![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145904910/rectangle_large_type_2_cab6842ebcc8353c807518cf57288303.jpeg?width=1200)
海外移住の日々のお金のこと〜エネルギーや食糧自給について想いを馳せてみる(ポルトガル暮らし中です)
買い物からポルトガルの物価がわかる
コーヒーが安い(パステイシュ・ド・ナタとのセットで1.2ユーロとか)
肉が安い(大きな塊肉が3ユーロとか買える)
フルーツが激安(マンゴー、メロンとかも2、3ユーロくらい)
魚介が安い(近くのスーパーで、でかい生のタコが12ユーロくらいで売っていた)・お米が安い(1キロ1ユーロ台からある。欧州で最も米の消費量が高いから?)・生ビールが約1ユーロ〜で飲める(リスボンなど観光地除く。ちなみにsuperbock派です)
ワインがボトルで1ユーロ台から買える(かなりおいしい)
水が安い(安いのだと6リッターで0.8ユーロ)
高速道路料金がちょっと割安(こないだ走ったら高速道路約150キロ距離区間で12.95ユーロでした)
一方で、
ガソリン代が高い(ディーゼル車でも1リッター265円!) と感じる
日々の買い物が全般がなんとなく高いと感じる
ただ、これらは円安の影響で、そう「感じているだけ」であって、欧州の他の国と比べたら、だいたいが安いレベルだと思います。感覚的には日本と同等くらい、でも、めちゃくちゃ安いものがある、というのが個人的な印象です。
興味深い、ポルトガルの食糧とエネルギーの自給率
ポルトガルの食糧自給率は日本と同レベルの約28%。ただ、陸続きのこの国と、周りを海に囲まれている日本とでは比べることはできないし、また食糧に関しては、ポルトガルの場合はEUの域内ということで、野菜も肉も輸入しても関税がかからないので、欧州全体で見る必要があります。
エネルギーも興味深いです。ある月の光熱費は、
水道代約25ユーロ
電気代約43ユーロ
ガス約15ユーロくらい?(うちは田舎なので、ガスボンベをガソリンスタンド買ってきてて、それが大体35ユーロだったかな?2、3ヶ月持つのでたぶんこのくらい)
ポルトガルのエネルギーは、まだ大半が輸入した化石燃料由来のものです(急速に自然エネルギーへのシフトを図っていますが)。その中でガスについてはナイジェリアからの輸入。ロシアからのガスに頼っていないため、欧州の中では抱える事情が異なっているみたい(つまりはウクライナ危機に影響されなかったり、ノルウェーのガス減産に対しても強かったり)。
暮らしの一端から考える、世界のこと。おもしろいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?