残るものかと
心底感心している(^▽^)/


簡単な例を示したが、世間ではもっと複雑な迷信が潜んでいる。
自分の両親が病死、祖父母が行方不明、親友が他界、
ペットが不審死、自分が病気にかかるなど
一連の身近な人の死が重なると何かスピリチュアル的な作用が働いているのではないかと疑ってしまうのも無理はない。


僕はそんな不幸には立ち会ったことが無いが、
そんな話もどこかではチラホラ聞く。

確かに何か神社で神様にいたずらをしたとか
仏さまに悪さをしたなどと明らかに罰が当たるような
心当たりがあるなら祈祷師や霊能者に依頼してもいいが、
心当たりがないならただの偶然に偶然が重なって
不幸が重なって見えたと考えるのが正しいと思う。


変に祟られたなどとマイナスに考えてしまうと
その後の自分に負の出来事が起こるのは必然ではないだろうか。
人は自分の思い込みで認識を歪めてしまう生き物。

試験に合格したら「あの時遊んで息抜きしたから合格できたんだ」
試験に不合格なら「あの時遊んだから合格できなかった…」


このように、
その人の結果次第で過去の行いや出来事を美化するか卑下するかが異なってくる。
自分の過去の認識はその後の自分の思い込み次第で変わってくる。


僕は宗教や迷信、ジンクス、幽霊などは全く信じてない部類に入る。
なぜなら信じて怖がってしまうと何も行動できなくなるから。

幽霊を心から信じている人なら暗い夜道を一人で歩けないだろう。
ジンクスを全て信じているなら周りの人間と波長が合わず仲間恥ずれに
なる可能性もある。日常生活が不通に遅れなくなることも…

一つのことを信じてしまうと他のことに手が回らなくなる。
他の人の意見を全て聞く前から排除してしまう。
要するに人とのコミュニケ―ション能力が格段に下がると思っている。

だから僕は特定のモノを信奉することはなく、自分自身のみを信じている。



一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

話を戻そう。

皆死ぬのが怖い
それは地獄というものを信じているからかもしれない。
小さい頃に耳にタコができるほど言われ続けた迷信が頭の片隅に残っているのかもしれない。何かのトラウマがあるかもしれない。

皆死ぬのは確実な事実。
ただ死んだ後の世界は誰にも分からない、死んでからのお楽しみ。
時には自分の死に際を考えて、やり残したこと、感謝を伝えきれてない人を思い浮かべるなどいい意味でその機会を利用していただきたい。


決して悪いようには利用してはいけない。
死ぬのが怖いからと言って、死んだら何もないからと言って
乱暴な人生を生きたり、他人に危害を加えるのは話が違う。

そんな悪事を働いている人は地獄の道が開き
閻魔様に厳しい判決を下される日がそう遠くないのかもしれない…





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