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アメリカ:シアトルで見た最先端の発達支援①街に受け入れられる「障がいを持つ人々」

1)大きく遅れをとる日本の発達支援・特別支援

 3年ぶりにアメリカに出かけ、「最先端の発達支援・特別支援」を見ることができる。
 おそらく官公庁の視察では見ることができない「リアルなアメリカ」を見ることができるのは日本でもそう多くはないだろう。
 やはり今回も
「圧倒的な敗北感」
に打ちのめされて帰国した。
 なにもかもが違いすぎた。
 発達支援や教育ではないが、例えば「街のシステム」である。
 「現金で払っている人は、ほぼ見なかった」
 「多くのレストランではタブレットでのメニュー表すら消滅し、自分のスマホからQRコードでメニューを閲覧・注文し、決済も全てスマホで完結。レジすら置かれてない状況」
 「シアトルの街中ではTESLAが普通車のごとく走りまくる」
 「歳をとった人も平然とスマホでデジタル決済などを使いこなしている」
 この国で育って子供たちと、私たちの子供たちが、いずれ世界でまみえることを想像するとゾッとするものがあった。
 もちろん最先端のことだけではない。
 「障がい」をもった人の受け入れられ方も、大きな違いがあった。

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