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海外移住の日々のお金のこと〜エネルギーや食糧自給について想いを馳せてみる(ポルトガル暮らし中です)

買い物からポルトガルの物価がわかる

  • コーヒーが安い(パステイシュ・ド・ナタとのセットで1.2ユーロとか)

  • 肉が安い(大きな塊肉が3ユーロとか買える)

  • フルーツが激安(マンゴー、メロンとかも2、3ユーロくらい)

  • 魚介が安い(近くのスーパーで、でかい生のタコが12ユーロくらいで売っていた)・お米が安い(1キロ1ユーロ台からある。欧州で最も米の消費量が高いから?)・生ビールが約1ユーロ〜で飲める(リスボンなど観光地除く。ちなみにsuperbock派です)

  • ワインがボトルで1ユーロ台から買える(かなりおいしい)

  • 水が安い(安いのだと6リッターで0.8ユーロ)

  • 高速道路料金がちょっと割安(こないだ走ったら高速道路約150キロ距離区間で12.95ユーロでした)

一方で、

  • ガソリン代が高い(ディーゼル車でも1リッター265円!) と感じる

  • 日々の買い物が全般がなんとなく高いと感じる

ただ、これらは円安の影響で、そう「感じているだけ」であって、欧州の他の国と比べたら、だいたいが安いレベルだと思います。感覚的には日本と同等くらい、でも、めちゃくちゃ安いものがある、というのが個人的な印象です。

興味深い、ポルトガルの食糧とエネルギーの自給率

ポルトガルの食糧自給率は日本と同レベルの約28%。ただ、陸続きのこの国と、周りを海に囲まれている日本とでは比べることはできないし、また食糧に関しては、ポルトガルの場合はEUの域内ということで、野菜も肉も輸入しても関税がかからないので、欧州全体で見る必要があります

  • エネルギーも興味深いです。ある月の光熱費は、

  • 水道代約25ユーロ

  • 電気代約43ユーロ

  • ガス約15ユーロくらい?(うちは田舎なので、ガスボンベをガソリンスタンド買ってきてて、それが大体35ユーロだったかな?2、3ヶ月持つのでたぶんこのくらい)

ポルトガルのエネルギーは、まだ大半が輸入した化石燃料由来のものです(急速に自然エネルギーへのシフトを図っていますが)。その中でガスについてはナイジェリアからの輸入。ロシアからのガスに頼っていないため、欧州の中では抱える事情が異なっているみたい(つまりはウクライナ危機に影響されなかったり、ノルウェーのガス減産に対しても強かったり)。

暮らしの一端から考える、世界のこと。おもしろいです。

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