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私の新卒最初の三年間を支えた楽曲7選(後編)

こんにちは。
ゆきふるです。

先日近所を散歩していたところ、桜が少しばかり咲いていました。
一本の木に吸い寄せられるように群がって、カメラやスマホを構える人々を見ていると、桜のスター性がそこに表れているようでした。
あ、私もその群衆の一人なのですが。

🌸 🌸 🌸

さて、今日は前回に引き続き、私が2021年3月に大学を卒業してから、つまり新卒からの3年間、この曲に支えられてきた...!という楽曲をご紹介していきます。

本記事では、全7曲のうち前回ご紹介しきれなかった残りの4曲について、どどんとお話したいと思います。

もしよろしければ、「私の新卒最初の三年間を支えた楽曲7選(前編)」も併せてご覧ください。

それでは早速、4曲目のご紹介です。

④『風の日』/ELLEGARDEN

  • 特に支えられた時期 : 3年目前半

  • 私にとってこんな曲 :
    上手くいかない時に励ましてくれる曲

以前も別の記事で大切な曲としてご紹介したこの楽曲。
その時も書きましたが、母親から紹介された曲なんですよね。

生きていれば、晴れて穏やかな日もあれば、風が強く吹き荒れる日もあります。

上手くいかないことがあるのは当然であって、立ち上がってまたやり直せばいい。

そんなメッセージが心に刺さります。

雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えてるのは当たり前だろ

次の日には忘れて
風の日には飛ぼうとしてみる

風の日/ELLEGARDEN

私にとって社会人3年目、特にその前半は、正直思い出したくもないくらい辛いことがいくつもありました。

仕事で上手くいかなくて自分が嫌になったり、人間関係でいままでに経験したことがないトラブルがあったり。

『風の日』の歌詞は、メタファーとストレートな表現が心地よく織り込まれ、落ち込んでいる自分すらも肯定できるくらい、納得感のある言葉として、私の中でスッと消化されていきます。


⑤ 『The Everglow』/SHE'S

  • 特に支えられた時期 : 3年目後半

  • 私にとってこんな曲 :
    変わりゆくものへの切なさと、変わらないものへの感謝が詰まった曲

SHE'Sの『The Everglow』。
大学生の頃からたくさん聴いてきた、私にとって大切な曲の1つです。

ただここへ来て、20代も折り返し、社会人歴も重ねてきた今になって改めて、グサグサと刺さりまくっています
聴きながらボロボロ涙が出てきます。
そしてこれはおそらく、歳を重ねるごとに攻撃力を増す曲ですね。。

歳を取れば、変わっていくものは当然あって、むしろ変わらないものの方が少ないのでしょう。

そんな中で、変わらず関わってくれる人もいて、そして自分の中にも昔から変わらない習慣や価値観があって
その大事さが身に沁みます。安心感なのでしょうか。

記事を書くにあたってまた聞き返しているのですが、またしても涙が出てきました。。

あの頃と変わらないものはない
なんて言えないけど

今も色褪せないものは
まだこんなにもあるよ

何も消えちゃいないよ

The Everglow/SHE'S

⑥『旅路』/藤井風

  • 特に支えられた時期 : 1年目前半

  • 私にとってこんな曲 :
    時の流れに趣を感じられる曲

社会人ライフがスタートし、絶賛社会の波に飲み込まれながら聴いていたのが、藤井風の『旅路』。

約3年前、、懐かしいなあ。

当時、学生ライフが終わり、戻れない長い長い旅が始まったんだなと、少し寂しいような気持ちも残して生きていました。

そんな中、『旅路』は、その長い旅の中で、これから本当にいろんなことが起こっていくんだろうなと、未来に目を向けるスイッチを押してくれました。

さらに、この曲を聴いていると、今に対しても目が向きます。

下に歌詞を引用させていただいてますが、未来から見たら、今も過去なわけで。

いつか、今日を懐かしんで愛しく思えるような、そんな今を過ごしたいな、と思えるんです。

僕らはまだ先の長い旅の中で
何かを愛したり忘れたり 
色々あるけど

あーあ
いつの間にかこの日さえも懐かしんで
全てを笑うだろう 
全てを愛すだろう

旅路/藤井風

⑦ 『シネマ』/Ayase

  • 特に支えられた時期 : 2年目後半

  • 私にとってこんな曲 :
    自分はこんなもんじゃない!と奮い立たせてくれる曲

最後にご紹介するのは、Ayaseの『シネマ』。
この曲は、ちょうど1年前に聴きまくっておりました。

誰もが突然に始まった
デタラメなシナリオの上で
何かを演じるの?
誰かを演じるの?
そんなわけがないだろ

シネマ/Ayase

1年前の私は、上記の歌詞にもある通り、突然に、つまりは外発的に始められた世界のシナリオに沿って、誰もが何かを演じさせられているような、そんな感覚を持っていました。

そんなわけがない!

と言ってくれていて、最初にこの曲を聴いた時に本当にスカッとしたのを今でも覚えています。

またタイトルもシンプルで超コモンなワードながら、すごく好みなんですよね。
わかりやすいですし、シネマというアイコンをそういう使い方するのか、と。

誰かが作った映画のシナリオではなくて(そんなのはデタラメであって)、自分で自分の映画のシナリオを描いていくんだ!

と奮い立たせてくれます。

もしかしたら、そんな全力の抵抗も、誰かによって仕組まれたシナリオ通りの思考、行動なのかもしれませんが、、、なんちゃって。



ということで、2記事にまたがるボリューミーな内容になってしまいましたが、思いの丈を書き切りました。
みなさんの好きな楽曲はありましたでしょうか。

  • 春から社会人になる方

  • 私のように新卒から数年、社会に揉まれて葛藤してきた方

  • もっと先を歩いていて、私たちの葛藤を見守ってくれているような方


いろんな人の人生を想像しながら、少しでも共感や新しい発見になればという気持ちで、書いてみました。

🎵 ✏️ 🎵 ✏️

人生、音楽なしに生きていくことなんて到底できないなと、この記事を書いている中で改めて思いました。
今回7曲と決めて厳選しましたが、ご紹介しきれなかった曲がたくさんあります。

音楽って本当にすごいです。。

そして、ありがたいことに私もこうして文章で言葉を届けることができているので、誰かの心に残るような、そんな文章を自分なりに紡いでいきたいなと思っています。

今後も私の感性で文章を書いて参りますので、また遊びにきてくれたら嬉しいです。

では、また。

▼前編はこちら

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